高齢妊活

卵子提供ドナー探しの男性の意見。

投稿日:2022-02-27 10:24 更新日:

 

 

男女で考え方も違う。

 

いや、個々に考え方は違う。

 




 

事実は、人間の数だけあるんだって、

心理カウンセラーの方が言ってた。

 

だから、貴方と私の意見が違うことは当たり前で、

 

そこに共感も生まれれば、批判も生まれる。

合意が生まれれば、すれ違いも生まれる。

 

賛成もあれば、反対もある。

 

自分と違う意見の人の存在を、

疎ましく思うか、

新しい発見と思うか、

 

考え方ひとつで、人生の幅も違って来るよね。

 




 

さてさて、

 

先日、ウチのジョンさんが、

朝食にコーヒーを入れてたんですね、

 

そこで、

 

「ちょっと、これ見てっ!」

 

 

と、自分のHalf and Half を見せて来たんです。

 

 

「この賞味期限、

俺たちの結婚記念日だ!」

 

 

あら~ん♥

 

もうじき、結婚して1年になるんですね。♥

 

あっという間ですねぇ。

 




 

結婚も決めて、

ラストスパートで体外受精頑張り続けたんですが、

残念ながら、家族を増やすことは出来ませんでした。

 

48歳になって、子供を諦め、

ジョンさんと楽しく2人で暮らしていく

というオプションもあったんですが、

 

子供がいたら、きっともっと楽しい人生になる。

 

いや、現実は大変なことも多くて、

きっと苦労も多いだろうけれど、

 

一つの命を二人で育てたら、

絶対、この先の人生、

もっと深く実り多くなるんじゃないかなって、

 

それは後付けで思ったことではあったが、

 

48歳になる直前に、心は、

あれだけ無いと思っていた卵子提供を選択していた。

 




 

卵子提供エージェントAyano NYCのアヤノさんから、

ドナーリストを送っていただき、

 

大体、ドナーさんを選んでから、

ジョンさんにも、どのドナーさんがいいか

リストを見てもらおうとしたら、

 

「俺は、リストは見たくないよ!」

 

 

へっ?

 

 

「Why? 何で?」

 

「Baby Cakes(こりんご)が選んだ卵なら、

それでいいから。」

 

「でも、リストとか気にならないの?」

 

「気にならない!」

 

えっ、気にならないんかいなっ!

 

なんて、非協力な男なんだ

と一瞬思ってしまいましたが・・・

 




 

「健康な人ならだれでもいい。

でも、写真なんかは見たくない!」

 

「だから、何で?」

 

「俺の精子と、その誰かの卵が交わるんだろ?

なんか、肉知的に交わってないとて、変な気分、

顔なんか見ちゃったら、生まれてきた時、

3人の子供って思っちゃうかもしれないし。」

 

あぁ、なるほど!

そう言う考え方もあったんだ!

 




 

アタシは、必死で、自分に近い容姿のドナーさんを見つけていたけれど、

 

だから、ドナー選びの第一番に写真必須で、

二番目に血液型、三番目に身長、

 

もちろん、身体的健康状態を蔑ろにしているわけじゃないが、

なるべく、自分に近いドナーさんを選びたいと思っていたが、

 

男性は、そんな風に考えちゃうのか。

 




 

でも、約一年前に、まだ卵子提供に進むかどうか、

半信半疑の時に、ドナーリストを閲覧した時は、

一緒に、ドナーを選んだりしてくれたのに、

 

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あの時は、お互い初めてのドナー選びだったのと、

まだ、卵子提供と言うオプションはあれど、

実際に、それを選択するとは思っていない時だったので、

 

ジョンも、言われるがままに、リストを見ていたんだけれど、

あの時から、なんか変な感じだとは言っていたな。

 




 

そして、今回は、前回の様に、

ちょっと見てみようではなくて、

 

アタシが、卵子提供に進みます!

 

と、大決心したのを、ジョンさんも知っているので、

 

このリストにある卵が、自分の精子と受精されるなら、

卵の顔は見たくないと思ったらしい。

 

ドナーを選ばなくちゃいけないのに、

ハズバンドの意見を聞かなくていいのかなと思いつつ、

 

エージェントのアヤノさんに相談してみると、

 




 

「そう言われる旦那様、多いですよ。

やはり、子供が生まれた後に、

妻の子供じゃないんだと思いやすくなってしまいますからね。

 

女性は、赤ちゃんとお腹の中で9ヶ月一緒に過ごしますから、

ドナーエッグを使われても、

自分の子供として受け入れられますが、

 

男性は、一緒に育てていくうちに、

自分の子供だと実感していくものですので、

あえて、ドナーの顔を見たくないという男性は多いですよ。」

 

なるほど、そうなんだ!

 




 

一緒に、ドナー選びをしてくれないジョンさんは、

非協力的!というわけではなくて、

非常に、人的通りが通っていたんだ。

 

とは言え、卵子提供ドナーを一緒に探してくれるご主人がいても、

ウチの旦那は、逆におかしいんだ!

と思うこともないですよ!

 

自分の意見と違う、一般論と違う、

からと言って、

相手に非があると決めつけてはいけませんね。

 

自分の事実が、必ずしも正しいわけななくて、

事実というものは、人間の数だけ存在する。

 

と言うことが、よく分かった瞬間でもありました。

 




 

誰かを責めたり批判する時、

相手が描く事実を理解してあげることが大事で、

 

でも、話を大きく飛ばしてしまうと、

じゃあ、戦争を仕掛けたプーチンにも事実があるから、

彼を責めてはいけないってこと?

 

プーチンには、自分の理想と現実が確かにあって、

でも彼は、ウクライナにも、そう言った事実や現実があることを認めてないよね、

自分の事実だけを押し通しちゃってるよね。

 

そして誰かを、それによって攻撃してはもっとダメですよね。

 




 

これから、アタシは、卵子提供に望むにあたって、

この事実を理解できない人たちから、

いろいろ批判的コメントを貰うことも多くなるだろうけれど、

 

この点をしっかりわきまえて、

プーチンからの攻撃を、

サラリと跳ね返していこうと思います。

 

ちょっと、事が大袈裟になりましたけれどw

 

と言うことで、ドナー探しは、委任されましたw

(ジョンさんからは、健康な人と言うリクエストのみ)

 




 

今後、卵子提供に進まれる方、

もしかしたら、将来的に卵子提供を検討するかもしれない方、

 

そう言う人たちのために、NYこりんごラジオやりますよ!

明日の放送は、まさに、コチラっ!

 

 

卵子提供、ドナーの選び方っ!!!!

 

胚培養士で、NY日本人不妊相談センターSTORK TALKS

山野辺千沙さんに、ドナーを選ぶ時、

ドナーリストのどこを見るのかなど、

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2月28日(月)

NY時間8AM、日本時間10PMより配信スタート

 




 

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