いつも、冒頭が長いこりんごですが・・・。
今日は、ズバっと本題に入るよっ!
えぇ、世間がコロナウィルスで自粛している中。
ばばんっ!
新鮮&凍結胚移植に臨むっ!
(やっぱり、冒頭をカットしても、
結局、出だしは大袈裟だった・・・。笑)
見ておくれよっ、
この愛しい我が凍結胚と新鮮胚ちゃんたちっ!
コラージュまでして、
親バカならぬ、母体バカである。
では、先日の続き。
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移植に臨む!
遂に、移植の日がやって来た。 何だろうか? 他の方のブログを見ると、移植に向けて、 緊張したりドキドキしている方が多い中、 我れ、 ...
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さぁ、移植ですよ!
ナースに呼ばれて、
遂に、採卵/移植室にエスコートされて入る。
今日も、プラネタリュウムの部屋だったが、
どういうわけか、あの緑に光る星は映し出されてなかった。
そう言えば、採卵の時より、
部屋の照明が落とされておらず、
もしかしたら、採卵は暗めの部屋で、
移植は、ある程度の照明が必要なのか?
診察チェアーに座り、
ガッツリ足を抑えられ、股を開き、
ドクターを待つ、
アジアンアメリカンの男性培養士さんが、
「名前と生年月日をお願いします。
リストバンドも確認させていただきます。
目の前のモニターの名前と生年月日も正しいですか?」
こんな画像が映し出されていた!
「はい、間違えありません。」
分かりやすい、あのFreshが今回採卵した新鮮胚で、
他2つは1月に採卵した凍結胚ってことだ。
移植をしてくれる女医のドクターLがやって来た。
「こんな時に、移植をしてくださってありがとうございます。」
とアタシが感謝の気持ちを述べると同時に、
「私はドクターLです、今日は3つ移植します。」
とドクターの説明がかぶってしまった。
それで、よく聞き取れなかったのだが、
ポリープもなく、内膜も十分、移植はしっかりできそうです、
じゃあ、はじめましょう。
みたいなことを言っていたと思う。
(いいのか、そんな曖昧で?)
ドクターが膣を開く鉗子を入れて、
膣道を押し広げる。
「じゃあ、用意して頂戴。」
と培養士に声を掛けると、
目の前に映し出されていたエンブリオちゃんのシャーレに、
今度は、針のようなスポイトで、
その〇のエンブリオと思っていたものに突き刺した!
そこから、スルっと黒ゴマみたいなものを吸い上げた。
3つの各〇〇〇から、スル、スル、スル、
一つずつ、計3つの黒ゴマを、
こんな感じで全部吸い上げた!
そして、今度は、別のシャーレにその吸い上げられた黒ゴマは、吐き出され、
その黒ゴマ3つは、
また別の針スポイトに吸い上げられて、
ドクターに手渡しされた。
ビックリ、これだけオートメーション化が進んでいる医療で、
そこ、手渡しなんだっ!
と、冷静に思ってしまった。
培養士から受け取った黒ゴマ、もとい、エンブリオの入ったシリンジを、
ソノグラムを見ながら、ドクターは、
スルスルっと、子宮内膜らしきヒダにそっと近づき、
その内膜であろう上に、3つの黒ゴマエンブリオを、
そっとスポイトから吐き出し、フワっと乗せてくれた!
(すまん、絵心なくて!)
スゴイ、これが移植かっ!
この目で、移植の瞬間を目の当たりにして、
何とも言えない思いだった。
この何とも言えない思いとは、
えっ、こんなに簡単なの?
あぁ、遂に移植された!
そんな、驚きと、喜びと、
あっけなさとが入り混じったような気持ちだ。
アタシは、歯科医院で働いているので、
デンタルインプラントの手術をよく見ているのだが、
胚のインプラントってこんなに簡単なの?
移植は、5分もかからず終わってしまった、
この速さにも驚いたのかもしれない。
「That's beautiful!
はい、移植はとっても上手く行きました。
非常のいいポジションに移植出来たわ!
検討を祈るわ!」
と、ドクターは去っていった。
アタシは、先にも言ったように、
歯科医院で働いているので、
ある神経治療のドクターは、
神経治療後のレントゲンを見て、
専門的に見れば、もうちょっと薬を、
根っこの先まで入れられたんじゃないのかって言うイマイチな感じでも、
「That's beautiful!」
と言って、患者を不安にさせないためか、
いいわけなのか、
レントゲンを見ても、よくわからない患者の知識をいいことに、
そういう風に言っているのを何度も目撃してるので、
不妊治療ド素人で初の胚移植のアタシには、
そのソノグラムを見ても、
どこがいいポジションなのか、
何がビューティフルなのか、
移植成功の事実は分からないので、
ドクターの言うことを信じるしかないが、
ドクターは、大抵、ダメでも、
上手く行ったというのは知っていたので・・・。
ただ、素人目に見ても、あのスルッと感と、
内膜らしきものにHuggingされた黒ゴマをこの目で見たので、
悪くない移植だったのではないかと思う。
その後、リカバリールームに連れていかれたが、
リカバリーも何も、全然、リカバリーいらずですから、
直ぐにナースが来て、術後の指示を説明してくれた。
「現在使用中の薬は、ドクターの指示が出るまでコンティニューして下さい。
移植後の生活は、いたって普通に、いつも道りに過ごしてください。
心配で、着床するまで寝ている人がいますけれど、それは良くないです。
15パウンド以上の思い物は持ち運びしないように、
それ以外は、ノーマルライフで、エクササイズもしていいわよ。」
「あの、エクササイズって、ダンス踊ってもいいですか?」
「ダンス? う~ん、そうね、ダンスくらいだったらいいわよ。」
「ダンスって言っても、結構、飛び跳ねたりするんですが、」
「激しい運動じゃなければ、やって大丈夫。」
激しい運動って、人によって激しさが違うと思うから、
その説明は分かりずらいなと思ったが・・・。
「とにかく重いものは持たないでね。
食事は、野菜や果物、ヘルシーライフで、
お魚も、お肉も食べてOKよ。」
「え、じゃあ、Sushiは?」
「今、それ補足しようと思ってたところ!
Low Fish(生魚)と、生肉は食べないでね。」
「じゃあ、ステーキはウェルダンじゃないとダメってことですか?
ミディアムレアが好きなんですが。」
「ごめんね、ウェルダンでお願いね。」
これまで、ジョンさんが、妊娠する前に寿司を食べようと、
何度も寿司屋に誘ってくれたが、
妊娠詐欺で、寿司を食っては受精せず、
何度も、妊娠寿司詐欺を繰り返したので、
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バレンタインディナーは、おまかせでっ!(妊娠詐欺)
延期されたバレンタインデーディナー! 翌日の土曜日に行って来ました。 ジョンさんが、バレンタインデーデ ...
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やっと、今日から、寿司は食べられない生活になるのね!
なんか、寿司食べたいけれど、
汚名返上 出来た晴れ晴れしい気持ちだった。笑。
そして、無事に初の胚移植終了!
1時間半も待たされて、処置は5分で終わった。
リカバリーの必要も全然なく、
ですが、いただくものは、いただきます!
リカバリールームのアップルジュースとオレンジジュースと、
グラハムクラッカーまで頂いた!
なんせん、49万円払ってますからっ!(セコイっ!)
無事に移植おえて、
採卵/移植室から一般の待合室に行くと、
あら、午後のおやつは、
レモンキューカンバーウォーターは撤去されてたが、
リンゴが用意されてました。
リンゴも、もちろん頂いて帰ります!(セコの女王か?)
帰りも、ジョンさんの車で、
コロナ感染も気にせずに帰れる~!
移植した4月4日は、
なんと、「世界同時瞑想」
とやらが行われるらしいと、
友達がリンクを送ってくれたのよ。
世界中の人が、コロナの終息を願って、
「世界合同平和瞑想」
なんだって。
どうやら100万以上の人々が参加するみたい。
アタシは、メディテーションなんて柄でもないガサツな女なんですが、
もう、アタシの移植の日に、
世界中の人が平和を願ってメディテーション!
世界中の光エネルギーが集結する日だっていうじゃないの!
じゃあ、アタシも、その合同瞑想に参加して、
世界中の光エネルギーを感じながら、
移植した子宮を大解放しちゃおうかしらって、
(えっ、なぜ解放?笑)
NY時間は、4/4 午後10:45からだったので、
しかも、20分間、YouTube音声画像を聞きながら瞑想。
ちょうど、エストロゲン膣剤を入れて、
20分間横たわってなくてはいけないので、
まさに、この瞑想はパーフェクトじゃないかっ!
エストロゲン膣錠を奥まで突っ込みまして、
世界合同平和瞑想をしながら、
黄体ホルモンが子宮内に浸透していくのを待ちつつ、
ゆったりと横たわって20分間。
めっちゃリッチなメディテーション出来ました。
(ちと寝落ちしたけど。笑)
では、本日の動画は、移植の日のマンハッタンの様子をお届けします。
街は、今まで見たこともないくらい静まり返っているんだけれど、
やっぱり、この街にはオーラがあるし、エネルギーも高い!
強くて美しい街だなって再確認したよ。
今、不要な外出禁止になったニューヨークの街の様子や、
自宅待機の様子など、毎日YouTubeでリポートしております。
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