高齢妊活

開き直り妊活

投稿日:2019-11-07 12:35 更新日:

 

 

11月に突入で、肌寒くなって来たニューヨーク。

 

やや哀愁漂って、物哀しい季節ではありますが。

 

アメリカは、ホリデーシーズンに向けて浮き足立って来る頃かな。
 
 

 




 
 

なんだろうか、こう北風がヒュルルルルと吹き抜けて、本当に身に染みるのに、

 

アタシにもホリデーは来るみたいな?

 
 

 

しかし、今日という日は、さすがに落胆が底をついた感じだ。

 

今回が、45歳 最後の採卵になるので、

2019年の妊活を笑って締めくくりたかったのだが・・・
 
 

 




 

 

前回のモニタリングで、卵胞が、たった3つしかなくて、

卵胞刺激の注射を、お情けで打ってもらったが、

 

特に成果は見られず・・・、( ノД`)

 

それどころか、ホルモン数値が悪化しまくった。

 

SFHが、これまで最高の23まで上がってしまって、

おい、もう閉経かよってツッコミたくなる。

 
 
 





 

 

2019年最後の、45歳 最後の採卵なので、今度こそは、どんな結末でも採卵に臨むぞと前向きではいたのだが・・・

 

その後、5日間クロミッドを半錠飲むよう指示されて、再びモニタリングにやって来た。

 

 

恒例の、クリニックのおやつは、ウォールナッツのバナナパウンドケーキ。

 

仕事前に、モニタリングに行くので、もう飛び起きて、シャワー浴びて出かけるからさ、

 

ブレックファースト化してる?

 

朝9時から仕事なので、8時にはクリニックに到着したかったが、8:20amになってしまった。

 

まぁ、そこまで待たされなけれな、モニタリングは30分もあれば終わるし、

ギリギリ仕事に間に合うな。

 

そして、順調に血液検査を済ませ、

 

さぁ、ソノグラムだよっ!

 
 
 





 

 

やった〜、今日のソノグラム技師さんは腕がいい人だ!

 

「じゃあ、チェックするわね〜。」

 

テキパキと、確実にソノグラム検診してくれる。

 

「子宮内膜は6.8mm

 

じゃあ、左から見ていくわね。

14mmが一つと、あとは小さいので、

 

右は、う〜ん、10mmが一つあるけれど、もしかしたらシストかもしれないから血液検査の結果を待ってね。」

 

なんと3つあった卵胞は、刺激剤を打ったにもかかわらず、また一人だけ大きくなっちゃって、

 

しかも、もう1つはシストかもしれなくて、

で残りはメジャーも出来ないほど小さかった。

 

もう、刺激しても、やっぱり、この ご老体には反応しないんだな。

 

だったら、もう、一切の薬、バースコントロールピルも含めてやめたい。

 
 
 





 

 

「じゃあ、この後、ドクターとの話し合いだから、待っててね。」

 

「えっ、今日、ドクターと面談になってるんですか?」

 

「そういう予定になってるわよ。」

 

マズイな、仕事遅刻するよ。

しかも、また50ドル、ドクタートークでエクストラチャージかかるな。

 

「都合悪いの?

じゃあ、次回にする?」

 

う〜、採卵前の予定とか、この卵胞の状況の悪さとか聞いてみたいな。

 

これは、仕事に遅刻しないことよりも大事である。

50ドル セーブしている場合ではない!

 

「では、ドクター面談待ちます。」

 

また待合室で、ドクターとの面談を待つ。
 

 
 





 

 

5分か10分くらい待って、

今、ドクター面談をキャンセルすれば、まだ仕事に間に合う。

 

やっぱり、ドクター面談キャンセルしようかなと、受付に言いに行こうとしたら、

 

ナースがやって来て、アタシの顔を見てるから、アタシを呼びに来たか?

 

「ユゥ・シエン!(仮名)」

 

めっちゃ中国人の名前だったっ!

 

も~、アメリカ人にとっては、アジア人は、日本人も中国人も一緒に見えるのね。

 

やっぱ、キャンセルして仕事に行こうとしたら・・・

 

はっ、あの白衣、あの笑顔、

 

香港俳優風、ドクターLのお出ましっ!

 
 
 





 
 

 

いつもは、ナースが呼びに来るのに、

な、なんと、憧れのドクターLが、

直々に待合室まで、こりんごを呼びに来てくれた。

 

もう、こりんご、人生最初の採卵を、彼にやってもらってから、ゾッコンラブである。

 

しかも、ミーハーで、ここのクリニックのセレブドクターZの担当で来たくせに、

セレブドクターが忙しすぎて、庶民を相手にせず、

いつの間にか、担当医は、ドクターLになっていた。

 

しかし、こちらもドクターLの方がいいので、

モニタリングのレビューは、ドクターLと一応、担当医のドクターZ以外はしないでくださいと申し出ている。

 

で、いつの間にか、ドクターLは、こりんごの担当医になっていた。

 
 
 





 

 

さぁ、マイラブとの面談よっ!

 

とはいっても、50ドルもチャージするくせに、

モニタリング室の前の廊下で立ち話。

 

廊下にも、モニタリングルームと同じ数のPCが設置されていて、

 

もう、ニューヨークらしく、スタンドバー的な?

はたまた、立ち食いソバ的な?

 

どちらともいえないような、雰囲気でドクター面接。

 

「今回は卵胞が少なくて、

右に14mm、左に10mmがあるけれど、

 

この10ミリは、前回の10.5mmのものだったら、卵胞は大きくなるもので、小さくなることはないから、卵胞ではない可能性があります。」

 

「えっ、( ゚Д゚)

つまり、今回、卵胞は1個ってことですか?!」

 

「まだ血液検査の結果が出いないのと、

この10ミリが、前回の10.5ミリじゃない可能性もあるので、もうちょっと育ててみましょう。」

 

「先生、もう私の年齢じゃ、薬に反応しないんですかね?」

 

「そんなことはないよ、とりあえず、刺激剤はストップして、排卵を引き延ばして育ててみよう。」

 

「前回は、卵胞が7個もあったのに、今回は1つしかないなんて、

これって、薬のせいじゃないですか?

 

もう、こうなったら、一旦、薬を完全に止めて、年明けに再挑戦するってのはどうですか?」

 

素人、45歳の癖に、大胆な提案を申し出る。

 

「ちょっとお休みしたいかい?」

 

「休んでる場合ではないんですが、

どうも薬を使うと、結果が思わしくないような気がするんです。

 

体から薬を抜いたら、またいい結果が出るかなと思って。」

 

「いいですか、前回、卵胞が7個あったのは、1サイクル分ではなくて、2サイクル分なんだよ。

 

簡単に言うと、エレメンタリースクールの子(小学生)とミドルスクールの子(中学生)が同じ教室にいても、先に成長するのは中学生だよね。」

 

Wow!!!!

めっちゃ分かりやすいっ!

 
 
 





 

 

アタシ、45歳なのに、卵胞が7個もあってスゴイじゃんって、己の繁殖能力を過信してたんだけれど、

 

言われてみれば、6〜7個 卵胞が見られた翌月のサイクルは、2〜3個しかない気がした。

 

それは、薬のせいで卵巣が疲れちゃったんだとか思ってたんだけど、

 

単に、前サイクルの卵胞ちゃんと合同クラスにいたってことだ。

 

だから、元々、アタシは、毎サイクルでは、2〜3個しか卵胞をプロデュース出来ないってことで、

 

45歳にしては、やるじゃん自分と思っていたのだが、

 

あぁ、やっぱりアタシ45歳なんだって、思い知らされた。

 

残念ではあるけれど、

それに気づけてよかった。

 

でなかったら、アタシは6個前後の卵胞を作れるのに、今回は3つしかない!

 

って勘違いしちゃうわけよ。

 

それで、じゃあ今回は1つしかないから採卵スキップしようって、前回の採卵みたいに、1個 立派な主席卵胞がいたのに、棒に振っちゃった。

 

無念!
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たった一個しかない卵胞ちゃんなのに、

その子がノーマルで、質がいいかなんて、わからないわけで、

 

とんでもないギャンブルに出るわけだけど、

ギャンブルも賭けてみなくちゃ、ジャックポットだって出せないしね。

 

毎月、卵胞を2〜3個しか作れないんだから、

 

1個でも大金かけて採卵してもらわなきゃ前に進めないっ!

 

やっと現実に気づいて、現実を受け入れられましたよ。

 
 
 





 

 

も〜、高齢妊活はスピードが命なのに、

 

なんでアタシ、いつも気づくの遅いかなぁ。

 

40歳を超えた妊活の方!

 

45歳までは大丈夫って言う、変な思い込み捨てて下さいっ! (そんな風に思ってたのアタシくらいか?)

 
 
 





 
 

 

「先生、じゃあ、今回も一個だけってことですね。

 

でも、この調子だと、1個でも採卵していかないとってことですね。」

 

「今日から注射を打って、排卵を引き延ばすから、

あの10ミリが、10.5mm だった卵胞じゃなければ、これから育っていって、2個って可能性もあるから!」

 

あぁ、キビシイ高齢の採卵事情・・・。

 

「では、採卵予定はいつくらいになりますか?」

 

「日曜日か月曜日だね。」

 

「先生、いらっしゃいますか?」

 

「えっと、私は〜、日曜日はいるよ!」

 

「あ〜、じゃあ月曜日だったら、いらっしゃらないのね!」

 

「月曜日?

うん、じゃあ、君のためにいるよ!」

 

 

いや〜ん、嘘でも嬉しい〜!😍

 

 

あぁ、女は、こうやって男にたぶらかされるんだな。

 

嘘でも好きっていって欲しい!

 

みたいな。。😅

 

そして大金を貢いじゃうんだよ!

 

もう、一個採りの採卵、ドクターLなら、惜しくないっ!

 
 
 





 

 

あ〜あ〜、でも、今回のサイクルは、正直自信ないのよ。

 

夜更かししてた。

外食が多かった。

運動が足りなかった。

腎盂炎で抗生物質飲んだ。

ホルモンバランス崩れまくった。

懇詰めて、多分ストレスも多かった。

 

おい、めっちゃダメダメやんっ!

 
 
 





 

 

12月は、こりんごの誕生日です。

遂に46歳になってしまうんです。

 

45歳で妊娠すると安易に考えていた自分にムチを打ちつつ、

 

アタシにとっては、とても大事な月なので、

 

ご自愛月間で行くつもりです。

 

一切のストレスフリーを避けて、

充実、満喫させるつもりなんです。

 
 
 





 

 

だから、来月は、採卵もしないんです!

 

えっ、さっきまで採卵をミスってる場合じゃないと言ってたそばから、採卵スキップかよっ!

 

うん、矛盾してるよね。

 

確かに、採卵休んでる暇はないのよ、

 

でも、卵を作るのは、このアタシ自身で、

 

アタシは、自分の生まれた誕生日を、今まで蔑ろにして来たので、

3年前から、自分の誕生日は、超特別に自分でプロデュースしてお祝いしてるのよ!

 

その誕生日が、ちょうど採卵にぶつかる感じなんだけど、

 

自分が、いろんなものを犠牲にして、我慢して採卵に専念するんじゃなくて、

 

身も心にハッピーで、46歳を悔いなく迎えて、

2020年に、なんかスゴイことになりそう!

 

年納めで、今回の採卵で、納めくくりたかったけれど、

 

上記のように、自信のないサイクルで、

これに大金叩くのかよって、

 

それを言い訳に、採卵スキップしたら、

また反省もせず、生活不摂生に陥って、

 

同じように卵胞の育ちが悪くて採卵スキップ、

 

悪循環になるから、

 

今回は、自分の生活習慣が悪くて、結果も悪く出る可能性が高いけど、

 

これは、いわゆるパニッシュメントで、

自分の妊活養成を怠った代償として、

 

上手くいかないかもしれない採卵にも投資するのだ!

 
 
 





 

 

ということで、採卵 真近な こりんごですけれど、

 

あ、そうそう、こんなに切羽詰まってるのに、

 

妊活クラブのイベント、オーガナイズしております。

 

11月17日(日)のイベントに、参加出来る人は、ぜひ、おいでやすっ!

 

 

イベント詳細は、コチラ!

イベント詳細
そりゃ妊娠しないわ!(女性ホルモンの秘訣と妊活耳寄り情報)

    それじゃ、子供 生まれないわな・・・。   なるほどな夜でした。     45歳の妊活は、予想通り、そして期待以上に厳しいです・・・。 &nb ...

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妊活ワークショップと、体験の後は、交流会の時間も設けているので、

 

そのころには、今回の採卵の結果が出てるだろうから、

ぜひ、こりんごの愚痴も聞いて~。笑。

 

 

本日のNYこりんごラジオ、過去放送ピックアップは、

ヒプノティストのシエリさん!


退行催眠を、妊活にも使っていただきました。


 
 

 

    

 

 

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