3月1日に、ニューヨークで初のコロナ感染者が報告されてから、
たった2週間ちょっとで爆発的に感染者が増え、
街はシャットダウンされた。
懐かしい動画見せるぞっ!
こちら、NYCに初のコロナ感染者が出た3月1日の翌日の動画!
あれから2ヶ月。
マスクの習慣がないアメリカで、
NYはマスク着用率は、ほぼ100%に近くなった。
ニューヨーク州は、
#WearAMask NY と言うコンテストまで開いての、
マスク着用キャンペーンを実施していた。
(詳細、入賞作品動画は、上のリンクから見れます。)
自粛生活が2ヶ月ともなると、
マクス着用が定着してくるように、
コロナとの共存自粛生活も慣れ始めて来ていた。
そして、先日、コロナが感染拡大をし始めて、
初のホリデーがやって来た。
メモリアルディウィークエンドである。
この祝日は、戦争で亡くなられた方々を追悼する祝日で、
毎年5月の最終月曜日がメモリアルデーと定められて、
3連休になるのです。
この3連休を利用して、
普段だったらみんな旅行に出かけたり、
メモリアル祝典に参加したりと、
ホリデープランを立てるわけですが、
今年は、ご覧の通り、コロナウィルスに牛耳られてしまって、
ソーシャルディスタンスや不要な旅行は禁止。
全てがキャンセルで自粛ムード。
でも、人間は、やっぱりソーシャルな生き物!
お天気も良くなったホリデーウィークエンドで、
みんな外に出たい、出たい!
ウチラは、今年のメモリアルウィークエンド、
小旅行と題して、また郊外に食料買い出しに行って来ました。
ほんの40分程度のドライブですが、
青空が広がり、まぁ、皆さんホリデーですから、
リバーサイドには、沢山の人が、
ジョギング、散歩と、祝日を楽しんでおられました。
FacebookやInstagram のポストでも、
ちょっと近場のビーチやパークに出かけている人のポストを、たくさん見かけ、
なんか、今まで普通に出来ていたバケーションに比べたら、
とっても小さなものなんだけれど、
外出することを、大切にしているというか、
凄く喜んでいるというか、
外に出られることのありがたさ。
小さな、近場の旅行ですら感謝している感じで、
なんか、当たり前を当たり前と思ったらいけない時代に、
大きな感動を見た感じがしたよ。
メモリアルディウィークエンドの日曜日。
そういう、当たり前のことに感動できることをシミジミと感じてたわけですが、
それ以外にも、別の驚きを発見しました。
もう、ビックリしたのが、自分の感覚。
実は、その日曜日の夜、
かつてのダンス友達の一人が誕生日でして、
みんなでZoomバースディーチャットしたんですよ。
懐かしい顔ぶれ~!
(本名丸出し失礼っ!)
このメンバーたちは、同時期にスイングダンスを習いだしたメンバー。
30代の前半から後半まで、夢中でダンスやってた頃の仲間。
一緒に、ダンスパーティー行ったり、ダンスキャンプで旅行したり、
本当に、あの頃は楽しい時期だった。
40過ぎたころから、あまりスイングダンスに行かなくなった。
バンド活動も3年前に脱退したので、
それまでは、交流していた友達は、みなアメリカ人や、
英語を第一言語として話す友達ばかりだったけど、
それ以降は、引きこもってラジオ番組をスタート。
ブログも日本語だし、
発信相手は日本人。
今となっては、英語って、ウチのジョンさんと、
ウチの職場のボスとしか使ってないっ!
あぁ、だから、英語も衰えるわけだ・・・。
おいおい、年齢と共に、身体の老化だって始まってるのに、
それに加えて、英語も衰えるって、
ヤバくない?
そんな英語の不安に気づかされるバースディチャットだったわけよ。
それと同時に、えっ?
と思うこともあって・・・
コロナの感覚の違い。
あのね、もちろん世界一感染者、死者の多いニューヨークなんですけれど、
だから、日本の家族や友達も、
NYに住んでいる こりんごは大丈夫かって思うわけですよ。
ブログ読者の皆さんも、こりんごさんニューヨーク大丈夫?
って思いつつ、
ブログ読んでる限り、意外にNY大丈夫か?
って思ってる人もいるかもしれないけど、
意外に、アタシの周りには感染者もいないし、
タダね、ニュースや、感染者、死者数の統計を見れば、
そりゃヤバイ状況のニューヨークですから、
ほら、セレブとか、みんな別荘のある郊外やら州外に避難してたよね。
それって、セレブだけかと思ってたんだけど、
意外にね、ウチのオフィスに来る、
上流階級の患者様はもちろん、
中流の上プラスのランクの方たちも、
みな、郊外、州外に避難してたの!
だから、皆さん、予約をキャンセルされてて、
というか、当然、歯医者もクローズしてるだろうと思って音信不通になってて、
ウチのボスが、仕事を再開したがってて、
そういう患者さんたちに連絡して予約取れってうるさいから、
電話かけると、
「えっ、クリニック、オープンしてるんですか?!」
ってビックリされる。
(そりゃそうだ。)
で、もっとビックリなことに、
患者様の6~7割の方が、NYCにいないというのだっ!
そう、スーパーセレブでなくても、
そこそこ裕福な人たちは、
郊外に家を借りてNYCから脱出していたのだ!
昨日届いた、領事館からのメールで、
クオモ州長の声明や、コロナ感染者数のお知らせが毎日届くのだが、
そこに、コロナ感染者の実態を把握するため、
エリアごとに調査をした結果が届いていたの。
「NY市のマイノリティ・コミュニティ及び低所得コミュニティの住民が、
コロナウイルスにより深刻な被害を受けていることが判明した。」
ちょ、ちょ、ちょっと、
なんか、複雑~。
裕福層は、さっさとNYCから避難で別荘暮らし、
そして、被害を被っているのは低所得コミュニティや、マイノリティーたちで、
あぁ、アメリカの象徴。
貧乏は死ねっ!
これ、医療費の高いアメリカの保険騒動の時も出た言葉ですね。
アタシなんて、まさに、ミドルクラスの下ですから、
もちろん、ブルックリンにコロナ最中でもいますし、
地下鉄乗って出勤もしてますよ。
で、驚いたことに、
この、身近なダンス友達と久しぶりのバーチャル再開ですら、
なんと、NYCで出会った友達なのに・・・
コロナ騒動の前に、NYCから引っ越した友達が1割で、
コロナ騒動後、NYCに住んでいるはずの友達の7割は、
なんと、みんな郊外、他州に現在 避難中だった!
英語が、より一層、下手クソになってしまったアタシだったが、
こんな状況でも、自宅から地下鉄に乗って出勤していることに、
みんなから、逆に、相当、驚かれてしまった。
「なんで歯医者やってるの?!」
「感染の危険は感じない?」
「職場はどこだっけ?」
「地下鉄どのくらい乗らなきゃいけないの?」
いろんな質問が飛んでくるわけよ・・・。
アタシ、もちろん完全防備で出勤しているけれど、
もう、この出勤していること事態が、
他の人にとってはアンビリーバブルなことだったのだ。
もちろんね、医療関係者であるエッセンシャルワーカーには、
みんな感謝してるんだけれど、
ほら、歯医者って、そんな無理してやらなくてもいいんじゃない?
レベルの医療従事者なので、
もちろん、急に歯茎が腫れたとか、
虫歯が悪化したとか、
歯の痛みって耐えられないから、
そういう患者の対応はするべきなんだけれど、
今は、完全に、ウチのボスは、
ビジネス再開で儲けたいに走っている。
しかも、従業員のアタシの給料カットしてるし、
儲けるなら今だ的な・・・。
だから、毎日、定期健診や歯のクリーニング、
小さな虫歯の詰め物、
そんな、緊急でない患者対応のために出勤している。
っていうか、もう、それが当たり前なのかって、
そういう風に、中流階級の下で生きているアタシは、
利用され、そうするしか出来なくて、
ニュースになってる、低所得者コミュニティー、マイノリティーたちと、
中流階級の、ちょうど間くらいに位置しているアタシ、
この中(ちゅう)の下(げ)が、一番、悲惨な状況なのに、
結構、サポートは、最も上か下にしかされない。
アタシの、下手クソな英語と、
そんな可哀そうな話で、
やや盛り下がるバースディチャットか?
えっ、こんなメモリアルディウィークエンドかよっ!
まぁまぁ、暗い話は置いておいて、
みんな、元気でよかった。
あぁ、アタシ、気が付けば、40も半ばで・・・
(知ってたけどさ。)
なんか、人生、40代だったら、
もっと築けていたものあるはずだったんじゃないかって・・・
そんな中、自分が50代になったら、
こんな風に生きていたい想像も始めてた。
これ、最近、よく思うのよ。
「こんな風になっていたい50代!」
のことを。
今、この40代半ばの自分が、どれだけ頑張れるかによって、
その未来が実現するわけだから、
つまり、今の40代半ばの自分は、
30代の自分が作り上げた現実ね。
踊りまくって、バンドに明け暮れたので、
子供も家庭も作らず、今、慌ててる?(苦笑)
こりんごの巻き返し、ぜひ期待したいぞっ!
では、本日の動画は、メモリアルディウィークエンドの
小旅行ドライブ(食料買い出し)の模様をお伝えいたします。
NYこりんごラジオYouTubeチャンネルでは、インタビューの他にも、
今、不要な外出禁止になったニューヨークの街の様子や、
自宅待機の様子など、毎日YouTubeでリポートしております。
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