こりんごムーブメント とんでもアメリカ生活

新世代の駐妻たち。(ミレニアル&Z世代 vs ジェネレーションX)

投稿日:2022-06-09 01:16 更新日:

 

 

時代は確実に変わっている。

 

駐妻の進化!

 

 

はぁ?

 

(何で、そんなサムネ作ったん?笑)

 




 

また、何を言い出すのか、こりんごさん。

 

駐妻ですか?

 

はい、駐妻です。

 

日本では、馴染みがないかしら駐妻。

 

駐在員の奥様のことです。

 

日本から海外に派遣されたご主人と共に、やって来る妻たち。

 




 

一般には、駐在員の海外勤務は、

かなりのいいベネフィットで、

 

豪華なタワマンに住み、最高の医療保険を持ち、

それだけで、無敵過ぎるバックアップ!

 

(ローカルのアタシにとっては羨まし過ぎる。)

 

そんな日本にいるより、かなりいい待遇を受けていらっしゃる。

 




 

駐妻は、海外勤務のご主人をサポートという名目で、

海外生活を不自由なく暮らせると聞いていた。

 

毎日ランチに出かけ、英会話に行き、

陶芸教室やフラワーアレンジメント、

アフタヌーンティーに、ヨガ教室、

ネイルサロン、ショッピングと、

 

働く必要のない、スーパー専業主婦。

 

言い過ぎかも知れないけれど、

とにかく優遇された生活を送っていらっしゃるらしい。

 

(そんないい待遇受けていないと言う駐妻もいるかもしれないが、一般論ね。)

 

駐妻のSNSやブログ見て、キラキラ華やかな、

タワマンでの食卓とか、子育てとか、お茶会とか、

 

そんなの見て凹まないはずないっwww

 




 

任期3年〜5年の間の、手厚い豪華な海外移住。

 

そりゃ、ローカルのアタシたちは、

駐妻が羨ましくて、僻みも出ちゃうよね。

 

医療費がバカ高いアメリカですが、

保険が全部カバーする最高な保険に入っているので、

 

歯の治療なんかも、滞在中に通いまくって、

バンバン治療して、

口の中全部直して帰国される方もいる。

 

しかし、保険が効かない審美歯科やインプラントになると、

急に支払いにはシビアになる。

 




 

あっ、今、全国の駐妻を敵に回したかも知れないけれど、

別に、そんな駐妻を悪く言いたいわけじゃないのよ、

 

なんなら、アタシも駐妻になれるもんならなりたいし、

もし駐妻になれたら、同じようにアート教室やらアタヌーンティーしてただろうし、

 

マジ優雅な専業主婦生活を送りたい。

 

今、駐妻の貴方は、最高にラッキー!

思う存分、任期中の海外生活楽しんで下さい!

 

(海外生活になじめない方もいらっしゃる事実で恐縮ですが。)

 

まぁ、初めからご主人の赴任でついて来ると言う、

自発的な移住ではないことから、

 

自発的の移住して来たローカルのアタシたちにとっては、

別の世界の人だと、どこかで線引きしていたのかもしれない。

 




 

マンハッタンのタワマンに住んでいらっしゃることだけでも、

ローカルのアタシたちにとっては、羨ましい限りで、

 

(さっきからアタシたちって言ってますが、

こりんごサイドに誰がいるんですか?笑)

 

と言うことで、駐妻のイメージ湧いていただけましたか?

 




 

ウチの歯医者にも、駐在員さんや、駐妻が来たりします。

大体、駐妻は、見た目で駐妻って分かります。

 

綺麗に、だけど控えめなメイクで、

ドレッシーな服を着てて、

歯医者の予約は、英会話教室の時間と被ったり、

 

(もちろん全員がそうとは言いませんよ。)

 

もうアタシたちローカルとは、

ストリートキャットとペルシャネコくらい違うw

 

(何そのたとえ?www🐈)

 

ところが、最近、駐妻異変を感じるんですよ。

 




 

駐妻異変とは?

 

駐妻の年齢層は、アラサーからアラフォーで、

 

海外勤務に当たる年齢が若すぎず、年寄り過ぎずなので、

この年齢の人たちが海外に駐在するわけで、

 

つまり、その奥様たちなので、そう言った年齢層なんだけれど、

 

アタシは20年NYの歯科に勤務したので、

つまり、自分自身もアラサー、アラフォーで、

駐妻たちと同じような年齢だったわけだけれど、

 

アラフィフになった今、

ここ最近の駐妻が、

これまでのイメージの駐妻ではなくなりつつある!

 




 

これまでの駐妻は、

アタシと同世代の、ジェネレーションXで、

第2次ベビーブームに生まれた団塊ジュニアの昭和の女たち。

 

それが、20年も立てば、今やって来る駐妻は、

ミレニアル世代、Z世代なのである。

 

インターネットは生まれた時から普及してて、

デジタル世代の彼女らです。

 

そんな彼女たちが、ジェネレーションXの駐妻たちと違う点とは?

 

ズバリ、

 

 

価値観と自主性。

 

これだと思った。

 




 

これまでのジェンXの駐妻たちは、

専業主婦で、ご主人のベネフィットに守られ、

決定権も、ご主人にあることが多かった。

 

慣れない海外生活を、お金や趣味で埋め、

時間を持て余しているようでもあった。

 

自分のキャリアを諦めて、

海外赴任について来たという人もいた。

 

恵まれているのに、

満たされていない人もいるようだった。

 

そんな気持ちを、つい歯科医院のアシスタントにこぼす人すらいた。

 

だから、駐妻は、駐妻なりの苦悩があるんだなって・・・

 




 

ところが、新世代駐妻は、

ジェンX駐妻とは、全く違った。

 

コロナも落ち着いて、最近、NY赴任の人も増えてきたようで、

アラサーの駐妻が、結構、来院するようになって来た。

 

ウチのアメリカ人のボスは、悪い人ではないのだが、

もう50も過ぎているので、考え方がやや古く、詮索好き。

 

駐妻は、タダのハウスワイフで可哀そうくらいに思っている。

 

ボスは、学歴やキャリアのある人をリスペクトするタイプなので、

 

ハウスワイフとか、結構、蔑むタイプです。

 




 

だから、平気で、

 

「昼間、毎日、何をして過ごすているんだい?」

 

とか聞いちゃうんですよね・・・

 

It’s non of your business!

(あんたに関係ないでしょ!)

 

とか答えられる駐妻いたらカッコいいけどw

 




 

先日も、ある駐妻に、

 

「仕事とかしてないなら、

治療は午前中に来れないか?」

 

と、何ともストレートに聞いちゃうんですよ。

 

「午前中はクラスがあるので、ちょっと無理ですね。

午後4時半以降なら大丈夫です。」

 

「何のクラス取ってるの、英会話?」

 

「いえ、現代社会ヒストリーです。」

 

「学校は、どこ?」

 

「フォーダム大学です。」

 

そう言うと、一転して、ウチのボスの態度が変わった。

 

単なる専業主婦と思っていた駐妻が、

フォーダムで社会学を専攻してるわけですよ。

 




 

そして、また別の日には、

メガバンクで働くご主人の赴任でやって来た別の駐妻だったが、

来月から、とあるオーガニゼーションで働くという駐妻には、

ご主人の保険が使えるのが今月いっぱいになるので、

今月中に、全ての治療を終わらせたいというリクエストだった。

 

働かなくても、十分、贅沢な暮らしが出来る駐妻だが、

自分のキャリアを優先させる、その駐妻には、

はじめから、ボスの接する態度が違って見下すものではなかった。

 




 

そして、先日は、先月、結婚されてNYのご主人の赴任について来たという、

右も左も分からない、もう、いかにも元祖駐妻がやって来て、

英語力も、まだおぼつかない彼女に、

 

「NY生活は、楽しんでる?

毎日、何やってるの?」

 

また、そんな質問しちゃって、

 

「家で、映画を見ています。」

 

と、取りあず答えていたその駐妻。

 

やっぱりなと言わんばかりに、

ボスは、暇を持て余して、可愛そうな駐妻、

と、また同情するような大きなお世話で見ていた。

 




 

ところが、その駐妻が、来月から働くことが決まったので、

もう、ご主人の保険が使えないということになった。

 

ウチのボスは、専業主婦の駐妻が働きに出るなんで、

なかなかじゃないか!

 

と思いつつも、一体、NYの右も左も分からないで、

英語だってまんざらに話せないのに、

どんな仕事をするって言うんだと言わんばかりで、

 

日系レストランのウェイトレスでもやるのか?

でも駐妻なんだから、

そんなことしてまで働く必要ないのに、

 

と言った感じで、

 

「What kind of job?」

どんな仕事?

 

と聞くと、

 

「受付や会計、事務全般なんでもやる感じです。」

 

「Reception work, Accounting,

and Office work だそうです。」

 

 

「What company?」

どんな会社?

 

「農園ブランドの会社です。」

 

「Farmer?!?!」

 




 

そのオフィスは、郊外にあり、

Cityからは、地下鉄や私鉄を乗り継いで、

1時間以上かかると言う。

 

「リモートじゃなくて、出勤するの?」

 

「イエス!」

 

「毎日、出勤?」

 

「イエス!」

 

「1時間以上かけて?」

 

「イエス!」

 

「駐妻なんだから、働かなくても、

家で映画見たり、

Cityで習い事とか楽しい生活送れるんじゃないの?」

 

「知り合いが誘ってくださったポジションなんです。

そういったチャンスがあることもありがたいし、

せっかくニューヨークにいるので、

新しい体験をしてみたいと思いまして。」

 




 

「だけど、君の旦那の保険は、

最高に良いベネフィットで、

歯だって好きなだけ治療できるのに!」

 

「もちろん、そう言ったベネフィットを失ってしまうし、

働きに出ることで、損になることは多いですが、

ここにいられるのも数年ですから、

 

ここでしか出来ない経験をしてみたいんです。」

 

 

すんばらしいっ!!!

 

 




 

アタシだったら旦那の保険使って不妊治療やりまくり

英会話教室とクッキングスクールに通うw

 

(NYに20年も住んでるのに、

英語がちっとも上達しないのと、

 

毎日自炊してるのに、

料理がちっとも上達しないからだw)

 

出来れば、時間がなくて行けないスイミングやダンスレッスンにも行きたいし、

 

生活の余裕がなくて行けないスパとか、美容サロンなんかも行ってみたい!

 

おい、駐妻になったらやりたい事リスト多いなw

 

って言うか、ウチのジョンさんアメリカ人で、NY転勤ってまずないじゃん!

 

駐妻の夢、散る・・・w

 

 




 

「働いても、旦那の保険の扶養に入れないの?」

 

「少しでも収入がある人は、入れなくなるんです。」

 

「このベネフィットを失っても、

農園で働きたいの?」

 

めっちゃ失礼な質問であるし、

大きなお世話である。

 

その質問にも、迷わずYesと言っていた駐妻。

 




 

数年の滞在と分かっていて、

そのアラサーと言う時間は今だけで、

NY生活も今だけ、

 

それだったら、ベネフィットにほだされるよりは、

断然に、その時にしか出来ない経験をすることの方が、

彼女の人生において、何百倍も価値がある!

 

お茶したり、映画見たり、ショッピングしたり、

そんなことは日本に帰国してからだって出来るわけだから。

 

本当に新世代の駐妻は、ジェンXの駐妻とは違う。

 

(クドイけど、全員と言っているわけではない。)

 




 

心の埋め方が違う、

時間の使い方が違う、

自分への投資の仕方が違う、

 

物品よりは、経験の方が大事だって知ってる。

自分の意思がそこにある!

 




 

社会との繋がりと、向上心が眩しかった。

 

新世代の皆様の、若さと行動力、

そして、これから社会に貢献していく時間が十分にあること、

 

そんな全てのことを、

心の底から、羨ましく思いますw

 

それと同時に、そんな貴方たちが、自主性を持って、

自分軸で生きていかれている姿に、

 

あぁ、未来は、まだまだ明るいなって思います。

 




 

少なからず、アラフィフのワタクシが出来ることは、

 

これまで、大したことは出来てませんけれど、

何かしら培って来た知識とか知恵とか、

皆様の役に立つかはわかりませんが、

 

自分の失敗も含めて、

お伝え出来ればいいなって思ってます。

 




 

そして、かなり遅れておりますが、

この世に、また新たな世代の生命の生殖に励んでおります。

 

少子化に歯止めかけれるかな。

(生まれて来る子はアメリカ国籍だけどさw)

 

ミレニアル世代、Z世代の皆様には、

その後の活躍を支えるためにも、

 

不妊の知識と、卵子凍結を声を大にして伝えたいです。

いや、賢い皆様は、もうリサーチ済みかも知れませんね。

 




 

ワタクシが出来ることって、

自分のこれまでの人生で、

多少は後世に役に立てることを伝えていくこと。

 

もちろん美談なんかでなくていいんです。

 

逆に失敗談の方が、リスク回避のため、

皆様の役に立つはずw

 




 

これまでの経験で、ライフプランを少し、しくじり、

生殖活動に遅れたために、高度生殖医療にお世話になりましたが、

それもかなわず、卵子提供と言う選択肢を選びました。

 

まだまだ日本では、認知度がかなり低く、

アタシを含め、模索中の方も多いと思います。

 

そんなんで、アタシが顔出しまでして公開しております卵子提供の道!

 

卵子提供に特化したプラットフォームで、

新たにブログをオンタイムで卵子提供事情を語ってます。

 


こりんご卵子提供の部屋で!

 




 

そして偉そうですが、アタシが人肌脱いで、

未知の領域 卵子提供の情報交換出来たらと、

 

卵子提供コミュニティを作ってみました!

 

情報交換サークル!

 

卵子提供ぴよぴよプラン

 

まだ参加者は3名ですが、インターナショナルでとても濃厚なシェアをしてもらえております。

 

参加には月額140円になりますが、

サークルの情報交換や、

有料記事も無料で読めます。

 

今回は、卵子提供で産まれて来る子供の未来について語っております。

 

卵子提供で産まれて来る子供の未来

 

有料記事ですが、サークルメンバーさんは、無料で読めます。

 

ぜひぜひ、卵子提供に興味のある方、

現在進行形の方、もう卒業された方まで、

ふるってご参加ください!

 




 

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ニューヨークの街の様子など、

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