11月に突入で、肌寒くなって来たニューヨーク。
やや哀愁漂って、物哀しい季節ではありますが。
アメリカは、ホリデーシーズンに向けて浮き足立って来る頃かな。
なんだろうか、こう北風がヒュルルルルと吹き抜けて、本当に身に染みるのに、
アタシにもホリデーは来るみたいな?
しかし、今日という日は、さすがに落胆が底をついた感じだ。
今回が、45歳 最後の採卵になるので、
2019年の妊活を笑って締めくくりたかったのだが・・・
前回のモニタリングで、卵胞が、たった3つしかなくて、
卵胞刺激の注射を、お情けで打ってもらったが、
特に成果は見られず・・・、( ノД`)
それどころか、ホルモン数値が悪化しまくった。
SFHが、これまで最高の23まで上がってしまって、
おい、もう閉経かよってツッコミたくなる。
2019年最後の、45歳 最後の採卵なので、今度こそは、どんな結末でも採卵に臨むぞと前向きではいたのだが・・・
その後、5日間クロミッドを半錠飲むよう指示されて、再びモニタリングにやって来た。
恒例の、クリニックのおやつは、ウォールナッツのバナナパウンドケーキ。
仕事前に、モニタリングに行くので、もう飛び起きて、シャワー浴びて出かけるからさ、
ブレックファースト化してる?
朝9時から仕事なので、8時にはクリニックに到着したかったが、8:20amになってしまった。
まぁ、そこまで待たされなけれな、モニタリングは30分もあれば終わるし、
ギリギリ仕事に間に合うな。
そして、順調に血液検査を済ませ、
さぁ、ソノグラムだよっ!
やった〜、今日のソノグラム技師さんは腕がいい人だ!
「じゃあ、チェックするわね〜。」
テキパキと、確実にソノグラム検診してくれる。
「子宮内膜は6.8mm
じゃあ、左から見ていくわね。
14mmが一つと、あとは小さいので、
右は、う〜ん、10mmが一つあるけれど、もしかしたらシストかもしれないから血液検査の結果を待ってね。」
なんと3つあった卵胞は、刺激剤を打ったにもかかわらず、また一人だけ大きくなっちゃって、
しかも、もう1つはシストかもしれなくて、
で残りはメジャーも出来ないほど小さかった。
もう、刺激しても、やっぱり、この ご老体には反応しないんだな。
だったら、もう、一切の薬、バースコントロールピルも含めてやめたい。
「じゃあ、この後、ドクターとの話し合いだから、待っててね。」
「えっ、今日、ドクターと面談になってるんですか?」
「そういう予定になってるわよ。」
マズイな、仕事遅刻するよ。
しかも、また50ドル、ドクタートークでエクストラチャージかかるな。
「都合悪いの?
じゃあ、次回にする?」
う〜、採卵前の予定とか、この卵胞の状況の悪さとか聞いてみたいな。
これは、仕事に遅刻しないことよりも大事である。
50ドル セーブしている場合ではない!
「では、ドクター面談待ちます。」
また待合室で、ドクターとの面談を待つ。
5分か10分くらい待って、
今、ドクター面談をキャンセルすれば、まだ仕事に間に合う。
やっぱり、ドクター面談キャンセルしようかなと、受付に言いに行こうとしたら、
ナースがやって来て、アタシの顔を見てるから、アタシを呼びに来たか?
「ユゥ・シエン!(仮名)」
めっちゃ中国人の名前だったっ!
も~、アメリカ人にとっては、アジア人は、日本人も中国人も一緒に見えるのね。
やっぱ、キャンセルして仕事に行こうとしたら・・・
はっ、あの白衣、あの笑顔、
香港俳優風、ドクターLのお出ましっ!
いつもは、ナースが呼びに来るのに、
な、なんと、憧れのドクターLが、
直々に待合室まで、こりんごを呼びに来てくれた。
もう、こりんご、人生最初の採卵を、彼にやってもらってから、ゾッコンラブである。
しかも、ミーハーで、ここのクリニックのセレブドクターZの担当で来たくせに、
セレブドクターが忙しすぎて、庶民を相手にせず、
いつの間にか、担当医は、ドクターLになっていた。
しかし、こちらもドクターLの方がいいので、
モニタリングのレビューは、ドクターLと一応、担当医のドクターZ以外はしないでくださいと申し出ている。
で、いつの間にか、ドクターLは、こりんごの担当医になっていた。
さぁ、マイラブとの面談よっ!
とはいっても、50ドルもチャージするくせに、
モニタリング室の前の廊下で立ち話。
廊下にも、モニタリングルームと同じ数のPCが設置されていて、
もう、ニューヨークらしく、スタンドバー的な?
はたまた、立ち食いソバ的な?
どちらともいえないような、雰囲気でドクター面接。
「今回は卵胞が少なくて、
右に14mm、左に10mmがあるけれど、
この10ミリは、前回の10.5mmのものだったら、卵胞は大きくなるもので、小さくなることはないから、卵胞ではない可能性があります。」
「えっ、( ゚Д゚)
つまり、今回、卵胞は1個ってことですか?!」
「まだ血液検査の結果が出いないのと、
この10ミリが、前回の10.5ミリじゃない可能性もあるので、もうちょっと育ててみましょう。」
「先生、もう私の年齢じゃ、薬に反応しないんですかね?」
「そんなことはないよ、とりあえず、刺激剤はストップして、排卵を引き延ばして育ててみよう。」
「前回は、卵胞が7個もあったのに、今回は1つしかないなんて、
これって、薬のせいじゃないですか?
もう、こうなったら、一旦、薬を完全に止めて、年明けに再挑戦するってのはどうですか?」
素人、45歳の癖に、大胆な提案を申し出る。
「ちょっとお休みしたいかい?」
「休んでる場合ではないんですが、
どうも薬を使うと、結果が思わしくないような気がするんです。
体から薬を抜いたら、またいい結果が出るかなと思って。」
「いいですか、前回、卵胞が7個あったのは、1サイクル分ではなくて、2サイクル分なんだよ。
簡単に言うと、エレメンタリースクールの子(小学生)とミドルスクールの子(中学生)が同じ教室にいても、先に成長するのは中学生だよね。」
Wow!!!!
めっちゃ分かりやすいっ!
アタシ、45歳なのに、卵胞が7個もあってスゴイじゃんって、己の繁殖能力を過信してたんだけれど、
言われてみれば、6〜7個 卵胞が見られた翌月のサイクルは、2〜3個しかない気がした。
それは、薬のせいで卵巣が疲れちゃったんだとか思ってたんだけど、
単に、前サイクルの卵胞ちゃんと合同クラスにいたってことだ。
だから、元々、アタシは、毎サイクルでは、2〜3個しか卵胞をプロデュース出来ないってことで、
45歳にしては、やるじゃん自分と思っていたのだが、
あぁ、やっぱりアタシ45歳なんだって、思い知らされた。
残念ではあるけれど、
それに気づけてよかった。
でなかったら、アタシは6個前後の卵胞を作れるのに、今回は3つしかない!
って勘違いしちゃうわけよ。
それで、じゃあ今回は1つしかないから採卵スキップしようって、前回の採卵みたいに、1個 立派な主席卵胞がいたのに、棒に振っちゃった。
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たった一個しかない卵胞ちゃんなのに、
その子がノーマルで、質がいいかなんて、わからないわけで、
とんでもないギャンブルに出るわけだけど、
ギャンブルも賭けてみなくちゃ、ジャックポットだって出せないしね。
毎月、卵胞を2〜3個しか作れないんだから、
1個でも大金かけて採卵してもらわなきゃ前に進めないっ!
やっと現実に気づいて、現実を受け入れられましたよ。
も〜、高齢妊活はスピードが命なのに、
なんでアタシ、いつも気づくの遅いかなぁ。
40歳を超えた妊活の方!
45歳までは大丈夫って言う、変な思い込み捨てて下さいっ! (そんな風に思ってたのアタシくらいか?)
「先生、じゃあ、今回も一個だけってことですね。
でも、この調子だと、1個でも採卵していかないとってことですね。」
「今日から注射を打って、排卵を引き延ばすから、
あの10ミリが、10.5mm だった卵胞じゃなければ、これから育っていって、2個って可能性もあるから!」
あぁ、キビシイ高齢の採卵事情・・・。
「では、採卵予定はいつくらいになりますか?」
「日曜日か月曜日だね。」
「先生、いらっしゃいますか?」
「えっと、私は〜、日曜日はいるよ!」
「あ〜、じゃあ月曜日だったら、いらっしゃらないのね!」
「月曜日?
うん、じゃあ、君のためにいるよ!」
いや〜ん、嘘でも嬉しい〜!😍
あぁ、女は、こうやって男にたぶらかされるんだな。
嘘でも好きっていって欲しい!
みたいな。。😅
そして大金を貢いじゃうんだよ!
もう、一個採りの採卵、ドクターLなら、惜しくないっ!
あ〜あ〜、でも、今回のサイクルは、正直自信ないのよ。
夜更かししてた。
外食が多かった。
運動が足りなかった。
腎盂炎で抗生物質飲んだ。
ホルモンバランス崩れまくった。
懇詰めて、多分ストレスも多かった。
おい、めっちゃダメダメやんっ!
12月は、こりんごの誕生日です。
遂に46歳になってしまうんです。
45歳で妊娠すると安易に考えていた自分にムチを打ちつつ、
アタシにとっては、とても大事な月なので、
ご自愛月間で行くつもりです。
一切のストレスフリーを避けて、
充実、満喫させるつもりなんです。
だから、来月は、採卵もしないんです!
えっ、さっきまで採卵をミスってる場合じゃないと言ってたそばから、採卵スキップかよっ!
うん、矛盾してるよね。
確かに、採卵休んでる暇はないのよ、
でも、卵を作るのは、このアタシ自身で、
アタシは、自分の生まれた誕生日を、今まで蔑ろにして来たので、
3年前から、自分の誕生日は、超特別に自分でプロデュースしてお祝いしてるのよ!
その誕生日が、ちょうど採卵にぶつかる感じなんだけど、
自分が、いろんなものを犠牲にして、我慢して採卵に専念するんじゃなくて、
身も心にハッピーで、46歳を悔いなく迎えて、
2020年に、なんかスゴイことになりそう!
年納めで、今回の採卵で、納めくくりたかったけれど、
上記のように、自信のないサイクルで、
これに大金叩くのかよって、
それを言い訳に、採卵スキップしたら、
また反省もせず、生活不摂生に陥って、
同じように卵胞の育ちが悪くて採卵スキップ、
悪循環になるから、
今回は、自分の生活習慣が悪くて、結果も悪く出る可能性が高いけど、
これは、いわゆるパニッシュメントで、
自分の妊活養成を怠った代償として、
上手くいかないかもしれない採卵にも投資するのだ!
ということで、採卵 真近な こりんごですけれど、
あ、そうそう、こんなに切羽詰まってるのに、
妊活クラブのイベント、オーガナイズしております。
11月17日(日)のイベントに、参加出来る人は、ぜひ、おいでやすっ!
イベント詳細は、コチラ!
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そりゃ妊娠しないわ!(女性ホルモンの秘訣と妊活耳寄り情報)
それじゃ、子供 生まれないわな・・・。 なるほどな夜でした。 45歳の妊活は、予想通り、そして期待以上に厳しいです・・・。 &nb ...
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妊活ワークショップと、体験の後は、交流会の時間も設けているので、
そのころには、今回の採卵の結果が出てるだろうから、
ぜひ、こりんごの愚痴も聞いて~。笑。
本日のNYこりんごラジオ、過去放送ピックアップは、
ヒプノティストのシエリさん!
退行催眠を、妊活にも使っていただきました。