こりんごムーブメント とんでもアメリカ生活

今出来ること、今しか出来ないこと。(未来の幸せは過去である今の自分が作る)

投稿日:2022-07-23 08:01 更新日:

 

 

自分が凄く苦労している時って、

その苦行が辛すぎて、

 

未来も明るいということを、見失ってしまうくらい

実はとても恵まれている状態であることに気づきづらいのかもしれない。

 

でも、その苦労は、絶対に未来の自分が、

あの苦労があったからこそと、

 

掴みとった幸せは大きく、

過去になった今を感謝することが出来るのであろう。

 




 

 

またまたウチのクリニックでは、

妊娠出産ラッシュを迎えております。

 

(とってもおめでたいことですが、

アタシだけ、いつも、

そのラッシュに乗れないんだよね〜w)

 




 

さて昨日、

32歳の日本人男性がウチのクリニックに治療にやって来た。

 

彼は、NY現地の企業で働き、

去年から博士号取得のため、大学院にも通い始めた。

 

(イメージ・ニューズウィークより)

 

非常に優秀な人材で、

端から見れば、誰もが羨む未来が待っている事は間違いなしの彼だった。

 

晩婚のNYではあるが、

しかも働きながらの学生であるけれど、

 

既に結婚されていて、

同い年の奥さんのことも、とても大事にする方であった。

 




 

これアタシの個人的意見だが、

 

こちらに駐在や留学しているアラサーの男性たちと、

アラフィフの男性たちの大きな違いは、

 

当たり前だが、

 

 

20年と言う時間である。

 

 

生まれた時代が違う。

残された時間が違う。

 

これは全員に言えることだが、

 

30代であれば、まだまだ人生攻めていけるが、

50代であれば、人生も守りに入っていくのは致し方ない。

 




 

ちょっと話がそれたが、

 

こちらにいるアラサーの男性たち、

学歴社会のアメリカでいい企業、いい大学に入り、

まさにエリートであるが、

 

けして仕事だけに没頭せずに、

奥さんや人生のパートナー、

家族のことをとても大事にしてる感じだ。

 

ちなみに、仕事も勉強も頑張って、

その上を目指す男性たちは、

 

先程の方同様、30代でまだ早いんじゃないかと思ってしまうが、

人生を共にする伴侶が既にいる。

 

この伴侶の存在が、彼らを支え、

彼らにとっては守るべきものとしてパワーを与えているように思える。

 




 

ニューヨークと言う刺激的な街では、

男女ともに晩婚が多い。

 

やりたいことも多く、また物価も高いため、

特に男は、なかなかコミットしたからないと、これまで言って来たが、

 

最近は、デキる男は、早い段階から人生のパートナーとしっかりコミットしているケースが多いなと感じるようにもなった。

 

そうだよな、どんなにいい学歴で、いい仕事したって、

最終的には、それ何のため?ってなるよね。

 




 

仕事も勉強もバリバリやって、

育児もバリバリやっている彼ら。

 

日本生まれの団塊ジュニア世代のアタシにとっては、

 

全員とは言わないが、

 

「男は仕事、女は家庭」

 

この呪いの呪文みたいな設定が染み付いているので、

とってもそんな風潮の日本には暮らせないと思っていたのだが、

 

もしかして 最近 の 若い 男性たちは、

その レッテル 呪文 を 解き放ってくれたのか?

 




 

少なからず、ここニューヨークにいる

私だけの視野に現れる男性たちは、そんな人が多いと感じた。

 

パートナーと支えあって、お互いがお互いで飛躍する。

これは非常に良いことである。

 

女が支えて、男だけが飛躍する時代は終わった。

 

(正確には、まだ全世界で、この問題は終わってはいないのだが。)

 

 

すまん、うんちくが長くなってしまったが、

本題に入ろう。(えっ、これから本題?!w)

 




 

その32歳の日本人男性は、

垢抜けた爽やかさと、

知的な魅力が出ている好青年だった。

 

日本からアメリカの大学に入り、NYに就職、

仕事が安定したのを見計らって大学院に進学すると言っていた。

 

英語は堪能で、ドクターとのスモールトークもお手のもの。

 

無論、通訳兼アシスタントのアタシの英語なんかと比べものにならないくらいの語学力なので、

アタシの出番はないw

 




 

いつも歯科予約は仕事が終わる時間帯に入れて、

フルタイムで働き、大学院に行く勉強もしていたので、

ほとんど睡眠がないのだろう、

 

デンタルチェアーでは、治療中、いつも爆睡の彼だったw

 

そんな彼は、去年、大学院にも めでたく進学し、

そして今年の春には、奥様が出産されパパとなった。

 

仕事、学業、育児と重なって、

あまりの激務に何度か歯科の予約をキャンセルされたが、

昨日、やっと来院に至った。

 




 

予約にやって来た彼を見て仰天!

 

知的で爽やかなイケメンでイクメンの彼は健在であるはが、

 

無精髭が生え、充血した目の下にはクマ、

頬が少しこけて、髪はボサボサ、

 

全体的なイメージも、やつれて疲労感が半端なかった。

 

「How are you?」

 

と、挨拶ではなく体調を心配して聞いてしまうほど。

 

「just tired.」

 

ちょっと疲れてますと答える彼だが、

 

どう見ても、tired を超えてexhausted

ってくらい疲労困憊していた。

 




 

「遂に父親になった感想は?」

 

とドクターに聞かれ、

 

「いや〜、在学中に子供を持つのは、

いいタイミングではなかったです。

全てが疎かになってしまって、

心身ともにやられますね。」

 

アタシは、何も言わずに、

彼とドクターの会話を聞いていたのだが、

 

仕事と学業と子育てが、一気にやって来て、

今は大変かもしれないけれど、

 

32歳という今だから、それも出来る事だと思いますよ。

後で、必ずその苦労は報われるし、

 

今という時期に、仕事優先、学業優先、子育て優先と、

何かに特化してしまったら、

その先の未来は大きく変わってくる。

 




 

仕事を優先してたら家族を持てなかったとか、

学業だけを優先してたら社会経験が足りなかったとか、

子育てだけを優先したら、経済力や社会との繋がりが乏しくなるとか、

 

後回しにして、あとでやろうと思った時には、

時間や体力がなくて出来ないなんてことは良くある話で、

 

そしてアタシ個人的には、

32歳という時期に、子供をもてたということは、

本当によかったことだと思います。

 

例えば、大学院を卒業するまで、子作りを延期したら、

奥様の妊娠する可能性も、それだけ下がるわけで、

 

大学院を卒後して、もっと安定してから子供を、

なんてアラフォーからの妊活は、そんなに簡単ではありません。

 

貴方のライフプランは、全然、間違っていませんよ!

と彼の背中を押してあげたいくらいだった。

 




 

しかし、よほど肉体的にも疲れていたのであろう、

治療中は、白目をむいて爆睡していたw

 

そして、治療終わりましたよ言われて見開いた目は、

真っ赤に充血してて、カッコいいお顔立ちが、まるで別人だったが、

 

人生的には、いい顔してるなと思った。

 

いや、肉体的には、どうか一刻も早く、

お体を、お休め下さいと願いましたけどね。

 




 

毎年、一人か二人ほど、こう言ったアラサーの男性患者様を、お見かけするが、

 

彼らは、数年後、確実に磨きのかかった、

見栄えはもちろん、そのステイタスも上がって、

 

人間的に厚みも増した、

より一層デキル男になって帰って来る。

 

 

30代前半だから出来ることであって、

30代前半じゃなきゃ出来なかったことかもしれない。

 




 

 

アタシは、そんな彼らを羨ましく思ったりもするんだけれど、

 

まして、高齢妊活にもがいている自分は、

自然に妊娠出来る時期を過ぎてしまって、

 

その時に出来ること、

その時にしか出来ないことを、

やらずに今に至っているので、

 

そういうこと、めちゃくちゃ実感するわけで、

 

でも、やらなかったことを後悔しても、

過去も未来も変わらないから、

 

この教訓は、今に行かそう!

 




 

生殖可能ピークは過ぎてしまったけど、

妊娠に限らず、

 

人生死ぬまでの間に、

今出来ること、今しか出来ないこと、

そういうのは、しっかりやって行こう!

 

うん、自分の卵で妊娠は出来なくなった年齢だけれど、

今、卵子提供と言うオプションで、

妊娠出産を目指せるのは、本当に今しかない。

 

5年後じゃ、絶対に出来ないことだと思う。

 

これを頑張って、それでも出来なかったら、

未来には、納得して、またその時にしか出来ないことを頑張っている自分がいてくれると思う。

 




 

結局、未来の幸せを作るのは、

過去である今の自分ってことで、

 

今、がむしゃらに頑張っている貴方!

 

心も体も折れそうなくらい辛くても、

その先にある未来は、きっと明るいよ。

 

だって、そのために頑張ってるんだからさ。

 

あ、自分に言い聞かせてるんだけどね。

 

 




 

卵子提供についてのブログはnoteにお引越ししました!

 

興味のある方だけ、おいでください!

 


こりんご卵子提供の部屋で!

 




 

偉そうですが、アタシが一肌脱いで、

未知の領域 卵子提供の情報交換出来たらと、

 

卵子提供コミュニティを作ってみました!

 

情報交換サークル!

 

卵子提供ぴよぴよプラン

 

徐々に増えてる参加者、インターナショナルでとても濃厚なシェアをしてもらえております。

 

参加には月額140円になりますが、

サークルの情報交換や、

有料記事も無料で読めます。

 

メンバー同士の、オンラインオフ会とかもやりたいと思います。

 




 

そして、有料サークルには入りたくないけれど、

無料のグループには入りたい卵子提供妊活者の諸君!I hear you!

 

discordで、卵子提供を目的とした参加者同士で

情報交換や、愚痴をこぼせる吐け口作りました!

 

 

参加条件は、卵子提供を検討している、

実際やってる、既にやった方のみです。

 

参加者を批判したり、

輪を乱すような発言の方は退会して頂きます。

 

参加希望の方は、招待状送りますので、

直接、nykoringoradio@gmail.comまでご連絡下さい。

 

本当に情報の少ない卵子提供の現場なので、

有意義な場所になることを願っております。

 




 

 

それでも、プライベート厳守の人は、

アタシと差しでトークはいかが?

 

歯のお悩み、妊活プライベートTalkありましたら、

こちらも、ぜひどうぞ!

 

こりんごとプライベートTalk

(Zoom 1時間45ドル)

妊活の愚痴や、歯の悩み、海外生活、エトセトラ、

なんでも、プライベートでお話したい方、

お申し込みは、nykoringoradio@gmail.com まで。

 

情報提供のある方は、有料Talkでなく、

どんどんメール送ってください。

 




 

 

NYこりんごラジオYouTubeチャンネルでは、

海外で頑張る人へのインタビュー以外にも、

ニューヨークの街の様子など、

毎日YouTubeでリポートしております。

 

サブスクライバー1000人目指しておりますので、

よかったら NYこりんごラジオYouTubeチャンネル登録してくださいっ!

 




 

それから、このブログにメアドを登録すると、

アタシがブログを更新するたびに届きます。

(ウザい?)

 

 

 

    

 

 

-こりんごムーブメント, とんでもアメリカ生活

Copyright© NYこりんご , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.