働く女性が妊娠出産して、壁にぶち当たるのは、
仕事復帰をいつにする?
であろう。
まだ、アタシは、産後復帰について、
この先どうしたらいいのか検討中なのだが、
今の現時点での気持ちや、
あったことをここに記録しておこう。
さて、日本の産休育休は1年間だそうじゃないの!!!
羨まし~!!!
そうよね、そうよね、
1年くらいは自分の手で育てたいわよね。
そのくらいの時間欲しいわよね!
信じられないと思うのだが、
ニューヨーク州の育休は、MAX12週間。
つまり、たったの3ヶ月しかないのよ!!!!
短っ!!!(´⊙ω⊙`)
まぁね、アメリカの出産後の退院期限だって、
たったの2日ですから。(帝王切開の場合は4日)
で、先日、ウチのボスと産休後の雇用について話し合いが持たれた。
ボスは、直ぐにフルタイムで戻って来て欲しいが、
アタシが産休を取る時、新しいアシスタントを雇ったので、
その人をクビにするわけにもいかない。
アタシは、仕事復帰で戻って来て欲しいと言ってもらえて嬉しいが、
とてもまだフルタイムで戻れそうにない。
こんな現場なのであるが、
ボスが、何としてもアタシに戻って来て欲しいと思っているのは、
10年もボスに仕えた信頼と、
アタシが日本語を完璧に話せるからである。
ウチのオフィスには日本からの駐在員の皆様が来ることが多いから、どうしても日本語を話せるアシスタントが必要なのだ!
さて、仕事復帰となれば、子供を託児所や保育園に預けると言う選択が出てくると思うが、
アメリカのDaycare (託児所)は、
アメリカに住んでる方は皆、頭を抱えていると思うが、
信じられないくらい保育料がバカ高い!
月に約3000ドル(45万円)ですよ!
これって働いた収入がすべて保育料に流れるってことで、
だったら働かないで自分で育てた方がいいじゃんってなるわけよ。
赤ちゃんの成長を考えたら、
少なくとも1年くらいは、自分の手で育てたい。
出来ることなら3歳くらいまで親元で育て、
3歳からキンダーガーデンに行かせるのがベストかなと。
NYCでは、3歳からの保育園無料化も進んでいるので、
3歳になれば、バカ高い保育料を心配せずに、なんとかそれまでは親元で育てたい。
でも、この物価の高いニューヨークで、
さすがにジョンさんだけの収入で暮らしていくのは厳しい。
シングルマザーの皆様、マジ脱帽です!
経済的なことを考えれば、直ぐにでも復帰するべきだが、
子供のことを考えたら、やっぱり1年くらいは・・・
すると、ウチのボスが・・・
「1歳くらいの記憶なんてないだろ?
自分だって、何歳までの記憶ある?
それって子供の為なんじゃなくて、
自分の為に1年休みたいんでしょ?」
えっ?!?!( ゚Д゚)
そう言われた時、確かに、1歳の記憶なんて自分だってないし、
自分の為に1年休みたいのかもしれないけれど、
本当に、本気で、そんなこと言ってるのか?
本当に、ただの記憶だけの問題なのか?
ウチのボスにも、子供がいるけれど、
そんな風に子供を育ててたのか?
「ウチの娘が小さい頃、いろんなところに連れて行ったけど、
そんなこと、全然覚えていないからね。」
いや、そう言う記憶の問題と言うよりは、
乳児期の人格が形成されつつある頃に、
記憶ではなく、愛情を注ぐ時間を長く取る事の大事さだと思うんですけれど・・・
男性は、女性とでは感性が違うのかなと、
でも、こんな職場で働いたら、
絶対子育てしながら仕事は出来ないだろうと思ったよ。
と言うか、やはり大企業じゃないから難しいよな。
小さなオフィスは、代わりに働けるスタッフがいないから無理もない、
子育てしながら仕事が出来る環境を望むのは無理があるかもしれない。
大体、デイケア(託児所)代を賄える以上の給料稼げないしな。
とりあえず、ボスには、子供を預けるすべがないという事で、
産休後すぐに復帰は難しいということを申し出たのだが、
「ジョンが主夫になって、子供を面倒見て、
こりんごがフルタイムで復帰したら?」
とか、本当に自分の都合のいいようなことしか言わないので、
「お言葉ですが、ジョンの方が稼ぎがいいので・・・」
ジョンの稼ぎを上回る給料払ってくれるのかよ!
って言ってやりたかったけど・・・。
まぁね、経営者なんて、従業員よりも、自分の利益しか考えないから、
それでも、クビを切られないだけマシと思うしかないのか・・・。
どのみち、ウチのボスも、アタシの代理のアシスタントを、直ぐにクビに出来ないので、
アタシへのポジションを用意することも出来ないので、
なんとかパートタイムでもとのオファーも頂いたので感謝はしている。
家に帰って、このことをジョンに話すと、
「What?
1歳の記憶なんてないだって?
全てはココ❤の問題なのに!」
そう言って、ベイビーの心臓のあたりをナデナデした。
よかった、全ての男がボスのような考えではなくて。
冒頭でも言ったけど、
ニューヨーク州の産休育休は12週間で、
給料の67%しか支給されないのだが、
ジョンさんの会社では、その12週の内の2週間は、100%の給料を出してくれるのだ!
日本から帰って来たタイミングで、
ジョンさんが、一週間、そのボンディングタイム(給料100%支払われる育休)を取ってくれたので、
時差ボケの中でも、一人で育児に追われずに、本当に感謝。
おむつ替えもメキメキ腕が上がってるジョンさん。
育児は大変と言うことを、身を持って知るジョンさん。
こりんごの産休終了まで、あと一ヶ月。
仕事と育児の両立は出来るのか、
まだまだ考えなければいけないことは山ほどだけど、
今まで、ずっとフルタイムで働いて来たアタシにとって、
産休は給料もらいながら赤ちゃんの為にお休みできるって、
本当に、人生最高に幸せな時だと思っている。
産休明けの50歳の育児も、頑張って乗り切っていくわよ!
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