こりんごムーブメント

米国医療請求書から滲む旦那の愛。

投稿日:

 

 

あぁ、この人と結婚してよかったなって思う事が日常にある。

 

 

相手のことを、どう思っているかというのは、

本当に、日常の生活に垣間見られるのもだから。

 




 

超高齢出産だったので、息子のためにも長生きしなきゃいけない超高齢ママこりんごです。

 

実はですね、ここ1年ほど、咳が続いていたりするんですね。

常に、咳込んでるわけではないのですが、何かの拍子に咳き込んだりして、

 

初めは、ちょっと風邪気味かなぁ。から始まった咳だったんですが、

何ヶ月も咳が続いたので、これはマズイなと、

去年、医者に診てもらったんです。

 

どうやら、去年の段階で、咳が長引く人が多かったらしく、

流行性の百日咳だったんじゃないかと。

 

ただ、咳が続いて、半年くらいで医者に行ったのに、

もう既に感染ピークは過ぎ去ってたし、

家族のだれにも、移している感じではなかったので、

特に問題ないでしょうってことだったんですよ。

 

とは言え、その咳は、悪化するわけではなかったんだけれど、

その後もずっと続いて、

その半年後の健康診断で、またドクターに相談したら、

 

聴診器を当てても、肺に雑音があるわけではないし、

咳以外は何の症状もないので、特に処置はないとのことで、

 

咳止めの薬を使うのも手かもしれないが、薬を使うほど酷い咳でもなかったから、

あえて、薬は使いたくないと、

 

何か、肺に問題があるかもしれないので、レントゲンとか撮るのはどうでしょうかとドクターに相談すると、

 

「心配なら撮ってもいいですが、

多分、レントゲンを撮っても問題は見られないと思いますよ。

でも、レントゲンを撮って、問題ないと確認して安心するために撮ると言うならレントゲンの処方箋は書きますよ。」

 

という事だった。

 




 

なんか、問題がないのに、あえてレントゲンで放射線浴びるのも嫌だなと思っていたのだが、

 

日本に帰った時に、咳き込む自分の姿を見た母が、

ちょっと結核か肺炎か何かあるかもしれないから、医者に行きなよ!

 

ということになり、

旦那のジョンさんも、そうだよ、レントゲン撮って、確認した方がいいよ。

 

と、咳を患う本人よりも、周りの家族が心配する有様だった。

 

それで、5月に一時帰国していた日本からNYに戻って来て、

遂に1年以上ぶりに、胸部X線を撮ることにした。

 

主治医のドクターにも確認したら、

結果は、問題なしと言われることの方が多いと思いますが、

それで、問題なかったと安心材料になるなら撮るのもアリかもですよと、

 

医学的には、問題ないんだろうなと思っていたけれど、

医療に100%の保証なんてないし、

早期発見出来れば、後々、何かあっても後悔ないと思って、撮影に臨みました。

 




 

で、アメリカの医療費ってバカ高いじゃない?

レントゲン撮って、保険適応してなかったらもう悲惨な話になるので、

クリニックの事務の方に聞いてみたら、

 

多分、CoPayくらいだと思いますよ。

 

とのことだった。

 

まぁ、保険適応のドクターから処方箋を出してもらうので、

レントゲンも保険適応だと思い込んでいた。

 

はい、アメリカ思い込みはアウトです。

キチンと、保険会社に問い合わせるべきでした。

 

レントゲンの予約を撮ると、

患者負担金が、CoPay 10ドルと出て来た。

 

よかった、CoPayだけでレントゲン撮れると喜んでいた。

 

ちなみに予約時に、既に、それを払い込むことも出来るのだが、

アタシは、過去の医療費ボッタくり騒動があったので、

一度払った医療費を返金してもらうのって、メッチャ苦労するので、絶対に医療費は前払いしないと決めていた。

 

 

そしたら、案の定、予約の前日に、

いきなりメールが届いて、支払金額が48ドルになっていた。

 

どういう事なんだ?

10ドルって言ってたのに、いきなり48ドルとは?

 

ちょっと納得いかなかったので、もちろん前払いはせずに、

レントゲンを撮る前に、事務の人に聞いてみることにする。

 

それでも、まぁ、50ドル未満なら、それで、この咳は本当に問題ないと確認するために払うお金ならば払おうとは思っていたが、一旦10ドルと言われていたのに、急に48ドルの請求になったから、ちょっと納得いかないんだよね。

 

そんなこんなで撮影しに行ったわけよ。

 




 

アメリカの医療システムって、ちょっとややこしくて、

保険が使えるドクターの系列の病院のレントゲン科に行って来たんだけれど、

 

そのレントゲン科で、何故に10ドルだった負担金が急に48ドルになっているのか、

もらったメールを見せて、説明してもらおうと思ったら。

 

「いいえ、貴方の支払いは、10ドルのみですよ。」

 

とのことだった。

一体なんやねん、と思ったが、48ドルじゃなくて10ドルで済んでよかったなと、

無事に、胸部X線の撮影を終えた。

 

10ドルで、安心を買えるなら安いもんよと。

 

撮影の翌日には、検査結果が出ており、

翌週には、主治医からのメールも来ていた。

 

「胸部X線、全く異常なし。以上」

 

問題ないですよと、言われていたので、やっぱりなとは思ったんですが、

まぁ、手間もお金もかけましたけれど、これで安心を買ったと思えば安いもんよ。

 

そう思っていた。

 

そして、一ヶ月後。

 

レントゲンを撮った病院から、胸部レントゲンの請求書がメールで来た。

 




 

あれ?

既に、患者負担金の10ドルは支払い済みですけれど?

 

えっ?!?!?!?!

 

 

 

何と、$87.39の請求が来ているではないか!

 

も~、またかよっ、

なんで、いつも、こうやって支払いスムーズに行かずに、納得できないチャージ請求せれるのか?

 

もう、これアメリカあるある過ぎて、飽きれる。

 

マジで、何や、この請求は?!

 

詳細を見てみると、Hospital Services と書いてある!

 

あっ!

またこれか!

 

なんか知らんが、病院で処置を受けると、ドクターチャージとファシリティーチャージみたいなものが請求されるのよ!

何なん、このホスピタルサービス料って?

 

病院で、いちいちサービス料 払わにゃアカンの?

 

何か体の具合が悪くて、レントゲン撮りに行ったなら、まだしも、

何の問題もなく、ただ、予防のため、念の為の撮ったレントゲンで、

ちゃんと患者負担金も払ってるのに、その上、ホスピタルチャージって、

わけわからない料金上乗せしてくんなよ!

 

これは、もう保険会社と病院とに電話しなくて、また、あれこれやりとり、確認する日々が続くのかと頭を抱えていた。

 

そう、アメリカでは、訳のわからないチャージがよくされるので、

医療費を払う前は、確実に納得してから払わないといけない。

 

87ドル位と思って払ってしまう人もいると思う。

ほらなんせ、数千ドルとかの医療費だったら、流石にみんなバトルするけど、

そういう単位じゃない、ついそのくらいなら、払っちゃいなよ。

ってそんなの向こうの思う壺よっ!

1円たりとも、わけのわからんチャージ払ったらあかん。

 

そもそも、アメリカの医療費おかしいから、

以前も、4000ドルのチャージを、ごねたら80ドルにしてもらえたり

1万2千ドルのチャージが、話し合いで2000ドルになったり、

 

だから、支払う前に、あれっと思ったチャージがあったら、

絶対問い合わせてみるべき。

 

そして、アタシは戦闘体制で、保険会社と病院を相手乗って、

何のチャージが白状させるぞ!くらいの勢いでいたんですよ。

 




 

そのイライラ感やストレスは周りの人にも感じる位だったみたいで

ジョンさんが、どうしたの?どうしたの?と割り込んできた。

 

「見てよ、この前の胸部レントゲン、CoPay払ったけど、また別の87ドル追加請求が来たのよ、

なんだかわからんHospital Services なんて言って請求してくるんだよ。」

 

「え?いくらだって?」

 

「87ドルだよ。

特に問題もない、健康診断のためのレントゲンにだよ?」

 

「なんだ87ドルくらいでよかったよ。

何百ドルとかだったら、ちょっとえって思うけど、

そのくらいだったら俺が払うから!」

 

ほらね、こう言う人が多くいるから、向こうはつけあがるんじゃないかって思うよ。

 

「いいよ、自分のレントゲンなんだから、自分で払うけど、

87ドルもするなら、レントゲンなんか撮らなきゃよかった!」

 

「いや、俺は87ドルかかっても、ワイフにレントゲン撮ってきて欲しいと思うから、

撮ってきてくれてよかった。ありがとう。

だから、そのレントゲン代は俺が払いたい!」

 

えっ!

いや〜ん💕

 

なんか、あたし、自分自身の健康にケチケチしすぎちゃってたけど、

レントゲン代を払っても、ワイフの健康のこと気遣ってくれるハズバンドがここにいて、

 

あぁ、この人と結婚してよかったな。

と、思った瞬間であった。

 




 

うちは、結婚後も、財布は夫婦別々で、

まぁ、基本的には、どちらの財産も、いずれは息子のものになるんだけど、

 

で、今は、アタシが専業ママで仕事を辞めたので、収入がない分、ジョンさんが、ほとんどの出費を出しているのは確かだけれど、

しかも、健康保険だって、ジョンさんの扶養家族として加入させてもらってる。

 

自分自身の出費は基本、自分で払っているけど、

育児にかかるお金は、ジョンさんが支払ってくれてるので、

アタシは、預金を崩して、家賃だけ少し払ってるのみなのね。

 

だから、ちょっと、おんぶに抱っこしてもらってる感が否めず、

やっぱりそろそろ社会復帰で働いた方がいいなとは思っている。

 

周りのみんなは、夫婦なんだから、そんなの当たり前だし、

何なら家賃だって旦那が払えっ!って思う人もいると思うよ。

 

げんにジョンさんも、育児という偉業を毎日こなしているワイフは偉大過ぎて、

家賃だって、払わなくていいんだ!

それ以上のことを君はしているんだから!

 

と言ってくれるのよ。

 

まぁ、これは、各家庭の事情と、個人の感情があるから、いろんな形があって良くて、

 

ほら、なんせアタシは50手前まで、自立してた女をやっていたので、

急に、旦那に養ってもらうとか、3年経った今も、まだ慣れないんだよね。

 

いや、それに慣れちゃったら終わりかなとも思ってて、

やっぱり、収入があると、もっと大きく人生動ける。

 

まぁまぁ、今日は、そんな経済的な話じゃなくて、

 

お金よりも、妻の健康のことを真っ先に思ってくれたハズバンドに感動した話をしたかったのよね。

 

おりしも、先日は、ウチラの結婚式記念日でしたのよ。

 

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