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アメリカの出産費用っていくら?(恐ろしき米国高額医療費の実態)

投稿日:2024-02-25 03:58 更新日:

 

 

只今アメリカは、Tax Return (確定申告)のシーズン。

 

そのための書類整理してまして、

あぁ、2023年は、子供が産まれて、手続きが厄介だけど、

子供手当みたいな控除があるのかなぁ。

 




 

そんなTax Return の書類をまとめていて、

そうそう、去年出産した出産費用がエグかったなとw

 

YouTubeの視聴者から、

アメリカの出産費用はいくらくらいですかって質問あったので、

 

ではでは、恐ろしきアメリカの医療費の発表ですよ!

 

 




 

まずアメリカは、日本と違って民間の保険を買う形です。

 

ですので、持っている保険次第で、

患者の負担金は大きく変わって来ます。

 

アタシみたいに、ショボい保険だと、

結構、負担金が嵩みますが、

 

大企業や、駐在員の方は、ほとんど負担金なしのいい保険です。

 

(それでも、保険を付けてくれるだけありがたいことです。)

 

また、医療費は、各州によってもかなり変わってくるようなので、

何もかもがバカ高いNYCの医療費をご紹介ですが、

アメリカ全土全部が、この医療費だと勘違いしないでくださいね。

 

それでは、率直に、

NYCで子供を産んだら、いくらかかるんだ?

 




 

まずは、出産費用!

 

経腟分娩の無痛分娩、

特に複雑な処置もなく安産で2日で退院のケース。

 

こちらの医療費が、

 

7万303ドル64セント(@_@)

 

 

日本円に換算しますと、1ドル150円として、

 

 

1千54万8千779円97銭∑(゚Д゚)

 

 




 

 

1000万円超えたっ!!!!( ゚Д゚)

 

車買える!

下手したら、日本の田舎に小さな家も建てられるかも!

 

よかった、保険あって!

ショボくても、1000万円は無理ですから!

 

では、ワタクシのショボい保険が、このバカ高い医療費を、

どのくらいカバーしてくれるのか?

 




 

保険を使っての、患者負担金は・・・

 

$5,728.07

 

日本円に換算しますと、

 

86万974円

 

よかった100万円行かなくて、

いや、そう言う喜び方おかしいだろ?

 

日本の皆様、この金額を聞いてワナワナしていると思いますが、

アメリカに住んでいる人は、よかったねそんなもんで、

もっといい保険を出してくれるいい会社に転職しなよってポジティブに思うと思うのですw

 




 

そうなんです、ナンボ医療費が高くたって、

いい保険を持っていれば、患者負担金はほぼゼロか、数百ドル程度で済む。

 

じゃあ、こりんごさんも、いい保険にすれば?

って思うかもしれないんですが、

 

この保険の掛け金が、毎月ハンパないんですよ!

ワタクシのショボい保険と言いましたが、

 

それでも、月900ドル程だそうです。

支払いしてくれてるボスが嘆いていましたよ。

 

つまり、900ドルも払ってるのに、

これくらいのカバーしかされない、

それでもかけてないと、1000万円の支払いが待ってるし、

掛け金を上げても、健康で使わなかったら、掛け捨てですからね。

経費節約の経営者としては悩ましい所でしょう。

 




 

ですが、こう言った福利厚生を手厚くして、

優秀な人材を会社は求めるんですね。

 

大企業じゃない個人オフィスで、

ショボくても、保険料を出してくれているボスには感謝です!

そのくらいのベネフィットないと、NYでは働けません。

 




 

では、なんで出産2日間のみの入院なのに、

7万ドル越え、1千万円越えの医療費なのか?

ちょっと内訳を見てみましょうか?

 

出産を手掛けたドクターへの支払いが、1万3040ドル

手術費用(出産)が1800ドル

麻酔(無痛分娩)4000ドル

入院 3万281ドル25セント

病院(施設)2万149ドル39セント

小児科医への支払い1033ドル39セント

 

合計、7万303ドル64セント

 

エグいっ!!!!

 

 




 

妊娠してから、妊婦健診や、出生前検診を含めた、

妊娠発覚から出産までの全ての費用は・・・

 

ジャジャンっ!

 

8万1319ドル18セント!

 

1千2百20万1617円68銭

 

 




 

保険が適応されて、

 

$7,837.39

 

117万5969円26銭

 

 

ドルでは、10K行かなかったけど、

円では100万円こえちゃったねぇ~

 

よく、中国からアメリカの国籍を取得するために、

アメリカに出産だけしに来る人がいるらしいんだけれど、

 

保険とかどうしてるのかな?

それとも、よっぽどのお金持ちなのかな?

 




 

何度も言うけど、アメリカの医療費は、

まじシャレにならないくらい高いのだが、

いい保険を持っていれば、患者負担金はほぼのない!

 

結構、お金で解決できることが多いアメリカw

お金持ちには優しい国w

 

逆に貧乏人は死ね!な国ですけれど、

貧乏でも、オフィシャルに貧乏(言い方悪いですねぇ)

つまり低所得者のみなさんにも優しい国です。

 

低所得者、無職のみなさんは、メディケイドと言うものが申請出来て、

これは、ほとんどの医療費が無料です。

 

ただ、メディケイドを扱わないクリニックでは使えないので、

歯医者とか、メディケイドを受け入れるクリニック少ないので、

歯科に関しては、あまり使えないかも、もしくは雑な治療されるかも。

 

ただいかに関しては、大手の病院はメディケイドを受け入れてるので、

かなり手厚い処置を施していただける模様。

 




 

そうなんです、金持ちでもなく、低所得者層でもない、

まさに中間ミドルクラスのアタシたちみたいな人が、

一番苦労する国なんです。

 

えぇ、金持ちに優遇の税対策や、

低所得者に優しい対応。

 

そう言う人たりの為に、税金をもぎ取られているミドルクラス・・・

アタシなんて、辛うじてミドルクラスですけれど、

ミドルクラスの中の下層部に位置しておりますから、

どんだけキツイか・・・。

 




 

だけど、アタシは、最高の完璧な医療体制の中、

安全に、出産をすることが出来たので、

 

 

お産に携わって下さったスタッフの皆様には感謝です。

 

(アタシのお産を担当して下さったチームジャパン)

 

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特に、無痛分娩のおかげで、全然体力も奪われずに、

リカバリーも早かったな。

 




 

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