コロナウィルスの感染拡大が深刻なニューヨークですが、
ワタクシの採卵も、バタバタしてきましたよ!
46歳超高齢妊活!
高刺激をしても効き目がないと、
これまで低刺激で行ってきましたが、
今回、Follistim とGonal F の卵胞刺激注射を5日間!
(摂取量は75IUと少ないんですけれどね。)
一体、この薬が、どのくらい効果を表してくれるのか?
外出禁止のニューヨークですが、
モニタリングに行くのが楽しみでした。
前回のモニタリングで、3日間投与したFollistimの効果あってか、
卵胞が、6個出来てましたっ!
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外出禁止ニューヨークで不妊治療クリニックに通院中!
ニューヨークがロックダウン(都市封鎖)され、 外出禁止(自宅待機)命令が先週の金曜日から発令され、 その日曜日から執行されたわけですが・・・ ワ ...
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ただね、14㎜が1つと、あとの5つは10㎜以下。
このままだと、14㎜が一人勝ち抜けしちゃうかなって心配してたんですよ。
この結果を経て、急遽、卵胞刺激注射を2日追加され、
Ganirelixで排卵を引き延ばして卵胞の成長を願う指示が出まして、
では、その結果はどうなったか、
モニタリングに行ってきましたよ!
前回の記事でもお伝えしたように、
クリニックは、来院者全員の体温を測り、
手指消毒をさせて、
ソーシャルディスタンスも取る配慮を心がけていました。
しかも、今日は、いつもより、患者も少な目、
そして、対応する職員もかなりミニマムで回ってる感じでした。
そして、ビックリ!
コロナ対策のためか、おやつは、
デルタ&アメリカン航空で出されるあのクッキーだったんですが、
あら~!
今日は、Cheez it スナックの袋菓子!
前回、おせんべいとかどうだろうか?
って提案したから、それが通じちゃったのかしら?
でも、さすがアメリカ、せんべいではなく、
チーズクラッカー!
でも、キッチリマスク(N95) してるので、
おやつ食べれず・・・。
(もちろん、持ち帰って家で食べたけれど。)
さて、FollistimとGonal Fの効果は出たか?
モニタリング開始!
「左は、17.5㎜、13.5㎜、12㎜、3㎜
右は、9.5㎜、5.5㎜、4㎜」
「ということは、採卵出来そうなのは3つですかね?」
「そうね~、トリガーショット持ってる?」
「ルプロンしかもっていませんが、
今回は、新鮮胚移植の予定なんです。」
「じゃあ、オビドルが必要ね。」
「あの、オビドルとルプロン、何が違うんですか?
何故、新鮮胚移植、凍結胚移植でトリガーショットを変えるんですか?」
「それは、ナースに聞いてみて。」
「はぁ、じゃあ、内膜は、
新鮮胚移植出来るのに十分な厚さですか?」
「えっと、7.4㎜だから、大丈夫よ!」
さすが、クロミッドを飲まずに、
卵胞刺激注射を打ったかいがある!
「この分だと、採卵はいつくらいになりそうですか?」
「たぶん、週末にトリガーショットを打って、
来週のはじめくらいが採卵じゃないかしら?
ナースと話したい?」
「あ、でも、今は、職員の人数が少ないので、
ナースの人でも足りないから面談なんか出来ないんじゃないですか?」
「大丈夫よ、貴方が希望なら、ナース面談出来るわよ。」
「じゃあ、お願いします。」
コロナの影響で、働いているスタッフの数は少ないんだけれど、
患者の数も少ないのか、待合室もいつもより人は少なく、
直ぐに、ナースに呼び出された。
カウンセリングルームで、
「How can I help you?」
「こんな(コロナパンデミック)時でも、
働いてて下さって、ありがとうございます!」
「No Problem !
Thank you for coming!
こちらこそ、わざわざ来院して来てくれてありがとう。」
そんなスモールトークから、ナース面談は始まった。
「あの、もうじき、採卵のようなのですが、
トリガーショットのルプロンは持っているのですが、
今回は新鮮胚移植をプランしているので、オビドルになるかと思いますが、
ルプロンと、オビドルの違いって何ですか?」
「ルプロンは、ちょっと子宮内膜に影響が出る恐れがあるの、
だから新鮮胚移植の人にはオビドルを使ってもらいたいのね。
凍結胚移植の人は、内膜を気にしなくていいので、
どちらでもいいのよ。」
「あぁ、なるほど!」
「あの、今回、卵胞刺激注射のせいか、
卵胞が6個あるようなんですが、
どうも、左の3つくらいが採卵可能のようで、」
「そうね、採卵までに、もう少し育って、3~4個だといいわね。」
「あの、1月の採卵は、LPSで、一度のサイクルに2回採卵を試みたんですが、
今回、6個、卵胞があるので、LPSを勧めますか?」
「今回は、新鮮胚移植だから、LPSは出来ないわよ。」
「はい、分かっています。
ただ、医師側からみて、この場合、
新鮮胚移植より、LPSをした方がいいと思いますか?」
「今回は、クロミッドもカットして、内膜を保っているし、
上手く他の卵胞が育てば、1度の採卵でいいと思うので、
プラン道り、新鮮胚移植がいいと思いますよ。」
「よかった!
私は、移植の経験がないので、
なんとしても、新鮮胚移植をしてみたかったんです。
おかげさまで、今、凍結胚が2つあるから、
凍結移植は、いつでも出来るし。
で、いつが採卵になりそうですか?」
「そうね、多分、日曜日か、月曜日だと思うわ。」
「その日の採卵担当ドクターは誰ですか?」
「日曜日がドクターLで、
月曜日は、女医のドクターJよ。」
「あら~、どっちも信頼できる先生でよかった!」
「じゃあ、今日、明日にでもトリガーショットを打つと思うので、
今、特別薬局に処方箋出しておくわね。
いつものメトロドラックでいいかしら?」
「あ、今回は、薬のデリバリーをしてくれる、
キングスファーマシーにしていただけますか?
私、ブルックリンに住んでるし、
多分、デリバリーしてもらえる範囲だと思うのね。」
「了解、では、ギングスファーマシー 3rd Aveに送るわね。」
あれ、3rd Aveだったけな?
でも、ブルックリンって言ったし、大丈夫か。
「今、処方箋送りましたけれど、
取りに行く前に、特別薬局に電話してから行ってね。」
ということで、クリニックを後にする前に、薬局に電話してみた。
「あの、15分ほど前に、私のクリニックが処方箋を出しているはずですが、」
「いえ、まだ、貴方の処方箋受け取ってませんよ。」
「あぁ、そうですか、えっと、そちらは、
薬のデリバリーをしてくださるんですよね?」
「はい、しますよ。」
「今日中に、デリバリーしていただけますか?」
「今日の分は、既にデリバリーはいっぱいでして、
明日のデリバリーになります。」
ゲッ!
トリガーショットは、今夜か明日かもしれないから、
今日中に受け取らなければ・・・。
「そうですか、では、ピックアップに伺います。」
ブルックリンまでは、40分くらいなので、
それまでには、処方箋も出て、ピックアップ出来るだろうと、
とりあえず、ブルックリンに向かう。
ブルックリンに到着で、
かれこれ処方箋が出されてから1時間は立っているので、
薬局の最寄り駅からまた電話してみると、
「いえ、まだ貴方の処方箋は出ていません。」
えっ?!
さすがに、これはおかしいぞ、
ナースが、処方箋出し忘れたか?
クリニックに電話してみる。
「すみません、先ほど、ナースが、
トリガーショットを処方してくれたはずなんですが、
薬局は受け取っていないというんです。」
受付嬢が、こりんごのカルテを調べる。
「午前10時半に、処方箋は出されています。」
「え、もう、1時間半以上経ってるのに、
まだ薬局は受け取ってないと言っているんですが?」
「でも、こちらでは、キチンと処方箋は出されています。
忙しい時期だから、もう少し待ってみてはどうですか?」
そういって、受付嬢も、自分も忙しいというように電話を切られた。
こっちだって、外出禁止の中、
遥々、マンハッタンまで通院して、
しかも、薬局まで薬を取りに来てるのに!
あっ、もしかして、
ブルックリンのキングスファーマシーってお願いしたけれど、
ナースは、キングスファーマシー3rd Aveと言っていた。
もしかして、違うロケーションにも、
キングスファーマシーがあるのかも?
慌てて調べると、
キングスファーマシー3rd Aveは、
マンハッタンのアッパーイーストサイドにも店舗があった!
慌てて、クリニックに電話をかけ直す!
「すみません、先ほどのこりんごですが、
私の処方箋、キングスファーマシーのブルックリンでお願いしてるはずなんですが、
で、今、私は、ブルックリンの薬局に来ています。
こちらの薬局に処方箋出して下さってますよね?」
「いえ、アッパーイーストサイド(マンハッタン)に送ってます。」
えぇぇぇぇぇ!!!!
あぁ、あの時、ナースが3rd Aveって言った時、
おかしいなって思ったけれど、
ブルックリンですよねって、ちゃんと確認すればよかった!
「すみません、もう、ブルックリンの薬局に来ています。
ブルックリンの薬局に送り直してくれますか?」
「わかりました、では、薬剤部に連絡します。」
「どのくらい時間かかりますか?」
「40分くらいだと思います。」
えぇぇぇぇ!
そんなにかかるの?
アタシ、薬局の前で、40分も待つのか?
今は、外出禁止のため、レストランもカフェもクローズで、
時間を潰す場所だってないのにっ!
すると、今度は、クリニックの薬剤部から電話があった。
「Mrs.Koringo、
キングスファーマシーブルックリンに処方箋を送れとのことで、
オビドルと、ゴナールFも必要ですか?」
「いえ、ゴナールFは十分にあります。
オビドルを、今すぐ、ブルックリンの薬局送っていただけます?」
もう、薬局の前で、フラフラしてるので・・・。
こんな時に、ストリートでフラフラしてたら、
外出禁止だって、ポリスに怒られたらどうするのよっ!
こんな時は、1分が1時間くらい長く感じる!
まだ、クリニックから処方箋を送ったと連絡が来て5分くらいだけれど、
居ても立っても居られず、
薬局にまた電話してしまった。
「あの~、先ほど電話したものですが、
クリニックが、やはり、別の薬局に処方箋を送っていたようで・・・。」
「それは、ウチでは対処できません!」
「もちろんです。
で、先ほど5分前に、あらたにそちらへ処方箋を送ってもらいました。
もう届いてるなんてことないですかね?」
「まだ届いていませんね。
オンライン処方だけれど、ちょっとアップロードに時間がかかるかもしれませんよ。」
「そうですか、どのくらいかかるかわかりませんか?」
「それは分かりません。」
「そうですか、実は、薬局の前に既に来ているので、
処方が届いてピックアップ出来るようになったら、
お電話いただけませんか?」
「わかりました。
では、こちらの電話番号に連絡します。」
「よろしくお願い致します!」
あ~、自宅待機なのに~、
なんで、外でフラフラしてるねんっ!
でもさ、ナースも、薬剤師も、
みんなエッセンシャルワーカーで、
こんな事態でも働いているんだ!
文句言わないで、感謝しよう。
そんな風に、改心してると、
「Mrs.Koringo
薬が用意出来ました。
今から取りに来てもらって大丈夫です。」
おおおっ!
まだ、10分も待ってないのにっ!
これで、やっと家に帰れる~。
そして、無事にトリガーショットを受け取って、帰宅出来ました!
が・・・
家に帰宅するなり、ボスから連絡が。
「こりんご、急患が入ったから、午後出勤してくれ。」
忘れてた、アタシも一応エッセンシャルワーカーだったってことを・・・。
とんぼ返りでマンハッタンに出勤しました。( ノД`)
では、マンハッタンのコロンバスサークル周辺の状況を、
動画でお伝えいたします。
ニューヨークの街の様子や、
自宅待機の様子等をビデオで配信中!
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本日の、NYこりんごラジオ、過去放送ピックアップは、
なんと、第97回、98回NYこりんごラジオにご出演の
ダンサーでドリームメーカーの中澤利彦さんが、日本のニュースに出てたっ!
(ANN Newsより)
ダンサーやアーティスト、また自営業の方、
多方面のビジネスで失業が深刻化されております。
NYこりんごラジオにご出演下さったゲストの皆様のビジネスも、
大打撃を受けていると思いますが、
ここニューヨークでサバイブしてこられた皆様です、
きっと乗り越えて下さること心から願っております。
それでは、中澤さんの前編インタビュー
後編インタビュー