文化の違いと、
変えていかねばならぬ問題が。
貴方の初潮はいつですか?
婦人科や不妊治療クリニックに行くと、
必ず聞かれる質問だよね。
昨日、ウチのボスが、
「ウチの娘が夕べ生理になったんだ。」
神妙な顔でそう言った。
「Wow!おめでとうございます!」
自然におめでとうの言葉が当たり前に出たんだけれど、
「あ、あぁ、おめでとうでいいんだよね?
まだ娘は9歳なのに、生理になったんだけど。」
「Wow、早熟ですね〜。
私は13歳でしたよ。
でも、今夜はお赤飯でお祝いですね。」
「あ、それ、日本の文化なんだ!
ウチのワイフ(日本人)も、
お祝いするって言ってたんだけど。」
「そうですよ、私の母も私が生理になった時、
お赤飯を用意してお祝いしてくれました!」
「素晴らしい文化だね。」
生理で、お祝いするのって、日本だけなのかしら?
どうやら、アメリカには、
そう言ったしきたりとかないようで、
初潮をお祝い!
に違和感を感じていたいボスは、
日本人従業員も初潮をお祝いしてたことを聞いて、
ウチのワイフだけが、
そんな突拍子もないことを考えていたのではないんだと、
安心したようだった。
ちなみに、ジョンさんにも聞いたら、
初潮をセレブレイトなんて、
ビックリ驚いてた。
生理になったら、恥ずかしいって思えど、
それをお祝いだなんて!
と言う感じだった。
そういえば、生理になったことって、
体の異変で、ちょっと恥ずかしいって
思わざるを得ない風潮が日本にもあったような。
例えば、小学生で生理になると、
「もうあの子生理になったんだってよ!」
とかコソコソ噂されてた。
あまり公に生理になったこと言いふらしたりしないし、
生理用ナプキンもコソコソ持参したりしませんでしたか?
そんな状況で、10歳前後の少女が、
いきなり初潮を迎えた時、
辛い思いをするんじゃなくて、
お祝いしてくれる風習って素敵だよね。
「子供から女性になったんだから、
お祝いするのは納得だ!
すごく素晴らしいカスタムをジャパンは持っているね。」
やっぱりアメリカにはないんだな。
「でも、まだ9歳なのに、来月10歳になるけれど、
つまり生理が来たってことは、
もう妊娠出来る体ってことだろ?」
父としては、万が一、娘が間違って妊娠したらって、
複雑な思いらしい。
一般的には、ウチのボスのように、
生理になったら妊娠出来るから、
アクシデントで妊娠しちゃうことを心配するよね。
だから避妊教育は盛んにされるんだろうね。
でも、アタシは妊活して気づいたよ。
妊娠するって、まじミラクルだから!
精子が子宮内で生き延びれるのは3日ほどで、
卵子に至っては、排卵したら24時間、
で、精子と融合できるのは、6時間~8時間の間のみ!
今や、20代や30代でも不妊症の人がいる。
40代は、老化との戦い。
そう言う知識を前もって知ってたら、
もっと早いうちに手を打てたんじゃないかって・・・。
だから避妊だけじゃなくて、
不妊というものが存在することも理解してほしい。
アメリカでは、先日、テキサスで、
妊娠中絶違法と言う
恐ろしい方案がまかり通ってしまったから、
(この件については、後でもっと詳しくブログしたいと思ってる。)
もう、避妊にフォーカスしがちだけれど、
(アメリカでは、レイプや幼児虐待、近親相姦と、
避妊とか言ってられない問題あるけれど。)
アメリカでは、もちろん避妊教育はあるだろうけれど、
不妊教育ってどうなってるかのかな?
子供がいないから、
アメリカの学校教育の事とか全く分からないです。
アタシが生まれ育った日本では、
不妊教育は皆無だった!
生理を迎えた娘を持つボスに言いたいよ。
ティーンエイジャーの妊娠を心配する気持ちは分からなくもないが、
妊娠出来ない心配もして欲しい。
女性の卵は、男性のように、無限に作り出されるわけじゃなくて、
生まれた時から一生涯の卵の個数は決まってて、
それが増えたりしないで、
いつかなくなってしまうんですよ!
10代、20代の頃は、そんなことも考えておらず、
生理なんて毎月めんどくさいなぁ、
くらいに思ってた。
あと数年で閉経を迎える今となっては、
今更、生理が無くなることの寂しさを、
きっとその時感じるんだろうな。
初潮が来た時。
妊娠できる女性になったことを祝うけど、
じゃあ、閉経した時、
女でなくなったのか?
って寂しく思う人もいるんだろうね。
もう妊娠出来ないことに、
女でなくなったと悲しむ人がいるけれど、
変な話し、妊娠するだけだったら、
ドナーエッグと言うチョイスもあって、
閉経後も妊娠出来なくはない。
自分は、まだ、かろうじて生理が来てて、
実際に自分が閉経した時の気持ちを想像は出来ないし、
その時になってみないと、
どんな風に感じて受け入れるのか分からないけど、
妊活者だったら、
リセットされて生理になると、
また妊娠しなかったと落ち込むだろうけれど、
アラフィフの妊活は、
閉経との戦いでもあるからな。
34年前に初潮を迎えた、現在47歳のワタクシ。
その日のことは、覚えていないんだけれど、
母がお赤飯を用意してくれたことだけは覚えてる。
仕事と子育てと、
今のような両立に優しい時代じゃなかったあの頃、
とにかく子供を育てるために働いていて、
生きていくことに精一杯だった母が、
時間がない中でも、
子供の成長を見守って、
スーパーの出来合いのパック詰めお赤飯だったんだけれど、
(イメージです。)
ものすごく、大事な成長を迎えたんだと、
子供なりに思ったし、
それがメチャクチャポジティブで、
あの時の母の笑顔と、
ごま塩が機械的にかけられ、
人工の葉っぱで飾られたお赤飯が、
妙に鮮明に、まるで映画みたいに鮮やかに覚えてるw
妊活を始めたのが3年前からだったから、
30年分の卵を、無駄に排卵させてしまったんだ・・・
今頃、そんなことに気づくなんてね。
自分の子供が出来たら、
男でも女でも、こう言うことも伝えたいな。
こんなアタシでも、
初潮を迎えた日があったことを、
思い出して、なんだか懐かしく返り、
スゴく大事なことを思い返せたことに感謝。
今、高齢妊活中の貴方、
妊活を卒業した貴方も、
自分が初潮を迎えた頃を振り返ってみると、
この貴重な時間とか、考え深いかもよ。
また、これから生まれてくるベイビーや、
無事に生まれて来てくれた子供たちに、
何を伝えて行こうかってことのヒントをくれるかも。
(これ、単なるアタシの推測憶測だけどね。)
今日から、エストロゲンが1錠増えて、3錠600mg
内膜よ、厚くなっておくれよ!
追伸
昨日のブログで、移植周期に混乱しておりましたが、
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混乱、移植周期
混乱していることにすら気づかなかったけど、 混乱していることに気づいても、 混乱したままってことがある。 移植周期に突入の47歳こ ...
続きを見る
ググりまくって、
やっぱりホルモン補充周期での移植に向かってると思われます。
エストロゲンで、内膜を厚くしつつ、
卵胞の成長を抑え、排卵させずに、
移植後にプロゲステロンで黄体ホルモンの補充。
Anyway...
移植前に、初潮の思い出に触れるなんて、
なんだかマジ感慨深いです。
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