高齢妊活

出会った人で人生は変わる(不妊治療担当医を変更するの巻)

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人生は、出会った人で変わってくる。

 

人との出会いは大事。

 

その出会いが遅かれ早かれ、

運命に従うしかないのだが・・・

 




 

採卵前日。

 

途方に暮れていた自分。

 

これだけ最悪な状態が続いたから。

 

最悪な周期
最悪の中、希望の光は見えるのか?(46歳IVFジャーニーの行方)

  人生って、希望が無いと生きて行くの辛いじゃない?       46歳の不妊治療に希望はあるか?   あると信じてなかったら、 ここまで来れてないよ ...

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もう、自分の生殖能力の老化や、

クリニックの対応を信じられなくなって来ていて、

 

転院は出来ないけれど、

担当医を変えたら?

 

ってアイデアが出てきましたね。

 




 

トリガーショットを打った翌日。

採卵の日程確定のために、血液検査のため

クリニックに出向いた。

 

あ、おやつ、あった!

 

 

今日は、ちょっといいことあるかも?

(今サイクル、ダメダメでしたからね。)

 

タイミングいいことに、オススメされたドクターOが、今日はいらっしゃると言うことで、

速攻、ドクター面談を申し込んだ!

 

しかも、アタシの採卵は、翌日に予定されてて、

その日は、ドクターOが採卵担当医と言う、

 

もう、ものすごくタイミングいい!

 

妊活は、タイミングが命でしょ?

(前回はスピードが命って言ってましたよ。)

 




 

採卵前は、通常、血液検査のみなのだが、

 

「こりんご、血液検査のあと、

今日はソノグラムも見るそうです。」

 

「え?でも、ドクター指示のメールには、

血液検査のみって書かれてましたけど?」

 

「でも、ソノグラムするようにと指示が出ていて。」

 

多分、内膜が薄くなったならないと騒ぎ立てたからかなと、

 

ソノグラムすると、毎回、保険の関係で、負担金38ドルかかるんだよね。

 

でも、採卵前に、内膜の厚み騒動があったから、測っておいてもいいかなと。

 




 

今日のソノグラム技師は、昨日検査してくれて、

前日に9mmだった内膜を、over 7 と測ったあの雑な人だ!

 

今日は、いつも以上に時間をかけて、内膜を測っている。

 

やっぱり昨日、雑に測り過ぎたからか?

 

随分、時間かけて、

 

「8.8mm〜9mmね。」

 

また1日で1ミリ変わってる!

 

なんやねん!

 




 

とりあえず、モニタリングを終えて、ドクター面談を待つ。

 

ドクターと話がしたい人は、朝の9時前に来院すれば、ドクターと立ち話が出来る。

 

8時半に、ドクター面談の希望を出したので、

ドクターと立ち話出来る予定なのだが、

9時を過ぎても、一向に名前呼ばれず、

 

9時過ぎに、コンサルタントらしき人が来て、

 

「お待たせしてしまって申し訳ありません、

ドクターは緊急オペに入ったので、

10分〜15分待ってもらうことになりますが、

大丈夫ですか?」

 

「はい、大丈夫です。」

 

9時過ぎたから時間切れで話出来ないかと思ったくらいだから、

10分待てばドクターと面談出来るなら全然OKよ!

 

そして、やっとドクターと立ち話が出来ると思いきや、

 

「こちらへ!」

 

なんと、カウンセリングルームに通された!

 

立ち話じゃないんだ。

 

つまり有料カウンセリングだった。😅

 

まぁ、いい、1年間お世話になったドクターを、ここで変えるわけだから、

有料カウンセリング受ける価値はある!

 




 

「Hi ドクターOです。」

 

めっちゃ英語聞き取りやすい!

 

本物の英語だ!

しかもO先生、顔小さいぃ〜!

 

(なんだ、その感想は?)

 

「これまで、ドクターLだったんだね、

あれ、その前は、ドクターZだったの?」

 

「あ、はい、ドクターZとは最初にお会いしたくらいで、

何故か、いつもドクターLが面倒みてくれてました。

ドクターLには大変お世話になったのですが、

今サイクルから、投薬のミスはあるは、

ありもしない凍結胚を移植するとか、

お忙しいのか、ミスが目立ちまして、

1年も治療していますから、ここで新しい先生からの目線で見てもらうのもいいかなと思って。」

 

「いや、それはあってはいけないミスだね。

心配しないでね、もうそう言ったミスはしないから!」

 

あぁ、頼もしい!

 




 

「君のゴールはなんだい?」

 

「え?ゴール?」

 

えっと1つでも多く卵胞が出来て採卵できること?

受精して移植まで行くこと?

 

「妊娠することがゴールだよね?」

 

あ、いっけねぇ〜

ゴール設定が低かった。

 




 

その後、グラフを見せてくれて、

 

「このグラフは卵子のクオリティのグラフです。

27歳の平均の卵胞は80%がノーマルで、

20%がアブノーマルです。

つまり10個採卵できたウチの8個はノーマルだから、

そのうちの2個以外のものを移植すれば妊娠に繋がるよね?

でも、45歳になると、そのノーマルの割合が10%弱になってしまうんだ。

10個取れるうちの1つだけしかノーマル胚がないんだよ。

で、採卵出来る卵胞の数も2~3個だからね。

とてもチャレンジなことだよ。」

 

こういった統計の話は、去年いろんなクリニックに行った時、

いろいろと聞かされたよな。

1年経って、また、もっと分かりやすく説明してもらえてよかったよ。

しかも、1年経っちゃったから、もっと確率が下がっちゃってるわけで、

 

「でもね、これは、あくまで全体平均何だよ。

たとえばね、46歳でも、そのノーマル胚の割合が50%の人もいれば、

30歳なのに、20%の人だっているんだ。

 

だから、45歳、46歳で妊娠する人もいたり、

若いのになかなか妊娠しない人もいるだろ?」

 

あぁ、ポジティブにお話してくれるな、

でも、アタシがその50%の人かは分からないわけで、

 




 

「とってもチャレンジな治療になるんだけれど、

君は、このクリニックに1年以上通っているよね?

今、君の履歴にザッと目を通したけだから、

今すぐに、どんな治療がいいか、この場で提供は出来ないけれど、

 

今、初期移植を新鮮胚移植するプランだね。

この状態からは、決して悪くないと思う。

 

エンブリオは、初期胚は3日の8分割まで育てて、

胚盤胞は5日まで培養するでしょ?

 

胚盤胞になったものの方が、妊娠率は高いんだ。

 

初期胚は、たとえ分割のクオリティー、

見た目の分割の良さで、グレードAが出たとしても、

それは、あくまで見た目のクオリティーになるんだよ。

 

グレードAの初期胚を移植しても着床しないこともあるけれど、

グレードBやCのもので妊娠した人もいるんだよ。」

 

 

あぁぁぁ!

 

「前回、移植した初期胚は、見た目からグレードAだったぽいんですよ。

やっぱり見た目のグレードだけじゃ分からないんですね。」

 

「そうなんだよ。

だから、胚盤胞まで育てられたらいいんだけれど、

君の年齢からすると、なかなか胚盤胞まで育てるのはリスクがあるから、

初期胚を移植するプランは、悪くないと思うよ。

 

今日、今すぐに、どんなプランがいいかは言えないけれど、

過去のでデータをレビューして、

これまでやって来たことで、

何が君に合って、何が合わないのかを、見出さないとね。

 

それで、合わなかったものは捨てる、遭ったものは拾い上げる、

そうやって、新しい治療を考えていこうと思うよ。」

 

Wow! 何、この頼もしさ!

今まで、1年も通って来たけれど、

こんなにアタシのデーターを見ながら検討してくれ、

寄り添ってくれたドクターっていなかったでしょ?

 




 

今までのは、なんだったんだ?

まぁ、歴史を築いて、今に役立てるから、

無駄だったとは思わないけれど、

 

今までになかった、クリニックやドクターの、

患者に寄り添う姿勢を、初めて感じだよ。

 

この患者に寄り添う治療、

特に不妊治療には大事でしょ?

 

しかも、今まで、ドクターのチャイニーズアクセントと、

アタシのジャパニーズアクセントのバトルだったから、

 

ドクターOの 本物の英語が、

まるで日本語のように理解しやすいっ!

 

もっと早くに、ドクターチェンジすればよかったけれど、

不妊治療は、何事もタイミングで、

 

もう、そろそろ、この旅を終わらせる時期に、

あえて、この先生に出会わせてもらえたのかも?

 




 

「今回のサイクルは、いろんな面で混乱させられ、

またコンディションもよくないんです。

出だしのホルモン数値も悪く、

卵胞もいつもより少ない4つが2つにまで減ってしまって、

しかも、採卵可能なのは、多分1つで、

しかも内膜が、薄くなったり熱くなったりで、

 

今回のサイクルはスキップして、

来月から新たに出直しで、ドクターOの元で開始した方がいいでしょうか?」

 

「いや、今はホルモン数値も悪くないし、

内膜も綺麗だよ。

内膜の厚みは採卵前の2日間が重視されるんだけれど、

夕べトリガーショット打ったよね?

だから、今日のソノグラムはトリガーショットが影響して、

正確な数値は測れないんだけれど、何で今日ソノグラムしたの?

必要ないのに。」

 

ゲッ!

 

また、クリニックに、訳のわからん事させられてたっっ!

も~、頼むよ~。

 

「明日の採卵は、ホルンも数値や、内膜からすれば、

決して悪くないと思うので、やってもいいと思うけれど、

卵胞のクオリティーは、外からは見えないから、

本当に取ってみないと、どのEggが妊娠するかは判定しかねないんだ。

だから、取らないからには始まらないんだけれどね。」

 

「分かりました、

しかも、明日は、ドクターOが採卵担当だとお聞きしたので、

ぜひ、よろしくお願いします!」

 

「お、明日、採卵は私なんですね!

じゃあ、頑張ろうっ!」

 




 

本当に、もう、最悪な周期に、

救われた気がしました。

 

不妊治療で大事なのは、

クリニック選びと、ドクター選び。

 

ココが違うだけで、結果も精神的肉体的ダメージも、

大きく変わってくる。

 

自分の卵胞のクオリティーが良ければ、

多少、ダメダメクリニックや、惜しいドクターでも、

自分の生殖力で、妊娠はすると思うけれど、

 

アタシみたいに年齢で苦戦する人や、

卵胞のクオリティーがイマイチの人は、

 

もう、クリニックとドクターのさじ加減で変わってくるから。

 

では、いざ、採卵に臨むっっ!

 

人生は、山あり谷ありだよ。

 

では、採卵報告は、次回に続く・・・。

 




本日の、動画は、

先週の日曜日、トリガーショットを薬局に取りに行くときに、

人種差別抗議デモ行進と遭遇しました!

 

 

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