人間って、窮地に立たされると・・・、
笑ってしまう?
45歳妊活中。((≧∀≦)
先月のサイクルは、久々にホルモン数値が良く、期待出来る採卵だと思っていた矢先、
採卵前に、排卵しちゃうと言うオチが付いて、笑うしかなかった。(苦笑)
さあ、今サイクルは、どうなのかと、
残念な排卵のあと、一週間後から卵巣を休ませるためのバースコントロールピルを飲まされたのに、
通常ピルでコントロールしてるから、生理も遅れるはずだが、ピルでも生理を抑えられないほどホルモンバランスが 乱れまくっていた。
あぁ、高齢のホルモンバランスの乱れは、更年期障害の前兆である。
頑張れば、なんだって夢は叶うって言うけれど、
人間の、生命の限界ってあるわけで・・・、
そう言うことを受け入れる強さを徐々につけていかないと、人生の最後である死なんて受け入れられないよね。
あら、こんなにバランスが崩れると、
身も心も崩れるものねぇ。笑。
排卵から一週間ちょっとで生理が来てしまって、
その一週間後にモニタリングをした時は、まだホルモン数値が排卵期から完全に下がりきっていなかったのだが、
卵胞は今のところ左右に一つづつで計2つと言われていた。
あぁ、高齢妊活、今回最低な卵胞数を弾き出し、
今まで45歳にもかかわらず6個前後の卵胞があった自分で、それが当たり前と思っていたら、
45歳の現実は、こんなモンだと諭された。
しかし、不妊治療クリニックに通い始めた途端、毎月、毎月、卵胞が 一つ減り、また一つ減りと、
患者としては、ホルモン剤やバースコントロールピルのせいではないかと思ってしまう。
現に、ピルをストップさせてもらった月のホルモン数値は、そこそこ良かったから。
ただクリニック的には、ピルで卵巣を休ませ、一斉に卵胞の大きさを育てたいのだ!
でもさ、元々の卵胞が少なかったら、意味なくねぇ?
あれから、また一週間が過ぎ、モニタリングへ。
ホルモン数値は落ち着いたか?
卵胞は順調に育っているか?
しかしさ、ウチのクリニックのWiFiログインが変わったんだけど・・・
Say hello to IVF
made human.
IVF(体外受精)に こんにちわして、
人間を作ろう!
って直訳も怖いけど、
もうちょっとマシなデザインとキャッチコピー作れなかったのか? (ちょっとドン引いたよ。)
気を取り直して、
「はい、卵胞チェックしますね。」
いつものように子宮に検査カメラが挿入される。
あぁ、今回のソノグラム技師さんは、イマイチだな。
ソノグラムの圧力が弱いもの。
こう何度もソノグラム検診してると、もう技師の腕前とか分かってくる。
案の定、しばらくグリグリしてて、卵胞見つけられない感じだ。
先週は1個あったから、ちゃんと見つけてよねと心で願う。
「えっと〜、左に、3つあります!」
えっ?!
それが本当なら嬉しいけれど、
3つもあるわけねぇ〜だろうよ!( *`ω´)
「前回、1つだけでしたけど?」
「ほら、ここに6mmとここに小さいの2つ。」
スクリーンでは、ハッキリとは見えなかった。
「右は、えっと〜、右も3つ。」
えぇぇぇ?!?!
それは、めっちゃ嬉しいですけれど、
どう見ても、ソノグラム技師の腕のなさを証明していると見た!
「じゃあ、全部で6個ってことですか?」
「血液検査次第では変わってくるけど、もしかしたら2個はシストかもしれないので、4〜5個だと思っておいて。」
はぁ・・・。
それが本当なら嬉しいですけれど、
この年齢で、そのソノグラムの腕前、
何とも信じ難くて・・・。
しかも、今の自分はいろんな事が重なって、妊活に集中出来ていないというか、
特に、新しく立ち上げた、このワードプレスね。
慣れるまでは、ストレスも溜まるだろうけど、今やめたら、多分、一生やらない。
妊活は、今しか出来ないんだから、ブログは後でもいいんじゃないって思うんだけれど、
今でも書き続けてるから、そこに意味はあるんだと思うのよ。
それと、ブログをやめた方が、逆にストレスになってもいけないしね。
そして、その日の午後に血液検査の結果が出た。
ゲゲゲっ!((((;゚Д゚))))))
FSHとLHがめっちゃ上がってる!
あぁ、もう更年期も近いか?
素人が見ても、こりゃマズイなってホルモン数値で、
しかも、一切の投薬もなしになっている。
つまりドクター側は、もう薬じゃ卵胞も育てられないくらい悪いと言う状況なのか?
専門家の日本人胚培養士でNY不妊相談センターの山野辺千沙さんに相談してみた。
「う〜ん、確かにホルモン上がって乱れてますね。」
「もう更年期で、IVFも無理ですかね?」
「まだ更年期ってこともないですが、それに向かってホルモンは上がったり下がったりするので、その影響はあると思います。」
「血液検査が、こんななのに、今回のソノグラムが、腕のない技師さんに当たったようで、ちょっとおかしくて、
左右で5個も卵胞があると言うんです!」
「う〜ん、それは確かに ちょっと間違えかもしれませんねぇ。」
「今回のホルモン数値が乱れてるのは、バースコントロールピルのせいだってやっぱり思っちゃうんですけれど、
だってピルを止めた前回のホルモン数値は良かったし、
なんか、ピルを飲むようになって、卵胞が激減しているような、もちろん、年齢もあるだろうし、
今、新しくホームページも立ち上げたんで、忙しくしてて、」
「ピルが影響しているとは思えませんが、薬の影響は個人差で出方も違いますしね。」
「今回、投薬が一切ないと言うことは、ドクターは薬出しても意味ないと見切ったんですかね?」
「う〜ん、ホルモン数値が確かの良くないですけど、
次回のモニタリングで、そこでも投薬がなされない場合は、多分、自然に任せて、自然に育った、1つだけを採卵するんだと思います。」
「え、卵胞を育てる薬も使わず、自然に育ったものを1個だけ採卵って、意味ありますかね?」
「う〜ん、大金をかけてまでやる価値があるのかと言われれば、
ホルモン数値も良くないので、なんとも・・・。」
「そうですよね。
やっぱり採卵やめにしようかな?
そんなこと言ってる時間ももう残されてないんですけどね。」
「次回のモニタリングで、もう一度ホルモン数値を見て、また投薬がなかったら、多分、薬で育てる価値なしと判断されたと思うので、今回の数値も よくないので、スキップするか決めるのはどうですか?」
「それもそうですね。
あ、でももし採卵に踏み切って、移植は新鮮で行こうと思ってたんですが、
こんなにサイクルの乱れた卵子を移植してしまう意味あるかしら?
なんか無駄を承知で移植するより、
ダメ元で胚盤胞まで待った方がいいですかね?(つまり凍結移植)」
「そこも考えなくちゃならないとこですよね。」
あぁ、状況の悪い中、考えれば考えるほどドツボにハマる状態で、
45歳こりんごの妊活、かなりキビシイ状況です。
あぁぁ、もうラチがあかん!
「よっしゃ、次回のモニタリングで、投薬が出なかったら、採卵スキップしますっ!
で、採卵になろうがなりまいが、前回、移植前に飲むように言われて買わされ、結局、受精せずに使うことのなかった、150ドルのエステロゲンとプロゲステロン使ってしまいます!」
(セコイな、こりんご。笑)
なんなんだ、このいい加減な、でも清々しい決断は?笑。
なんなんだアタシ、高齢妊活の悟りでも開いちゃったのか?
はたまた、もう諦めと無の境地なのか?
怖いくらいに吹っ切れてしまって、
この悲惨なホルモンも身も心も崩れまくった更年期 真近の自分を受け入れて、
ガハハと、この状況を笑ってしまったのよ。
悩んだってしょうがないんだよ。
今ある現実は、悩めば変わるわけじゃないし、
変わらないのならば、悩んでも無駄じゃん?
残念な状況ではあるが、
それを残念と嘆いても、やっぱり残念な状況は変わらないし、
だったら、嘆き損じゃん?
残念な上に、嘆くって、ダブルネガティブだもの!
アタシは、神様でも、医者でもないんだけれど、
アタシは、アタシで、神も医者も出来ない、アタシにしか出来ないことがあるはずよ。
妊活の為のサプリも追加して、
(ミトコンドリアのPQQと、黄体ホルモン弱いので、読者の方から勧められたプロゲステロンクリーム買っちゃった!)
あとは、笑って暮らすこと。
これ出来てない人、結構いると思う。
(それで、人生、全てネタにしてしまうのも、どうかと思いますけれど。😓)
45歳の高齢妊活は、もう少し続く。
本日のNYこりんごラジオ、過去放送ピックアップは、突然、足を切断することになったスポーツトレーナーのKay Tairaさん!
彼女も言っていた、足がなくなったことを泣き晴らせば足が戻ってくるなら泣くけど、
泣いても戻って来ないからね。と・・・
突然、健常者から障害者の枠組みに入れられた気持ちのあり方や、
日米でのバリアフリー対策やモチベーションの違いなど、興味深いインタビュー!