石橋を叩いて渡れ。
早期発見早期治療、大事。
でも、もう少し早期発見しやすい医療費にして欲しいと願うよ。
今回は、胃カメラですよ。
遂に飲みますよっ!
胃カメラを飲む朝。
11:45amの予約で、
前日の午後9時以降絶食、
当日の朝7:45以降は水を飲むのも禁止
朝7時に起きて、
いつも通り、ラジオ体操と瞑想をしてから、
白湯を飲む。
今日は、胃カメラのため仕事は休んだので、
水を飲んでもいい朝7時45分まで、
白湯を飲見ながら、まったりとした。
あぁ、ゆったりとした時間っていいものだ。
まだ暗がりの朝、
クリスマスツリーのホーミーな光が、
くつろぎタイムの質をより一層上げてくれる。
生活にゆとりある時間って本当に大事だと、
いつも慌ただしく暮らしている自分は痛感する。
今日は、ジョンさんも、全身麻酔で胃カメラを飲むアタシのお迎えのために、仕事を休んだ。
アメリカでは、全麻の後は、法律で患者一人で帰宅してはいけないことになっているのよ。
ジョンさんも、寝坊が出来て、
日々の激務から解放で、朝を寛いでいる。
よかったな、迎えに来てくれる人がいて。
以前、別の不妊治療クリニックで、
採卵を全身麻酔でやる場合、誰かにお迎えに来てもらわないと返せないので、
お迎えに来てもらえない人のために、
お迎えサービスがあった。
そのチャージが、なんと500ドル!
「リムジンで、シャンパンか何か付いているんですか?」
と聞いてしまったことがあったな。笑
そんな懐かしい記事は、コチラ!
では、いざ胃カメラへ!
余裕を持って家を出る。
予約時間より、かなり早めに到着したんで、
街並みと、胃カメラへの意気込みを、
ビデオ撮影してたんけど、
肝心の胃カメラセンターが見つからない!
Google map では、確かにアドバイスを示しているのに、
その場所に胃カメラなど存在してなくて、
慌ててセンターに電話した。
何と、今でも、ミステリアスなのだが、
Google map では、確かにセンターの住所を示しているのに、
実際のビルは、10ブロックも北位置していた!
どちらも間違えではさそうで、
非常に混乱したが、
予約時間前よりも早く来ていたので、
遅れることなく間に合った!
マジ時間の余裕を持つって大事!
では、今度こそ、本当に、胃カメラセンターに到着!
受付で、 新しいN95のマスクに付け替えさせられて、
体温チェックと、コロナ検診。
そして、尿検診をするよう、トイレに案内される。
これが、妊娠検査なんだわ!
残念ながら、先週の金曜日に生理が来たため、
確実に、妊娠陰性なんですけどね。
尿検診の後、一旦、待合室で待たされるが、
待合室にいる患者さんは、
アタシ以外、全員、中年男性だった!(;゚Д゚)
そうだよね〜
ヘビースモーカーだったり、酒豪の人って、
胃や食道を悪くする確率高くて、
胃炎とか、食道炎って、比較的、男性に多いじゃない?
アタシなんて、
酒もタバコもオンナもやらないのに、
(昭和のオヤジか?
オンナは、ちゃんとしようよ!笑)
(通常、オンナの意味は、浮気であるが、
アタシの場合、時にオンナらしさを忘れがちなので・・・)
そんな事を考えていると、
「カリンゴ。」
と名前を呼ばれる。
名前の発音間違えられることしばし。
「今日は、私が支払いの担当をします。」
ちょっと大きめな、黒人女子医療事務が、会計の担当だった。
(そして、やっぱり爪は長めだった。)
もう、流作業のように、一連の支払い状況を説明し、
処置結果の機密や、誰にシェアするか、
そう言った事務的な質問と説明に、
淡々と答え、
胃カメラ処置、$2180ドル (約23万円弱)を一括で払わされた。
(これは施設に払うお金で、後日、ドクターからの請求も、もちろん別に発生する。😭)
これだけで、胃カメラ飲む前に、胃がキリキリしますがな。😓
=注意=
お持ちの保険によって、
請求される額は異なります。
ショボい保険だと、このくらいの請求です。
次はナースに呼び出され、
個室にて問診。
基本的な健康状態、身長、体重、既往歴やアレルギーなどの質問に答え、
今、何か薬は飲んでいるかと言うことで、
「薬は飲んでいませんが、
サプリメントは飲んでます。」
「どんなサプリ飲んでますか?」
「CoQ10、ビタミンD、DHEA、
そしてPrenatal Vitamins (妊娠サプリ)です。」
隠しているわけではないが、
もうPrenatal Vitamins 飲んでることから、
妊娠バレバレだろうから、
「妊娠希望していまして、
念のために申し上げれば、IVFをやっていまして、
今回は、胃カメラなので、IVFに使うホルモン剤等は使っておりません。」
「大丈夫よ、心配しないで!
私、IVFナースだったのよ。」
「えっ!本当ですか?!」
「大変なのはよく理解してるわよ。」
「はい、年齢的に、かなり厳しくて、
今回も、胃カメラ飲むのでスキップしましたが、
本当は、スキップしてる場合じゃないんですよね。」
「大丈夫よ!
まだまだチャンスはあるわ!」
「取り敢えず、体が資本なので、まずは体調を整えないとと思い、
胃カメラで問題ないかチェックするのが優先かと思って。」
「その通りよ!」
まさか、こんなところでIVFナースさんに会えるだなんて!
問診の後、血圧や脈拍を測ったのだが
110/33 ?!?!?! Σ(゚д゚lll)
「血圧、いつも低めなの?」
「割と低い方ですが、
33って、こんな数値は見たことありません!」
「多分、セーターの上からだったから、
素手で測ってみましょう!」
108/63
それでも、まだ低めだよね?
「心配しないで、夕べから絶食だから、
低めなのは、普通の事よ。
この後は、術着に着替えて、ここで待っててくださいね。
胃カメラも、IVFも、Good luck!」
術着に着替えると、
今度は、麻酔科の先生がやって来た。
「はい、いくつか質問しますね。
タバコ吸いますか、お酒飲みますか?
何か内科的疾患ありますか?
薬のアレルギーは?」
「どれもありません。」
「とっても簡単だね~。
いや、健康だねって意味だよ。」
どうやら、胃カメラ飲む人は、
やはりヘビースモーカーだったり、アル中気味だったり、
内科的疾患があったり、
そういう人たちが多いようで、
「あの~、酒もタバコもやらないで、
いたって健康なのに、
どうして、こんなことになってるんですかね?」
「いや~、それは、これから胃カメラやってくれるGI (胃腸科医)に聞いて下さい。
僕は、その専門ではないので。」
そうだよね、貴方、麻酔科医だもんね。
その麻酔科医にエスコートされて、遂に、胃カメラの処置室へ!
今までは、ちょっと図書館のような内装のビルだったが、
急に、処置室に入ると、病院らしくなって、
思わず、
「ホスピタルっぽっくなって来ましたね。」
「あはは、そうだね。」
と、麻酔科医が笑う。
そして処置室へ。
NYの胃腸科医、岩原先生が、
「お元気でしたか?」
と日本語で迎えてくれた。
いいねぇ~、日本語!
それだけで、厄介な質問とか説明のストレスがなくなる。
処置ベッドに横になるよう指示されて、
「今回は、貴方のアシスタントを担当するナースのシェリーです。」
と今回の検診の担当ナースが自己紹介をしてきて、
テキパキと、モニターチェックをしていた。
麻酔科医の先生が、全身麻酔の針を腕に刺し、
鼻にチューブを取り付けた。
胃カメラ前の準備を、ナースや麻酔科がやっている間、
岩原先生は、ただ突っ立っていた。笑
準備が整い、
「では、そのまま横向きになってください、
腕は、そのままこちらへ。」
えっ、どちらだ?
(日本語なのに、理解してなかった。笑)
「はい、お口にマウスピースを入れますね。」
腕に刺された針から、薬が投入されたの様で、
脳ミソが、モワンっとクラついた。
岩原先生に、マウスピースを入れられた後の記憶はない。
目が覚めると、ナースたちが、バタバタと病室を行きかう雑音が耳に届いた。
あ、リカバリールームに移動されている。
カーテンで仕切られているリカバリールーム、
ナースが行き交い、
また、横向きになって麻酔で眠っている患者さんが、
ストレッチャーで運ばれていく様子や、
空になったストレッチャーを、綺麗に拭いて、
新しいシーツをかけ直している看護師さんたちを、
ぼんやりと見ていた。
アタシが目を覚ましたのに気づいて、
「調子はどう?
今、飲み物を持ってくるわね、
アップルジュース、クランベリージュース、お水、
どれがいい?
スナックは、プレツェル、クラハムクラッカー、チーズサンド、
どれがいい?」
「アップルジュースと、グラハムクラッカーお願いします。」
あの時は、ぼんやりしすぎてて、よく覚えていないのだが、
確か、岩原先生がやって来て、
「無事に終わりましたよ。
特に問題はなかったです。
ただ、ちょっと胃の上の部分が赤くただれてたかな。
それで胃と食道を区切る弁が、少し弱って、胃酸が逆流しやすかったんでしょうね。
特に、ポリープや腫瘍などは見つかりませんでしたよ。
念のために、組織検査には出しますけれどね。」
良かった、日本語で、
こんなに、ぼんやりしてる中、
英語で説明されたら、絶対理解出来てなかったよ。
だって、日本語でですら、ちょっと記憶飛んでたからね。笑
よかった、何の異常もなかったって。
しかし、ただの検診で、2000ドル(20万円)以上払うって・・・
どうよ? (゚Д゚;)
そして、食道や胃の写真のついたコピーと、
診断結果と、アドバイスが掛かれたペーパーを渡されて、
書類にサインをさせられた。
何の書類かも分からないのに、サインしちゃって・・・。
その後、かなり放置されていたのだが、
こんなに人生、ぼ~っとする時間ってなかったから、
まぁ、麻酔のせいでもあるんだろうけれど、
渡された説明書に、
酸味のあるものは控えてくださいって書かれてて、
あ、アップルジュースって飲んでよかったかしらと、
しかし、口が渇いていたので、
今度は、お水を貰うことにした。
いつまで、ここにいるのだろうか?
ナースたちも忙しそうだし、
こっちも頭ぼ~としてるので、
どのタイミングで、ベッドから起き上がっていいのやら。
リカバリールームから見える時計を見ると、
もう2時を回っていた。
あれ、お迎えは、1時15分のはずなのに、
まだ帰らせてもらえないのかな?
きっとジョンさん心配してるぞ。
どうやら、今日は、かなり忙しいようで、
そうだね、12月は、通常、保険のベネフィットが切れる時期なので、
みんな、今年のベネフィットを使い切るために、
駆け込みで病院に行ったりするから、
きっと混むんだね。
(アタシの保険は、何故か、12月スタートなんだよね。)
随分、ぼんやりとして、病院内の忙しい風景を、見守った。
いいかげん、家に帰りたいよ。
通り過ぎるナースを引き留め、
「あの~、まだここにいるのでしょうか?」
「もう、ドクターに会いました?
サインはしましたか?」
「しました。」
「ちょっと待っててね。」
あ、また待たされるんだ。
「ごめん、ごめん!
まだ、エスコートに電話してないのよ!
ここで着替えて待ってて。」
と言って、リカバリールームのカーテンをクローズした。
重い頭を上げて、着替えを済ませる。
着が得て、カーテンから出て、目の前のナースセンターに、
この後そうしたらいのかと、フラフラ歩いてみた。
ナースが、
「トイレはこちらよ、
トイレが住んだら、あちらの椅子の方で待っててね。」
また待たされるんだ。
とりあえず、トイレに行ってから、
椅子に座って待ったみた。
先に隣に座っていた男性が、
痺れを切らし、ナースに声をかけたら、
すっかり忘れていたようで、
ナースがエスコートのいる1階まで付き添って、
彼を解放してくれたようだ。
あぁ、アタシも、ナースに声をかけない限り、
ここで放置されるんだなと、
しかし、まだ頭が、ぼ~としてるので、
10分くらいして、やっと目の前を通るナースに、
「すみません。
いつ帰れるのでしょうか?」
「担当ナースはだれ?」
えっ、名前覚えてないよ!
「眼鏡をかけた、アジア人女性でした。」
「シェリーかしら?」
だから、名前覚えてないってば・・・。
「きっとシェリーね。」
すると、シェリーが、
「She is good to go!
彼女は、もう帰っても大丈夫よ!」
忙しそうに、別のリカバリールームから出て来たシェリー。
「もう帰っても言いそうよ。
じゃあ、貴方のエスコートが来ている1階ロビーまで、
私がエスコートするわね。」
やっとジョンさんとご対面でした。
1時15分にお迎えの予定が、1時間以上遅れたので、
ジョンさんもかなり心配だったようで、
「胃カメラ失敗か何か惨事でも起こったのかと思ったよ!
センターは、一報連絡してくれればいいのに!
でもよかった!」
待ち時間が長かったので、マンハッタンで、ソワソワしながら時間潰すのに、
買い物しまくってたみたいよ・・・(さすが浪費家!)
では、胃カメラの1日をビデオにまとめました!
住所間違えの、ヘラルドスクエアーとエンパイアビルディングから、
術後のブライアントパークまで、
NYのミッドタウンをお楽しみください!
ありがとう!!!
やっとYouTubeのサブスクライバーが500人に達成!㊗️
でも、まだ半分の道のり・・・
コツコツ行くわよ!
NYこりんごラジオYouTubeチャンネルでは、
海外で頑張る人インタビュー以外にも、
今、コロナ禍のニューヨークの街の様子など、
毎日YouTubeでリポートしております。
サブスクライバー1000人目指しておりますので、
よかったら NYこりんごラジオYouTubeチャンネル登録してくださいっ!
それから、このブログにメアドを登録すると、
アタシがブログを更新するたびに届きます。
(ウザい?)
メアド登録して下さった皆様には将来的に、
何か面白いイベントやら、告知を日頃の感謝を込めて、
贈ることも検討中なので、
ぜひ、ブログの方もサブスクライブしてね。
メッチャ高額のジョンさんのLINEスタンプ、
メゲズに販売中!(苦笑)
手違いで、高額プライスを付けてしまって、
値段変更出来るらしいのですが、
こんなにボッタくり高額スタンプを購入してくれた人がいたので、
なんか、今更、定価変更しずらくなってしまいました・・・。
すみません。
そして、購入して下さった方、
本当に、ありがとうございます!