ここまで来るのに、長かったな。
やっと胚移植出来ますよ。
これで着床しなかったら、
また振り出しに戻ってしまうんだけれども、
年齢だけは、振り出しには戻らないから。
ゴタゴタの末、やっと胚移植が始まります。
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IVF妖精、陽性目指して胚移植に臨む!
9月29日 日本の新しいリーダーが決まりましたね。 いかにも、今の日本らしいリーダーで、 そんなに調和、昭和が大事なのか?! &n ...
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昨日の続きで、
遂にIVF妖精は、陽性目指すぞ!
と、乗り込んだわけですが、
会計事務局で揉めつつも、
予定時間前には、ナースとの術前面談も終え、
午後1時半からの移植だったが、
オペ待合室に着いたのは1時10分。
待合室には、もう一人、IVF妖精(患者)がいたのだが、
午後の患者は、ほとんどが移植で、
(採卵患者は、基本午前中)
移植は、5〜10分で終わるから、
前の人が終わっても、1:20pm。
予定時間より早めか、
1時半オンタイムで移植に臨めるなと、
鷹を括っていた。
しかし・・・
10分、20分が過ぎても、
一向に、前の患者さんが呼び出されない。
あっという間に、アタシの移植予約時間の1時半になってしまった。
それでも、全然、前の人が呼び出されない!
絶対に、先に待ってる、この人の後に、
アタシの順番が回ってくるのが自然の摂理で、
この人、術着を着てるけど患者だよね?
と疑ってしまった。
もうアタシの予約時間も過ぎて、
1時45分になってしまった!
おいおい、このままだと、アタシのランチタイムが終わっちゃうじゃないか!
やっと前の人が呼び出された。
(やっぱり、もちろんだけど、患者だった。)
待ち時間が長くてソワソワしたが、
ウチのクリニックは、
オペ室まで携帯持ち込んでいいので、
時間は余裕で潰せて、ストレスにはならなかった。
ただ、ランチタイムタイムオーバーは確定だけど。
やっとアタシが呼び出されたのは、
予約時間から25分も遅れた1:55pmだった。
やっとナースに案内されて、採卵/移植室へ。
あれ、今回、天井に輝く緑の星、
プラネタリウムの記憶が全くない!
光ってたっけ?
記憶にないくらいなので、
今回はライトアップされていなかったと思う。
今回の胚培養士さんは、
いつものアジア系男性ではなく、
白人女性だった。
彼女から、身元確認を2回されて、
目に前に映る培養受精卵を移し出すスクリーンに
書かれた自分の名前と生年月日も確認させられる。
その後、遂に香港スターのお出まし!
Oops!もとい、ドクターLの登場!
「Hello, How are you!」
もう、ファンクラブのファンに愛想を振り撒くくらい、
抱擁感ある対応で、
診療台の上で、大股開きで横になっているアタシの横に近づいて、
握手を求めて来た。
うん、コロナがピークだった時は、
この彼のシグニチャーアクションは禁止されていたので、
ありがたく握手させていただく。
サイン握手会が終わって、
中国語訛りの英語で、
一連の処置の説明をされた。
さぁ、移植が始まるよ!
ドクターLは、まるで撮影が始まったかのようなシリアスな表情に変わる!
さすが香港俳優だね。
(違います、高度生殖医療ドクターです。)
「膣を押し広げるよ!
ちょっと子宮内をチェックするね。」
なんか子宮内膜のサイズを測っている感じだ、
長さが15ミリくらいで、
厚みが8.7ミリとモニターに出てた感じだが、
この数値の見方がイマイチ分からないので確信はない。
「そして(シリンジに)卵を込めるよ。」
アタシは、自分の右隣りにある子宮内のモニターをガン見していたのだが、
「今、卵、シリンジに込めてるから、
前のスクリーン見てみて!」
このスクリーンもモニターも、
高額医療で、何やってるか分からないのに
高い治療費だけ払わされる!
と言う患者の疑心を解消するために、
キチンと採卵、移植にしていることを、
スクリーンやモニターで証明するために
設置されているものであろうけれど、
肝心な患者のアタシは、
違うモニターをガン見してたので、
今は、卵の吸い上げを見よ!
とドクターが促したのである。
慌てて前側のスクリーンに目をやると、
解凍されたであろう我が胚3つが、
胡麻のようにスポイトから吐き出され
別のシリンジに仲良く3つ吸い上げられていった。
「はい、ではこれを内膜に戻します。」
今度は、慌てて右隣のモニターに目をやる。
3つの胚を吸い上げた細いシリンジが、
子宮内膜に沿って入って来た。
ちょっとモニターの画像が微妙によく見えなくなる。
いつもは、スポイトからピュっと呼び出す胚が、
ふわ〜と内膜に落ちていくのがわかるのだが、
なんか、微妙にその瞬間が見えなかった。
気づいた時には、もうスポイトは引き抜かれ、
えっ、もうお終い?
(32万円払ったけど、もうお終い?)
ガン見して、内膜のあたりを見てるが、
なんか白いドットは見えるけど、
3つとも重なってるのか?
やや大きめな1個のドットしか見えない。
一つの矢は折れるけど、
三つの矢は折れないぶってもいいですか?
(何それ?)
そして、スポイトを引き抜いた後のドクターは、
それまでとは一転して無言になった。
今度はドクターの顔をガン見する。
仕事に疲れた顔なのか、
仕事に失敗した顔なのか、
いつも移植の後は、どのドクターも、
「Beautiful!
とってもいい感じに移植されました!」
と、嘘でも言うモンだが、
なんで、残念そうな疲れたような顔してるの?!
やっぱり、こう言う時は、嘘でも、
よく出来た!
と言うのはドクターの使命だなとを思いましたよ。
(まぁ、ハッキリ言ってくれた方がいい時もあるが、
アメリカだと、それで訴えられることもあるからな。)
そして、新しいマシーンになったようで、
移植直後にこんなものを渡された。
Wow!
子宮の中の内膜に胚を移植した写真だ!
処置を終えたドクターLが、
また、アタシの横に来て、
「ここの白いドットが胚で、
こんな感じで移植されましたよ。」
アタシの指を取り、
内膜に移植された胚をポイントしてくれた。
でも、イマイチ分からねぇ〜。www
処置室に入って、5分もしないで終了。
移植に関しては、1分もかからなかっら。
でも32万円也!
移植が終了して、またリカバリールームの案内されるが、
リカバリーする程の処置してねぇ〜しw
ランチタイムに来てるから、
終わったら、速攻、仕事戻りたいので、
「リカバリーいりません。
もう着替えてもいいですか?」
「あらそう?
いいわよ。
じゃ着替えたら、
またここに戻って来てね。」
あ、その前に、トイレも行きたいけど。
「あの、移植終了したばっかりですが、
トイレで尿をたしてもいいですか?」
一瞬、ピタリと仕事の手を止めたナースが、
ガハハハハハ!🤣
大丈夫よ、トイレ行っても!
なんか、トイレ行ったら移植した胚が流れちゃうんじゃないかと、
素人は心配したわけね。
尿道と子宮は違うから!www
用を済ませ、ササっと着替えて、
またリカバリー室に戻る。
移植後の諸注意受けて、書類にサイン。
「あの、先程、ドクターから貰った写真ですが、」
「ドクターがポイントして移植場所教えてくれましたが、
どの辺りに移植されたんですかね?」
「ここよ。」
はぁ、なるほど。
で、この位置に移植が、
いいんだか悪いんだか分からんけど。笑
エンブリオちゃんの写真と、
移植の内膜の写真もらって、
そして、もちろん無料のジュースももらって、
速攻、再び出勤!
9月29日、3つの凍結胚は無事(?)に移植されました。
よって移植バースデーですw
移植後、特になんの症状もなく、
胸の張りすらありませんよ。
では、次回は、無事に胚移植が終わったので、
しっかり着床してもらえるよう、
チャイナタウンの漢方薬局に行って来ましたよ!
そちらのご報告いたします!
こちら、胚移植を終えた後の感想を、
動画にもまとめました!
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