高齢妊活

最悪の中、希望の光は見えるのか?(46歳IVFジャーニーの行方)

投稿日:2020-06-17 10:24 更新日:

 

人生って、希望が無いと生きて行くの辛いじゃない?

 




 

 

46歳の不妊治療に希望はあるか?

 

あると信じてなかったら、

ここまで来れてないよね。

 

まだ卵胞が少なからず育ってくれるから、

もう宝くじ並みの確率の体外受精も続けられるわけじゃない?

 

ところが、こんな今にも消えてしまいそうな希望すら、

吹き消されてしまうような悪夢な今サイクル。

 




 

えっと、ブログで、どこまで報告したっけか?

 

あぁ、4つしかなかった卵胞が、

2つ消えてしまったとこまで話したんだね。

 

消えた卵胞
消えた卵胞 (46歳の妊活危機!)

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今回のサイクルが、自分の意思とは反して、

本当に悲しい現実を突きつけてくるんですよ。

 

出だしから、

すこぶる悪いホルモン数値で、

投薬ミスがあった上、

卵胞が2つ減って、

 

採卵できる可能性の卵胞は、

1つのみっぽくなってたのよ。

 

ボロボロやんっ!

 




 

やっとホルモンの数値が落ち着いたらしく、

その後、1日おきに木、土と、ゴナールFを 75 IU 打つ指示が出た。

 

これで、なんとか2つになってしまった卵胞ちゃんが均等に成長してくれる事を願って、

日曜日にモニタリングへ。

 

 

あ、おやつが無いっ!

 

 

縁起悪いな。😣

 




 

血液検査を済ませ、ソノグラム検診へ。

 

「左は13mmで、右は19mmね。」

 

 

ゲッ!!!

 

また一つだけ勝ち逃げで大きくなっちゃってる!

 

あぁ、もう、今回のサイクル最悪だな。

 

「あの〜、内膜の厚さはいかがでしょうか?」

 

もう、これで内膜厚くなってなかったら、

今回、新鮮胚移植出来ないし、

卵胞を凍結する金もないっ!

 

強制的にスキップかよ〜。

 




 

「内膜は、9mmです。」

 

 

えっ?!

 

今、なんと仰いました?

 

「9mmです。」

 

悪くないじゃないですかっ!!!

 

これ不幸中の幸い?

ダメダメ周期でも、1つくらいいいことがなくちゃ!

 

消えかかりそうだったアタシの今サイクルに、

微かな光が宿った!

 

「明日辺りにトリガーショットを打つと思うので、

薬局に処方箋出しておきますね。」

 




 

クリニックから真っ直ぐ家に帰ると。

 

ナースからボイスメッセージが入っていた。

 

「こりんご!

このメッセージ聞いたら、今すぐOrilissaの膣剤を1/8錠、膣に入れて下さい!」

 

Orilissa は、排卵延期剤の為に使うらしく、

排卵してしまわないよう、慌てて膣挿入!

 

ちょっと延期した分、あの13mmの子が、

少しでも育ってくれたらいいなぁと期待した。

 




 

せっかくの日曜日だが、午前中はクリニックで潰れ、

午後は、ジョンさんと食料買い出しに出かけた。

ついでに、トリガーショットのピックアップにも行ってもらったら、

 

スゴイ〜、プロテストに遭遇!

 

人種差別抗議デモ!

 

みんな未来の希望のために、歩いてる!

 




 

週末は、採卵間際なので、モニタリングの嵐で、

翌日、月曜日もクリニックに通院。

 

排卵延期剤がどのくらい効いているのかな?

左の卵胞が、もっと成長して、

内膜も10mm超えてたらいいなぁ〜。

 

 

ゲッ!!!

 

おやつが・・・

 

 

無いどころか、

おやつの籠すら撤去されているっ!

 

めっちゃ縁起悪いじゃないですか。😫

 




 

血液検査を終えて、ソノグラムへ。

 

「順調に育ってるわよ〜。」

 

おやつの籠なかったけど、

縁起かつげたか?

 

「右は、20mm、いい感じね〜。

 

左は、変わらず、13㎜だけど。」

 

 

ゲッ!!!

 

やっぱり、一個勝ち逃げやんっ!

 

何だよ~、順調ね~、って一個だけかよ!

 

「内膜はどうですか?」

 

「内膜も十分で、Over 7 よ。」

 

 

へっ?

 

十分って、昨日より2㎜も縮んでるんですけれど?!

しかも、Over 7(7㎜以上)って,

 

ちゃんとゼロコンマまで測れよっ!

 

「あの、昨日は9㎜だったんですけれど、

2㎜も縮んじゃったんですか?!

 

「大丈夫よ、Over 7だから。」

 

「いえいえ、私、歳ですし、新鮮胚移植なので、

もう少し厚みが欲しいところですよ!

どうしよう、これじゃ、今サイクル、またキャンセルかしら?」

 

「そんなに心配ならば、ナースと面談する?」

 

「します、します!

こんなに、内膜が縮むなんて、

どうしたらいいか相談したいです。」

 

ということで、ナース面談することになった。

 

 




 

「How can I help you?」

 

「あの~、今サイクルは、出だしから混乱していまして、

ドクターの指示の間違えから始まり、

ホルモン数値は悪いわ、

4つあった卵胞が、2つに減ってしまうわで、

しかも、先ほど、内膜がOver 7 と言われたんですけれど、

昨日は、9㎜だったんですよ!

これじゃ、移植心配です。

採卵は、1つしか取れそうにないし、

今回も、スキップした方がいいでしょうか?」

 

「これは、あくまで私の意見だけれど、

年齢のこともあるし、

内膜は、7.7㎜だから、移植には十分だと思います。

今回スキップして、来月も、いい結果が出るとは限らない、

だったら、今ある卵を採卵するべきじゃないかなと思います。

でも、これは、あくまで、私の意見だから、

決断は、患者様本人にあります。」

 

「そうですね、

しかし、昨日9㎜だった内膜が、

1日で7.7mmに、1㎜以上も縮むことあるんですか?」

 

「それは、計ったソノグラム技師や、マシーンによって誤差が出ます。」

 

そこ、誤差出たらまずくない?

だったら、何のためのモニタリングだよ!

 

なんか、全然、ヘルプにならない面談だった・・・。

 

 




 

結局、自分で決断しなくちゃいけないわけで、

 

医学的には、内膜7㎜が、移植のボーダーラインっぽいけど、

7㎜じゃ薄いと思うのよね。

 

去年、クリニックに来たばかりの時は、

クロミッド飲んでも内膜10㎜越えしてたのに、

 

何だろうか、去年の暮れ辺りから、

クロミッド倍増になったあたりだよね。

内膜が、なかなか厚くならなくなったんだよ。

 

クロミッド飲まなかったら、厚み戻るから、

年齢のことも考えて、新鮮初期胚移植をすることになったんだけれど、

 

今年に入って、また一つ歳をとったからか、

クロミッドを飲んでいないのに、

なかなか内膜が10㎜超えなくなった。

 

あぁ、これも老化なのかなって・・・

 

どうしよう、今回の、こんな不調なサイクルで、

大金欠けて、1個取りの採卵に臨むか?

 

でも、今回は、どんなことがあっても、

採卵に臨むって決めたじゃないの!

 

だけど、内膜が、7.7㎜ですよ・・・

 

モニタリングを終え、帰宅すると、

またクリニックからボイスメッセージが残っていた。

 

 




 

「Hi コリンゴ

ドクターL です。

卵胞は、大きいのが1つ、中くらいのが1つで2つです。

今回、採卵して移植出来ます。

 

もし希望であれば、前回の凍結胚の移植も一緒に出来ますよ。

 

またあとで連絡します。

ドクターLでした。」

 

 

はぁぁぁ?!?!

 

 

なんなんだ、このメッセージは?!

 

前回の凍結胚を、一緒に移植してもいいですよ、ですって?!?!

 

それ、もう2ヶ月前に移植したはずですけれど?

もう、アタシ、凍結胚、残ってませんけれど?

 

なに、このミステイク?

 

もうさ、ドクター忙しいのは分かるんだけど、

こんな、基本的な間違えしちゃダメでしょ?

 

特に不妊治療クリニックですよ、

何かの手違いで、他人の胚を移植して問題起こしたセンセーショナルなニュースあったでしょ?

 

もうさ、今サイクル、出だしから、

投薬ミスがあり、

内膜の測定も、技師や機械で違いが出るとか言っちゃうし、

終いには、ないはずの凍結胚を移植しますよって・・・

 

もうさ、何を、誰を頼っていいのさ?

 

 

超、疑心暗鬼

 

 

さすがに、穏便なアタシも、

転院とか考えちゃったよね。

 

タダね、46歳を受け入れてくれるクリニックは、そう多くなくて、

費用的にもリーズナブルなこのクリニック以外、行くと来なくて・・・

 

こりんごちゃん、お金が問題じゃないです!

って、みんな思うかもしれないけれど、

 

保険も利かない体外受精、

年齢で、国や州の補助も受けられず、

 

お金なかったら、治療もしてもらえないしね。

 

かと言って、借金まで背負ってやるべきなのかと思うし、

 

あぁ、アタシの不妊治療ジャーニーも、

ここで終結か?

 

 




 

そんな時、お友達のお友達が、

6年不妊治療してて転院したら1発で妊娠したというクリニックを紹介してくれた。

 

いや、これって、その方がたまたま運がよかったとか、

年齢が、絶対に30代で若いとかなんだけど、

 

そういう情報が、こういう時に流れてくれって、

道を探せと言ってる感じでしょ?

 

早速、転院に第一歩!

そのクリニックに電話してみる。

 

「すみません、私、現在46歳で、他院でIVFをしておりますが、

そちらのクリニックでも、46歳という高齢患者を受け入れてくださいますか?」

 

「はい、受け入れております。」

 

まずは第一関門クリア。

 

「では、私の保険は使えますでしょうか?」

 

IVFは保険効かないんだけれど、

もしアタシの保険のドクターならば、

モニタリングはカバーされるんだよね。

 

日本みたいに、健康保険、どこのクリニックでも使えるシステムは羨ましいよ。

 

「その保険は扱っておりますが、

プランは何でしょか?」

 

「プランはリバティープランです。」

 

「あぁ、残念ながらそのプランは扱っておりません。」

 

「そうですか、

では、保険なしでは、いかほどでしょうか?」

 

「最初のコンサルテーションが、350ドルで、

IVFのワンサイクルが、1万3千5百ドルです。」

 

約150万円近く・・・😓

 

あぁ、無理・・・

1回で、150万円って・・・

 

やっぱり転院も出来ず・・・

 

アタシは、今後、どうすればいいのか?

 

途方に暮れる。

 

 




 

そこで、NY不妊相談センターの千紗さんに相談したら、

 

「それは大変でしたね。

転院したくなる気持ち分かります。

 

でも、転院出来ないのであれば、

担当医を変えるのはどうでしょうか?」

 

「えっ?あっ!

そうか!」

 

そういえば、今日モニタリング行った時、

同じクリニックに通うに日本人の方が声かけて下さって、

 

もうね、ブログで顔出し妊活発信して良かったなって思うのは、

 

みんながクリニックで声かけて下さって、

お互いの妊活状況とか、

クリニックの愚痴とか、

めっちゃ情報交換出来るのよ

 

「こりんごさん、私の担当医ドクターOは、

凄く親身になってくれて、

説明グラフや統計を使って、分かり易く説明してくれますよ!」

 

と言う話を聞いたばかりだったのだ!

 

そんな時に、ドクターを変えるアドバイスが出るなんて、meant to be!

そうするべきだったってことよね?

 

 




 

そう、アタシの担当医は、

香港俳優風の中国人ドクターなので、

スマイルは最高に和ませてくれるのだが、

説明の英語が聞き取りづらかった。

そして忙し過ぎるのか、チャートよく見てないしね。

 

でも、自分のアクセントもスゴイから、

なんか共感出来るって思ってたんだけど、

 

ほら不妊治療、そこの共感は要らなくて、

分かり易さ、納得が重視されなくちゃじゃない?

 

出来ることなら、日本語で治療受けたいくらいですけど、

日本には帰れないしね。

 

 




 

悪夢のサイクルを打ち破るには、

何か違ったアクションを取らなくちゃ!

 

と言うことで、次回はドクターチェンジに挑む!

 

そして、いろんなことがあってブログで報告が滞っているんだけれど、

 

実は、今、採卵終わったんだよね。🥚

 

この結果と気持ちは、

今のうちに書き留めて保存しておかないと!

 

自分の記録してだから、

順を追って更新して行こうと思うよ。

 

妊活中のみんなに、

自分も含めて幸あれっ!

 

 




 

今日は、なんか気持ち慌ただしくて、

新しい動画も、なだアップ出来てないけど、

 

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