決断の嵐。
でも決められない事ってあるじゃない?
それでも決断の期日だけは迫り来る。
何度、決断しても、
その決断が正しいのか分からず、
覆してみたり。
思考能力がある人間って、
頭が良すぎるのか?
失敗したくないから、
成功する道を決断したいけど、
結果なんて、やってみなきゃ分からないんだけどね。
昨日の続きで、
急な採卵を控え、
卵胞が1個しか育ず、
内膜が8.7mmと微妙で、
新鮮胚移植するのかしないのか?
今回のスキップするのか?
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46歳の子宮内膜と卵胞の成長悲劇と、妊活の葛藤。
日米、似たような問題抱えてるけど・・・、 月曜日に、恐れていた、アメリカ最高裁判事のRBGの後任に、 超保守派カトリックのエイミー・コーニー・バレットが、 も ...
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モヤモヤするだけで、決められないのに、
決断の期日が迫り来る中で、
帰宅途中にスーパーによると、
パッと心を明るくしてくれる、
双子の眩しいひまわり!
レジのGayのお兄ちゃんが、
「Wow, that’s so pretty!!! ❤️」
と言ってくれた。
フラワーパワーで、明日の採卵決断を下すぞ!
お金のことを考えれば、
卵胞1個だし、
内膜も8.7mmとイマイチ厚くないので、
キャンセルして、自然を狙う!
ポリープも除去したし、今度こそは期待できる?
これが妥当かなぁ。
でも、ちょっと待てよ!
卵胞が1個しかないからって、
これまで何回スキップして自然に任せて成功したよ?
まもなく47歳になるっていうのに、
そんな、悠長なこと言ってられるのか?
実は、新鮮胚移植を躊躇したのは、内膜の問題だけじゃなくて、
水曜日に採卵なので、上手く卵胞ちゃんが育てば、
土曜日に移植となるのだけれど、
土曜日は、仕事がメチャ忙しくて、
しかも急に排卵が決まったので、
仕事休めないなぁと思っていた。
だから、内膜も薄いし、やっぱりキャンセルで自然で行こう!
これが一番賢いんじゃないかと思ってたんだけど、
もう卵がどんどん減っていくのに、
やっぱ、1個でも無駄にしたらダメじゃない?
やっぱ、仕事よりも移植!
採卵すべきだよ!
でも、内膜の厚みが気になる!
ほら、また堂々巡り。
でも、内膜を侮っちゃいけないよ、
やっぱり、今回の新鮮胚移植はないな。
だったら凍結?
ゲッお金かかるけど、
もう今、お金かけないでどうするよ!
悶々と考えて、その夜は、
ジョンさんと性交渉はせず、
つまり自然で行くオプションは消えた。
そして夜が明けた。
つまり、もう、1個でも採卵すると決意出来たが、
新鮮で行くのか、凍結で行くのか?
迷いに迷っていた。
朝一番の採卵は、7:40amから、
ブルックリンの家を6時には出発、
だんだん日が短くなって、
まだ6時でも朝が明けていない。
そして、決断も出来ていない朝は、
アタシの気持ちを映し出して、
雨模様だった。
クリニックに到着!
朝7時のオープンで、まだ6時45分なのに、この行列!
こんなにたくさんの人が、
みんな妊活頑張ってるんだと思うと胸が熱くなるよね。
今日は、ジョンさんも一緒にクリニックで嬉しいな。
おやつ見てよ!
一見、いつものストロベリークッキーかと思いきや、
なんと、採卵の朝は、ラズベリークッキーだったっ!
これは、おやつ占いからしたら、
同じようで、同じじゃない結果に終わるってことか?
(何それ?)
まず、採卵前にソノグラム検診。
当日、急に内膜が10mmとかになってないかなぁ~。
で、急に9mmの卵胞も、18mmくらいになってて、
あら~、2つ採卵出来ますよ!
なんつって・・・。
ソノグラムがはじまる。
「はい、まだ主席卵胞は排卵してないわね。」
「あの、昨日は20mmでしたけど、今日は何ミリですか?」
「採卵日は、メジャーはしないのよ。
あるかないかを確認するだけ。」
あぁ、そうなの・・・。
でも、測ってくれてもいいじゃんよ。
「じゃあ、他の卵胞は大きくなってませんか?」
「他のは、なくなってるわよ。
右は、小さくて採卵は無理!」
なくなってる!?
でもさ、もうちょっと優しい対応してくれてもよくない?
こっちは大金払ってるんだから!
「じゃあ、内膜はどうですか?
今日の厚み次第で、新鮮か、凍結かを決めなくてはいけないので!」
だから、ちゃんと測れよ!と言わんばかりに、
思いっきり、プレッシャーをかけてやった。
そう言われて、マジでソノグラファーも、
いつもより時間をかけて内膜を測り始める。
何ミリとは言わないが、モニターに、
6.5mmとか、8mmとか、アタシ目がいいのでそこまで見えますよ!
あぁ、ラズベリークッキーの力なく、
内膜10mm越えはなさそうだ・・・
(無論、卵胞も他は消えてる始末ですし。)
何度も、何度も測り直しているので、
どうやら、これは、十分な厚みがないようだ・・・
「そうね、8mmってところかしら。」
あぁぁぁ、8mmじゃ十分じゃない!
「移植は7㎜から出来るから、大丈夫よ。」
「いえ、私は高齢ですし、8mmじゃ薄すぎます!」
そういうと、ソノグラファーは、
「ちょっとお腹からもチェックするわ!」
ビックリ~、いつも、ソノグラムは、
男性の一物のような棒を膣に挿入させて、
検診するのだが、
今回は、妊娠検診のように、
お腹にエコーを当ててチェックし始めた!
これ、初めてよ!
かなり時間かけてのソノグラムだったのに、
結局、内膜は8mmだった。
7㎜以上なら、新鮮移植は問題ないというのだが、
アタシの中では、納得しなかった。
これは、凍結決定だが・・・
凍結代が、1500ドル (約16万円)
移植代が、1500ドル(約16万円)
その1個を凍結するお金で、移植出来ると思うと、
ドクターも、ナースも、7mm以上は大丈夫だとキッパリ言ってるから、
ついつい、新鮮胚移植にぐらつく。
またお金のことで、ベストなプランを立てられない自分よ!
しかし、ひそかに自分が考えていたプランがあった・・・
こんなに、切羽詰まった状態なのに、
メチャクチャおこがましいのですが、
よし、1個凍結するぞ!
しかも・・・
Day5の、胚盤胞 狙いだっ!
えぇぇぇぇぇぇ!(゚Д゚;)
貴方、46歳ですよ、そして間もなく47歳ですよ!
卵がたくさん取れる30代の若い人だって、
何十個もとれて、胚盤胞になるのは半分以下だったりするのに、
貴方、1個しか取れないのに、胚盤胞待ちって、
正気ですか?
だってね、Day3で凍結出来たとしてもよ、
もう、この老化したセンシティブな受精卵ちゃんが、
凍結作業で余計に負担がかかるわけで、
Day3で、直ぐに新鮮胚移植してあげるなら、
そこから母体で負担かけずに成長させてあげられるけれど、
凍結となったら、それなりに強くて質のいい子であるなら、
凍結する価値はあると思った。
大金かけて凍結するから、
なんとしても、1個の受精卵ちゃんに頑張って欲しいと、
希望を託し、我が受精卵を信じて、
しかし、たった1個の卵胞ちゃんに、
その期待や希望は、かなりプレッシャーであるし、
これは、マジで大きなギャンブルである!
しかし、新鮮胚移植しないのであれば、
3日凍結ではなくて、5日凍結でなければ価値はないと、
自分自身、大きく踏んだ。
ソノグラムを終えて、診察室を出ると、
なんと、主治医のドクター0が、
ソノグラム室の前にあるコンピューターで、患者のチャートを見ているではないか!
忙しそうだと思ったから、一旦、待合室に戻ったが、
やはり、考え直して、ドクター0の元へ!
「ドクター0!
私これから採卵なんです。」
ドクター0は、前回のサイクルから主治医変更をした新しいドクターだが、
その後、クリニックのミスで、3サイクルを見送る羽目になり、
ドクター0とも、3ヶ月以上会うことはなく、
すっかり、アタシの名前を忘れていたらしい。
そのことを悟られないように、
「ヤァ!
昨日メールくれたよね。
ちょっと、君のチャートを見て見ないと分からないから」
あたかも、アタシの検診結果を見るふりをして、
アタシの名前も確認したかったのであろう。
マンモスクリニックなんて、こんなもんである。
慌てて、アタシのソノグラム室にあったカルテを取り、
コンピューターでアタシのチャートを開く。
「これから、1個採卵ですが、
ちょっと内膜の厚さが心配です。」
「8mmだったら、新鮮胚移植には十分だよ。」
「でもですね、昨日は、6.5mmでしたし、
私の年齢からしたら、もう少し厚みがあった方がいいと思うし、
これまでの経験でも、内膜、8mm前後で移植してダメでしたから、
今回ポリープを除去したとしても、やはり、新鮮胚移植は心配かと、」
「着床するかしないかは、決して、内膜だけのせいじゃないんだよ。」
「分かってます、受精卵の老化ってことも!
だからこそ、内膜くらいは厚い方がいいんじゃないかと思うんです。」
「うん、凍結でもいいよ。」
以外に、新鮮胚移植を押してくるかと思ったら、
アッサリ、凍結でもいいと言いはじめた。
もしかして、凍結の方がお金儲けになるから、
反論せずに、凍結を勧めるのか?
と思ってしまうくらい、あっさりと凍結OKされた。
「で、どうやら、ゴナールFは、あまり効かないようで、
いつも、1つだけしか育ちません。
しかも、内膜も厚くならなかったので、
どうせ凍結するのであれば、次回からは、クロミッドを使ってみるのはどうかと思うんですが。」
「厚みもそうだけれど、内膜の形も大事で、
ゴナールFの場合、内膜に影響を与えないから、
今回も、内膜のシェイプは、移植にはいい形でいてくれている、
でも、クロミッドを飲むと、薄くなるうえに、内膜の形も崩れるから、
でも、凍結するなら、移植周期はズラすので、その心配はしなくても大丈夫。」
「で、今回、1個の採卵で、内膜が心配なので、
凍結にするのですが・・・。」
「そうだね、3日で凍結でだね。」
「いえ、今回は、5日まで待って胚盤胞待ちしようと思うのですが、
分かっております、年齢的に、胚盤胞になるのはかなり確率は低いのは、
ただ年齢だからこそ、どうせ凍結するなら、3日でなくて5日まで待ってみたいと・・・。
どう思いますか?」
「胚盤胞まで行けば、妊娠の可能性はグンと上がるのは確かです。
ただ、3日目の壁を超えるのは、かなり大変です。
でも、今まで、ずっと3日だったもんね、
1回くらい、5日待ちしてもいいかもしれないね。
それで、今回ダメだったら、次回は3日って納得できるかもしれないし、
チャレンジしてみるのもいいかもしれないね。」
ビックリした、そんなにアッサリ同意してくれるとは思わなかったが、
ぶっちゃけ、反対されても、5日で行く気ではいた。
ただ、患者は、結局は、自分で自分の処置を導くけど、
ドクターにそうやって背中を押されたいと思っていたりもするのだ。
ということで、ドクターとも話し合ったし、
新鮮胚移植は、急遽、凍結胚盤胞待ちのプランで、
採卵に臨むことになった!
出来なかった決断が、本当に採卵の直前に出来て、
次回は、採卵報告だよ!
本日の動画は・・・
バケーション中、この日も雨が降りました。
NYこりんごラジオYouTubeチャンネルでは、
海外で頑張る人インタビュー以外にも、
今、コロナ禍のニューヨークの街の様子など、
毎日YouTubeでリポートしております。
サブスクライバー1000人目指しておりますので、
よかったら NYこりんごラジオYouTubeチャンネル登録してくださいっ!
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贈ることも検討中なので、
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メゲズに販売中!(苦笑)
手違いで、高額プライスを付けてしまって、
値段変更出来るらしいのですが、
こんなにボッタくり高額スタンプを購入してくれた人がいたので、
なんか、今更、定価変更しずらくなってしまいました・・・。
すみません。
そして、購入して下さった方、
本当に、ありがとうございます!