考えることが多くて壊れた。
考え過ぎて何も導けないのに、
時間だけが過ぎて行く。
でも、今、決断しなくちゃいけないんですっ!
46歳の葛藤。
46歳の妊活。
昨日、絶望的なブログに、
反響ありがとうございます。
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絶望感46歳の妊活。(日米妊活事情の落とし穴)
現実を知る。 絶望を味わう。 これは、時に必要なことかもしれない。 44歳から始まった妊活も、 45歳で体外受精デビ ...
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人生って、つくづくタイミングとか
ご縁のモノだと思います。
今、起こっていることは、全て必然で。
夕べは、多分、精神的にピークだった。
大きな決断を下さなくちゃいけないからだ。
最終的に導いた決断は、
自分にとって良かったか悪かったかは、
誰にも分からない。
そして、その決断を苦し紛れの中、
自分の体とガッツに従って今朝、下しました。
心身共に疲れていたのかな、
珍しく、アメリカの浅いバスタブを洗って、
お湯を張り、
アメリカでは不妊クリニックが推奨していないお風呂に浸かった。
(卵巣も精巣も温め過ぎを推奨しないアメリカ。
さすがシャワー王国である。)
どんなに体を沈めても、
バスタブが浅いので膝と肩が、お湯から顔を出すが、
なんか、体内の不安とか毒素が吐き出されたようだ。
よっぽど疲れてたんだな自分。
何があったのかと言うと、
今週は、初の受精卵凍結から始まって、
超高齢出産の希望と絶望を味わい、
黄体期にもかかわらず卵胞を育て、
同周期2度目の採卵に向けて準備、
これに加えて、フルタイムで働き、
NYこりんごラジオの収録と編集、
ですので、心身共に激しい週だったわけね。
月曜日に先週採卵した卵胞が受精して3日で凍結出来たと連絡があり、
翌日は、直ぐに2回目の採卵に向けてモニタリンク。
さぁ、卵胞の2次群は、どこまで成長しているか?
卵胞は、左に16.5mmと8mm以下x2で3つ
右は10.5mmと5mm。
この16.5mmと10.5mmが、
上手く育って2つ採卵出来れば万々歳である。
ソノグラム技師から、16.5mmだけが一人で成長しないように、排卵を抑える薬をあげると言われたが、
先週使ったGanirelix も同じ効果があるから、
それで対応すればいいと言われた。
「あとは、ドクターとナースから指示が出るから、
それに従って下さい。」
と言われたが、結局、Ganirelix を使う指示は出ずに、
クロミッドを追加で2錠飲み、
翌日もモニタリングに来いとの事だった。
え、また明日も?
もう少し成長待っても良くない?
先週から、ほぼ毎日モニタリングだよな。😓
あ、クリニックのおやつ報告忘れたけれど、
今週は、またパウンドケーキ続きで、
こちら火曜日、
こちら水曜日
代わり映えしないから、
写真わざわざ撮らんでも、
使い回しでもよくね?
時間帯で、おやつの量が変わる、
ことを伝えたくて。
(そんなん伝えんでええって。)
Anyway、
血液検査を済ませ、
さぁ、ソノグラム検診。
ドアがノックされ、いつものように超音波技師さんが入って来たと思いきや、
えっ?!?!?
「ハロー、
今日は、ドクターLが超音波を見るよ。
ハッハッハ。」
ハッハッハの意味は分からんが、
なんと、ここのクリニックの院長セレブドクターZがやって来て、
そのあと我がドクターLがついて来た。
Wow、今日はドクターがソノグラムを見てくれるって言うではないか!
しかし、セレブドクターは、
一体何しに来たにか?
挨拶だけして出て行った。
MyLoveの香港俳優風ドクターLが、
「さぁ、卵胞のチェックするよ。
成長してるね〜
24mmだよ。」
えっ、24mm?!
((((;゚Д゚)))))))
昨日、16mmだったのに、
卵胞って1日1〜2mmで成長するものなのに、
一気に8mmも大きくなることってあり得るのか?
「明日、この子を僕が採卵するから。」
「先生、1個だけですか?」
「他は、 11mmと10mmだからね〜
24mmだけかな〜。」
「あの1日で一気に育っちゃうことあるんですか?」
「卵胞はバルーンみたいなもんだから、
風船を膨らませて、大きくなり過ぎたら破裂しちゃうんだよ。
だから、採卵まではヨガとか腹筋とか、
お腹にチカラの入ることは避けてね。
セッ⭐️スもダメだよ〜。」
香港俳優風スマイル炸裂で説明してくれるが、
アタシの質問と、ドクターの答え、
ズレてるんですけど?
一気に卵胞が8mmも成長することってあるのか聞いているのに、
大きい卵胞の危険性を答えられて、
意思疎通出来てねぇ〜。😅
「今夜トリガーショット打って、
金曜日にワタシが採卵しましよ!」
2回目の採卵でも2個取れたらありがたいけど、
どうやら、24mmの1個狙いらしい。
この処置は、$2100(23万円弱)なり。
もう46歳だから、1個でも無駄には出来ない!
だからお金かかっても、2度目の採卵はするつもりでいた。
しかし、
人生は、毎回、決断の連続だよね。
自分が決断は下すものだけど、
その時出会った人や情報で、
その決断が変わったりする。
昨日の絶望的ブログで話していた、
日本の妊活アドバイザーの先生から、
なんと再び返信が来ていた。
「今日のブログ読みましたよ。」
ゲッ!😱
まさかアタシのブログなんか、目に留めてもらえると思っていなかったので、
ヤバイ、なんか変なこと書いちゃったか?
(いつもストレートに変なブログ書いてるから、隠し切れないけど。)
また先生のメッセージをドキドキ、
今回は、イタズラがバレて職員室に呼ばれる小5の気分でヒヤヒヤだった。
「こりんごさん、
ブログ内に妊娠するって言葉が沢山並びますが、
違います。
出産です。」
来たぁぁぁ〜!
もう、この名言、これまでの中途半端な目指せ妊娠のゴール設定の低い自分を叩き斬られた感じ!
「私は出産を軸に話をしています。
生児獲得って知っていますか?
元気な赤ちゃんを産めた人という意味です。
この言葉の重みを感じてほしいのです。
出産してこそです!」
この言葉に、ガツンと来たよねっ!
先生のメッセージには、
お忙しいにもかかわらず、
丁寧に先生の本当の持論と、
妊活の現状が丁寧に書かれてあった。
先生のところでも、46歳でも妊娠だけならする人はいれど、
出産出来ず流産に苦しむ人が多いそうで、
不妊治療クリニックも、
妊娠をさせることがゴールで、
その後の出産には関係していない。
しかし、先生は、妊娠から出産までクライアントさんに寄り添うのです。
前回、ブログで、46歳周辺の女性たちの対応をするつもりはありませんと、
文面だけでは、46歳のアタシは切り捨てられたような思いだったが、
妊娠から出産まで導く先生にとっては、
over 45 の流産率の高さに、疲れ果ててしまったそう。
続けて先生は言う。
「治療ありきではなく、まずは自然妊娠を狙う。
それが自然な生殖だと私は思います。」
確かにね、医学が発達した中で、
不妊治療の領域も目覚ましい進歩を遂げているが、
私たちは、限られた時間を生きる生命体で、
限界というものが必ずある。
生まれて、死ぬ。
これは全ての生命体に与えられた定めで、
卵巣だけじゃなく、他の臓器だって、
年齢と共に衰えるものである。
なんか、マジ考え直させられた。
付け加えて先生は、こうも言っていた。
「卵子凍結しておけば何とかなる、
とは思わないで欲しい。
卵子を解凍して受精し分割できるかなんてわからない。
体外受精もある年齢を超えるとグンと成功率が低くなる。」
これは、確かに仰る通りで、
ここはキチンと理解した上で、
それでも、アタシは卵子凍結を勧める!
今、若い世代でも不妊が広がっていて、
確かに卵子凍結したから絶対に受精する確証はない、
ただ、そんな若いのに受精しないって、
受精させなきゃ卵子の質は分からなくて、
そこに老化が加わったらもう皆無である。
卵子凍結出来るリミットだってある。
そして、若いと思っていても、
若年性閉経も増えて来ていて、
いつ卵胞が尽きるかわからない!
卵胞がなくなったら、話しにならないのだ。
卵のある若い時代に出産するタイミングがあればいいが、
自分のライフプランや、
その時のパートナーとの関係で、
出産ピークに妊娠出来ない人は、
卵子凍結と言うチョイスを、リスクを踏まえて知っているということは、いいことだと思う。
自分は無知すぎて、
そんな情報を知らなかったから、
卵子凍結が出来るという情報をもっているだけで、
あとは自分がどうするか決めればいい。
だから卵子凍結というオプションがない日本では、
アタシみたいに卵子凍結なんて未知の世界って思って、
情報が届きづらいかも知れないんだけれど、
そう言う選択肢があることを、
自分の経験から、もっと発信して行きたい。
来週オンエアのNYこりんごラジオでは、
そんな卵子凍結の話しもしてるので、
お聞き逃しなく!
先生に喧嘩を売っているわけではないのだが、
発信者としては、それはどうしても伝えたいと思っている。
そして、こんなアタシに、お時間割いて、
返信して下さり、率直なご意見をして頂けたこと、本当に感謝のほかないっ!
そう、この先生からのメッセージで、
アタシのこれまでの妊活を振り返り、
これから自分が納得出来るまで、
どう進んで行こうか、
漠然としたヒントを与えてくれたのだ!
先生の名言を、みんなにもシェアするぞ。
「治療ありきではなく、
まずは自然妊娠を狙う。
それが自然な生殖だと私は思います。
妊娠するではなく出産する!
生児獲得、元気な赤ちゃんを産める人。」
この教訓は、アタシに学びとプランBをくれた。
プランB?!?!
なんだそれ?
実は、先日、NYこりんごラジオでインタビューしたエステティシャンの方が、
「こりんごさん、顎のニキビ、胃腸がよろしくないみたいよ。
骨盤も歪んでるみたい。
頑張り過ぎで、肩や胸、首、頭、顔まで、ガチガチ!
リンパも詰まってて、血流や気が上手く流れてない感じ。
体外受精に大金出すなら、まずはカラダのバランス整えた方がいいんじゃないの?」
と、アドバイスを頂いたのよ。
あまりニキビは出来る方じゃないけれど、
数ヶ月に1回くらい大きな吹き出物が口顎辺りに出来るんだよね。
便秘でもなくて毎日快調!
生理痛もないから、
なんか自分では、健康だと思い込んじゃうんだけどさ。
血流やリンパの流れが良くなかったら、
いい卵胞なんか出来ないし、
骨盤歪んでたら、大金叩いてIVFやっても、
上手く着床まで行かないどころか、
先の先生が言ってたように、
出産出来る体じゃないじゃんっ!
アタシ、これまで妊活のために、
それなりに食事も気をつけて、
サプリも飲んで、
運動は週2回のタップダンスクラス行って、
これで満足していた感があったが、
そんな、それなりの妊活で、
血流やリンパ、胃腸、骨格まで指摘されたら、
アタシ、ただでさえ46歳の超高齢で妊娠しづらいのに、
絶対に出産まで導く体になってないっ!
体外受精に、とんでもないお金をかけているが、
なんか、今の体で、IVFするのは、
年齢的に絶対だが、
砂漠に水を巻いてる感じ?
(奇跡のオアシスは幻で、無駄な努力と言いたいらしい。)
自分の体をケアすることから、
乾いたアタシの砂漠体内の改善からだよね。
ただ、これまで2年近く妊活をやって来て、
妊活にいいもに、
妊娠に効果のあるもの、
なんでも飛びついたんだけど、
ここへ来て、
そんな人とのご縁が繋がって、
妊活は妊娠するための努力じゃなくて、
自分自身のメインテナンスなんだと、
はたと気づいたのよ。
卵巣にいいものを食べるんじゃなくて、
自分の血となり肉となり栄養になるものを食べる。
ちゃんと睡眠とって、
ちゃんと運動して、
分かっていたことなのに出来てなかったよね。
そんな事を痛感した日に、
「明後日、採卵です!
明日またモニタリングに来て下さい!」
とクリニックから言われた。
これじゃ今週も毎日モニタリングだよ。
どうしよう、LPSの2回目の採卵は、
1個しか取れなくて、
いや、それも取れない可能性だってある。
それに、$2100(23万円)を費やすのは、
まさにギャンブル!
もう年なんだから、取れる卵胞は1個でも取らなきゃ行けないけれど、
その2100ドルで、
整体で骨格を改善して、
鍼灸でホルモンバランス整えた方が、
前回の凍結卵胞の移植にもいいんじゃないか?
そんな暇もないのも承知だけど、
急な迷いが出てきた。
やっぱりLPS2回目の採卵キャンセルしようか?
そこからドツボにハマって、
金曜日の採卵に迷いが出て決断出来なくなってしまった。
読者の皆様、貴方がアタシだったらどうする?
多分ね、ギリギリの予算でIVFに望んでるので、
$2100の急な出費は財布に痛みも煽ってるんだよ。
だけと、そんなことに悩んでいる時間すらない自分に、
決断出来ない自分が加わって、
もう、夕べは、頭と肉体が分裂した感じだった。
こりんご、どうするんだ?
ということで、
冒頭のバスタブに浸かるまでの、
ストレスフルな決断物語に続く。
(続くんかいなっ!)
本日のNYこりんごラジオ、過去放送ピックアップは、
最新放送の三線奏者でシンガーの梨乃ちゃんの後編インタビューがYouTubeでも聴けるようになりました。