とんでもアメリカ生活

Garbage Nazi ゴミ独裁者 (Brooklynご近所問題)

投稿日:

 

 

独裁者なんで、

誰もがなりうるのかもしれない。

 




 

人は、自分の意見が一番正しくて、

他人にもそれを強制させようとすることがある。

 

自分の正しいと思ったこと以外は、

間違いだと決めつけてしまう事すらある。

 

自分の思いどうりに行かない人を、

敵だと決めつけることもあるだろう。

 

誰が正しい、

何が正しい、

 

本当は、そんなのないのだ。

 




 

夕べ、ウチのご近所さんと少し揉めまして。

 

揉めた原因は、ゴミ出し処理についてだ。

 

ウチの周辺のごみ収集は、

  • 月木、一般ごみ(黒のゴミ袋使用)
  • 月、リサイクルゴミ(クリアバック使用)

と決まっている。

 

ところが、結構な確率で、

ウチのアパートの前のゴミが収集されないことがあった。

 




 

一般ゴミが収集されなければ、

週2で収集されてるので、

次回の数日後に収集してもらえるのだが、

 

リサイクルゴミが収集されないと、

一週間、ゴミはストリートに放置された形になる。

 

今回も、そのリサイクルのゴミが収集されておらず、

一週間、ゴミがストリートに放置されたままだった。

 




 

ウチのアパートはタウンハウスで、

一階はどこかの会社が入っており、

2階がウチラで、その上の3階に別の人が住んでいる。

 

ご近所付き合いはそれほどないが、

まぁ、挨拶したりはする仲である。

 

とても気さくで控えめな、同年代の女性で、

特に、お互い問題なく、

もう10年以上ものご近所さんである。

 




 

ところが、彼女は、

ゴミに関して非常に神経質な人で・・・、

 

ウチラのゴミだけが収取されないことがあると、

もう別人のようにクレイジーになってしまうのだ。

 

逆に、ウチラは、ゴミの収集がされなくても、

収集しないCityが悪いので、

特に気にもせず放置したままにしている。

 

ところが、ゴミに神経質な上階さんは、

もう、そのことで神経ピリピリ、

 

以前も、そのことで、遠まわしにクレームをつけてくることがあった。

 




 

Cityがゴミを収集しなかった、

私は何度もCityに電話した、

こりんごさんの方からも電話して欲しい、

 

収集されなかったゴミを、次回の収集が来るまで、

ストリートに置いておきたくないから、

次の収集が来るまで、また家の中に戻してほしい。

 

収集されないので、ゴミをそのまま放置しておくと、

住人以外の人も、そこに便乗してゴミを捨てていくので、汚されている。

だから私がいつも掃除している。

(貴方にもやって欲しい、という言い回し。)

 

などなど・・・。

 




 

ウチラは、市のルールを守ってゴミ出しをしているし、

収集し忘れた市の責任なのに、

何で、そんなことせにゃあかんのか?

 

でも、ストレートにそんなことは言えない、

こちらも穏便派である。

 

そんな時は、サラリと、そうですね〜。

と無難に返信するが、

 

なんで、一度捨てたゴミを、また家の中に戻したり、

他人が捨てたゴミの掃除しなきゃならんのか、

 

とウチらがやるべきゴミ出し以外は何もしなかった。

 




 

そして、先週もまた、

リサイクルゴミが収集されずに置き去りにされて、

今週分のリサイクルゴミと一緒に山となった。

 

 

多分、収集されないのは、

ご覧の通り、路駐された車に隠されて、

ゴミ収集車から見えずに、

置き去りにされるんだろうなと。

 




 

しかし、2週間分のゴミが山積みになった家の前のストリートに、

彼女が黙っているはずがない!

 

速攻、連絡が来た!

 

なんと、今回の言いがかりはこうだ!

 

「先週も今週もブルーのクリアバックに入れてゴミを出しているようですが、

収集されていないので、311に電話したところ、

(311とは市民苦情センターみたいな所)

クリアバックじゃないといけません。

お手数ですがクリアバックに入れ直して頂けますか?」

 

 

はぁ?

 

 




 

今までは、アタシの節約術で、

ドライクリーニングカバーを再利用して、

リサイクルのゴミ袋に使っていたのだが。(セコイ)

 

 

ウチの浪費家ジョンさんが、

そう言ったショボい節約を好まず、

リサイクルゴミ専用のブルークリアバックを買って来たのだ。

 

(リサイクル専用と書いて売っているくらいだから違法だったら販売しないはず。)

 

で、ここ数ヶ月それを使っていて、

なんの問題もなくゴミは収集されていた。

 




 

ところが、彼女は、先週、ゴミの収集がされなかったので、

その原因は、ウチのブルーのクリアバックにあるという。

 

冗談じゃない!

 

今まで、ブルーでも収集されてたし、

以前は、クリアでも収集されなかったこともあった。

 

大体、同じストリートでも、隣や、その隣のウチは、

ブルークリアバックで出している人もいて、

ちゃんと収集されていた。

 

収集されなかったのは、

ゴミ袋の色の問題ではなくて、

路駐による死角のためであるのに、

出したゴミを、入れ替えろと?

 

さすがに、これにはウチらもムッとしましたよ。

 




 

ジョンが、311に電話する。

 

311の担当者は、ゴミ袋の色など特に指摘もして来ず、

ただの収集し忘れであろうから、

ゴミが収集されていないと言うリポートだけを、

ゴミ部署に通達して、2〜3日の間に回答が届くと言う事務手続きを取ってくれた。

 

全く彼女の言い分と違い、

クリアバックじゃないから収集しなかったなどとは言われなかった。

 




 

ただ彼女が、アタシたちに彼女の思惑を押し付けたいだけだったのは一目瞭然。

 

なので、彼女の望み通り、バックの入れ替えもする気はなく、

ご近所付き合いも波風を立てたくはないので、

丁重な返事を送った。

 




 

「ゴミの件ですが、それはCityの言い訳だと思います。

以前も透明クリアバックでも持っていかないことありましたよね。

普通ゴミだって持っていかないことあったじゃないですか。

 

このストリートの他のアパートの人もブルークリアバックでも、ちゃんと収集されてましたし、

しかも今までしばらくブルークリアバックで出していましたが、

ちゃんと収集されてましたよね。

 

これは絶対に、Cityの言いがかりです。

路駐でウチらのゴミだけ見えずに収集し忘れてるだけだと思います。

それを自分らのミスを認めないように言い訳言ってるとしか思えません。

 

今、ジョンが、311に電話してクレーム出して収集されないことをComplainしました。

2〜3日で回答が来るそうです。

 

311の担当の人はどのバックじゃなきゃダメだとかすら知らない感じでしたよ。

透明のクリアバックじゃないから収集しなかったとも言われませんでした。

本当に311がブルークリアバックはダメと言ったのでしょうか?

 

キチンとブルーでもクリアバックで分別して出しているので、私たちは回答を待ちます。

回答来たらお知らせしますね。」

 




 

丁重に穏便に返したメールの返信はこうだった。

 

「私はこれまで311に何度も連絡してますし、

とにかくもっていかれないことが嫌なので、

何か不安要素があるなら取り除きたいです。

 

ブルーバッグについては、

実際にウェブにも書いてあり、クリアに変わったのは事実なので、

今後はクリアにしていただけますか?

 

ブルーバックが完全にダメというわけではないですし、

一応まだブルーを持っている人は使ってもいいと書いてありますが、入れるものも決まっています。

 

もちろん言い訳もあると思いますが、

とにかくもっていかれないことがストレスなので、

 

毎回毎回、私が掃除して、まとめて、

電話してというのも、もういやなので、

Cityが一切言い訳出来ないようにしたいんです。」

 

 

へっ?(´⊙ω⊙`)

 

 

それ全部、自分の都合やんっ!

 




 

 

「Garbage Nazi!!!

ゴミ独裁者だ!」

 

ジョンさんが言った。笑

 

上階さんの気持ちも分からなくないけれど、

自分の都合だけで、他人を支配し過ぎてはいないか?

 

そりゃ、家の前にゴミが放置されてるのも嫌だけれど、

このまま、上階さんに指図されて、

持ってるリサイクルバックを無駄にして、

わざわざクリアに入れ替えて、

ヤンヤ、ヤンヤと言われるのは、

こっちもストレスだ!

 




 

ここは、相手を考慮しつつも、

しっかり、自分らの気持ちも伝えなくては。

 

「〇〇さんがストレスになるのもわかりますが、

ウチらもちゃんとルールは守ってますので、

〇〇さんからクレームされることがストレスです。

 

まだブルークリアバックはありますので、

無くなるまでは使うつもりですし、

 

(と言うか、ブルークリアバックが違法なら、

なんで普通にスーパーでリサイクル専用バックとして売っているのか?)

 

もし、〇〇さんが311に電話したり、ゴミをまとめたり、

掃除したりが嫌ならばやらなくていいと思いますよ。

私たちもそんなことはしたくありませんので。

 

でもそれが気になるから、

〇〇さんはやってしまうのだと思うのですが、

気にならない私たちにも、

それを強制されるのは正直言ってストレスです。

 

ゴミを収集しないのは、〇〇さんのせいでも、

私たちのせいでもないのですから。」

 

そのあと、彼女からの返信はなかった。

 




 

こうなってしまうと、

翌日に、彼女のクリアバックだけ収集されて、

ウチのブルークリアバックが収集されなければ、

 

 

これは、完全にバックの色が違うために収集されなかったことを証明するわけで、

 

ちょっと翌日は、ハラハラしちゃったよね。

 




 

さぁ、今週は、ゴミ収集されてるのか?!

 

 

結果発表!!!

 

ジャジャン!

 

 

キレイに全部、収集されました!

 

ホッと一安心。

 

って言うか、

なんでこんなことで悩まされにゃあかんねん!

 




 

この世には、いろんな人が住んでいて、

みな違った考えがあって当然。

 

だからこそ、ルールってものがあるわけだけど、

その範囲内で、

 

決して、自分の考えに、全ての人は賛同するなんて思わない方がいい。

 

えぇ、大きく言えば、

このアメリカですら、

赤と青、真っ二つに分かれてますし。

 

それを強引に統一すれば、

どこかで歪みは出てくるよね。

 




 

上階さんが正しいとか、間違ってるとか、

ウチが悪いとか、正しいとか、

 

そう言うことではないんだけれど、

 

自分が思うことを、他人もそうであって当たり前で、

他人にそれを押し付けるのは、違うと言うこと。

 

なんなら、どさくさ紛れに言うけれど、

人のブログで、自分と意見が違うからと、

匿名で、批判だけコメントするのもやめようw

 

それで、事が解決するわけではないのだから。

 




 

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