ニューヨークは、ご存知の通り、
日に日にコロナウィルスの感染が深刻化しいて、
それでも、人間は生きるためにサバイブしております。
そして、こんな世界が大変な時に、
こりんごの体外受精は真っ最中でございまして、
不妊治療って、エッセンシャルサービスに入るのだろうか?
エッセンシャルサービスとは、
人間が必要最低限に生活を送るための
必要なサービスで、
つまり、病院、食料提供者、薬局、
郵便局や公共交通機関なんかも、
それに含まれます。
(最後に、そんな人たちの働きを動画でお届けします。)
コロナのパンデミック、厳しい状況が続くNYですが・・・、
本当に、人の生命を脅かし、
毎日、死者の数も増えていく、
こんな生死のかかった時に、
アタシは、新たな生命を迎えようと、
頑張っていまして、
遂に、明日、人生初の胚移植になります!
前回のエイプリールフールな採卵を終えて、
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エイプリールフール採卵
4月1日、採卵が行われた。 その採卵は、嘘じゃないですよね? って言うような、 エイプリールフールに相応しい採卵でしたよ。 えっ、 ...
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その翌日、受精卵の成長のアップデート連絡が来ました。
あんなにゴナールFを打って、
卵胞も7個も出来て、
採卵可能なサイズは3つだと言われ、
上手くいけば、4つ取れるかも?
なんて期待は大きく裏切られ、
2個しか取れなかった・・・。
担当医は、3つ取れたら、
前回の2つの凍結胚と一緒に5つ戻すからね。
と言っていたが、
本当にエイプリールフールな採卵だった。
あぁ、2つしかないと、
また前回のように全滅か?
覚悟を決めて報告メールを開く。
一つは、正常に受精されました。
一つは、退化して破棄しました。
あぁ、2つのうちの一つが撃沈か、
もう排水の陣だよ。
ソルジャーが少ない勝ち目のない戦さに出た将軍のように、
次に進める駒がない・・・
どうするんだ?
そのあと、ドクターから直々に電話があった。
「残念だったけど、一つは上手く育たなかったね。
もう一つが育つことを願って、
今度の土曜日、もしその一つが3日まで育ったら、
2つの凍結胚と一緒に移植するよ。」
「もし育たなかったら凍結胚だけ移植ですか?」
「そうだけど、明日のアップデートを待っててね。」
「土曜日はどのドクターが移植するんですか?」
「私は今週の土曜日はお休みなんだけれど、
君のための出勤出来るようトライしてみる。」
「いえいえ、こんな時期ですし、ご無理をなさらずに!」
「私のワイフが出勤してもいいと言ったら、
君の移植のために来るから。」
いや、そんなに無理して下さらなくても、
ぶっちゃけ、どのドクターでもいいのだが、
アタシの採卵で、めちゃくちゃ下手クソだった、
あのドクターPにだけは当たりたくないなと思ったのよ。
だから、その確認をしたかっただけなんだよね。
初めての移植ですからね。
そして、ナースから移植前の連絡が来た。
ゲッ!!!!
6種類もの薬を投薬されてる!!!
しかも、一つは注射だし・・・
何々?!
膣から入れるプロゲステロンと、
経口投与のエストラジオールだけじゃないの?
ちょっと、Prenatal Vitaminは、既に飲んでるけど、
この処方されたの飲まないといけないのかしら?
アスピリンって、抗凝固剤じゃなかったけ?
Prednisoneって何のための薬?
Lovenoxって何のための注射?
ドクターがストップかけるまで飲めとのことだが、
目安的には、
この6種類の薬、移植する日まで飲むの?
それとも、着床するまで飲むの?
とにかく、慌てて薬局に、薬を取りに行った!
(こちらの様子も、動画で見れます。)
ちょ、ちょっと、マジで、こんなに飲んで注射してなの?
なんか、注射も30本買わされて、
(10本入りの箱、3つ買わされました!)
もしかして丸々一ヶ月、毎日注射?
今まで、移植したことなかったから、
しかも、NY妊活クラブの ぱりんこちゃんのブログでは、
(彼女は、去年の今頃、初のIVFで見事一発妊娠したのです。)
エストラジオールと、プロゲステロンしか取ってないのに!
なんで、アタシ、3倍の6種類の薬の投与なわけ?
でさ、ジョンさんも、メディスンテックで薬調剤の会社で働いてるんで、
そこそこ薬に詳しく、
「なんで、こんな時に、こんなに薬飲むの?
アスピリンと、Lovenoxは、抗凝固剤だよね?
しかもさ、副作用に発熱があるから、
こんなコロナの騒動の中、
副作用で発熱なのか、コロナで発熱なのか変わらなくなっちゃうじゃないか!」
パートナーにまで煽られて、
いや、もともとジョンさんは、
不妊治療の薬をはじめから反対してたからな、
クロミッドや、レトロゾールを飲むのですから、
癌になるから飲んでほしくないとか、
あぁ、あれは、2018年の、まだIUIしかやってなかった 妊活ひよっこだったよね。
翌年から、ガンガン、クロミッド飲みましたし、
しかし、2020年、初の胚移植に、
6種類の薬にビビる!
もう、ググりまくった。
英語だと難しすぎるので、
日本語でググったら、
どうやら、アスピリンやヘパリン注射を不育症の人に使うみたいね。
アタシ、不育症も何も、
一度も移植したことないからさ、
不育症かどうかも分からないんだけど、
なんせ、46歳だからね。
超高齢だもん、
30代前半のぱりんこちゃんと、同じ薬で着床しようなんて、
虫が良すぎる話だよね。
なんか、新鮮胚移植って、
採卵して、3日後に、もう移植なので慌ただしいわ~。
そして、移植前日だというのに、
また急患が出て、出勤しました。
そんなんで、不妊治療クリニックから電話あったのに出れず、
メールが送られて来てました。
おぉ、これは、残りの1つの卵ちゃんの成長報告と、
明日の胚移植のスケジュールのお知らせであろう。
最後の一つも、3日まで8分割してなかったら、
凍結胚2つ移植が決定である。
そして、メールを開く。
な、な、なんと!
明日の胚移植は、新鮮胚1つ、凍結胚2つを移植すると!
ぎゃ~!!!
卵ちゃん、頑張って6~8分割まで行ったのねっ!
(これ、移植前に成長止まらないだろうか?)
それでは。明日の初胚移植、
頑張りますっ!
って、頑張りようもないんですけれどね・・・。
何というか、
今回は、変な話、不要な外出禁止が出たため、
自宅待機の時間が長かった。
急患対応で出勤もしていたが、
週に2回の数時間働くだけで、
あとは、家でゆっくり出来た。
コロナが蔓延する中、感染のリスクを背負い、
出勤も、クリニックへの通院も、
こんな完全防備で出かけた。
今でこそ、皆マスクをし始めたが、
さすがにゴーグルまでしている人は、まだいない。
こんな格好してたら、ヘイトクライムに、遭うんじゃなかろうかって心配もしたけれど、
こんな時だからこそ、絶対に感染できないっ!
そう思えば、プロテクションも、ガッチリするよね。
家にいるときも、
ついうっかりブログ書いたり、
ラジオやビデオの編集に没頭しちゃって、
長時間、椅子に座りっぱなしだけれど、
免疫力を上げるには、
とにかく、適度な運動と、バランスのいい食事と、十分な睡眠。
唯一の運動だったダンスレッスンも、
スタジオがクローズで行けなくなってしまったんだけれど、
家にこもりっぱなしでも、
楽しく健康的に自宅待機が出来るように、
家で工夫して踊りながらエクササイズしてます。
そちらの様子は動画でどうぞっ!
思いっきりダンスを学んで踊ったっ!
せっかくの自宅待機です。
落ち込んで、引き込むるんじゃなくて、
こんな時だからこそ、楽しく自宅待機よ!
おかげさまで、睡眠も7~8時間取れてる。
コロナの感染危機は、日に日に高まっていくけれど、
そんな中で、初移植、行って参りますっ!
それでは、本日のNYこりんごラジオ、過去放送ピックアップに変わって、
ブルックリンのエッセンシャルサービスで働くエッセンシャルワーカーに皆さんに感謝しつつ、
貴方たちが働いていてくれるので、
日本からの小包も無事に届きましたし、
急に6種類の薬を処方されても、受け取る事出来ました。
そんな様子を、ブルックリンの街並みと共にご報告!
今、不要な外出禁止になったニューヨークの街の様子や、
自宅待機の様子など、毎日YouTubeでリポートしております。
よかったら、NYこりんごラジオYouTubeチャンネル登録してね。