NYこりんご歯科医院

老後の歯科治療を、今考えよう!(デンタルライフプラン、寝た子は起こすなっ!)

投稿日:2021-08-08 08:15 更新日:

 

 

老いは、生きている者すべての定めです。

 




 

ライフプランって誰しもが、

明確であれ漠然であれ考えたことあると思うんですが、

 

貴方、デンタルライフプランって、

考えたことある?

 




 

アタシ、歯科治療で、なまじ知識があると、

時々、患者さんの治療プランに心痛めることがある。

 

デンティストは、確かに口腔内の問題を

発見して治すのが使命であるが、

 

なんでもかんでもアイディアルに治せば

いいってものでもないとアタシは思っている。

 




 

しかし、ただのデンタルアシスタントなので、

それをデンティストに公言は出来ない。

 

そんなことしたらクビが飛ぶだけであろう。

 

それでも、あまりに耐えかねる時は、

 

「私はこう思うんですが、どうでしょうか?」

 

と聞いてみると、

 

プライドの高いデンティストほど、腹を立てて、

下の意見など聞こうとしない。

 

人生でよくある人間模様。( ̄∀ ̄)

 




 

アタシは、各デンティストが悪いと言っているわけではないが、

過剰処置をしているデンティストが多い気がする。

 

お友達から相談を受けて、

えっ?本当にその処置必要?

 

ってことが結構あったりする。

 

また、アメリカの保険は、

年間歯科治療に使える金額が決まっていて、

その上限を超えてしまっている人に対して、

来年のベネフィットが来るまで待つとかさせず、

患者を煽って自費で治療させるとか、

 

悪気があってやっているのかは知らんが、

どう見ても、金儲けじゃねぇ?

 

って疑りたくなることすらある。

 




 

特に日本人の方は、

ドクターが言ったことは絶対!

 

と思っている人が多く、

 

まだセカンドオピニオンと言うアイデアも

あまり定着していないので、

 

ドクターの言うがままに、

ズルズルと治療を続けている人もいる事実。

 

英語も分からず、専門用語もわからず、

ズルズル続けている人もいた。

 

(そんな人のお役に立てればと歯科お悩み相談を開いたが、

これも、とんだオチがついたので、

最後までブログ読んでね。)

 

 




 

前に、日米の治療の違いは、

 

 

アグレッシブ

  vs

コンサバティブ

 

 

と言う話をしたけれど、

 

日米の違い
アメリカでインプラントを入れる前に!

  所変われば品変わる?   外に出てみて、初めて中のことに気づく。     19年前に、アタシは外の世界、 アメリカにやって来た。   見るもの全て ...

続きを見る

 




 

アタシは日米でデンティストリーを見てきたので、

どっちのいいところも取りたいが、

 

基本はミニマム治療がベースで、

寝た子を起こしたくないタイプである。

 

寝た子は起こさない
歯医者で治療した後に歯が痛くなる?!(どうしたらいいの?)

    この世には、摩訶不思議なことって存在する。   自分の専門分野でも、 どうにも出来ないことにぶつかると、 もう祈ることしか出来ない。     ...

続きを見る

 

だから、派手に審美治療とかする治療には後ろ向きであるが、

 

歯周病予防や噛み合わせの改善に加え、

健康なスマイルのための矯正治療や、

 

骨吸収防止や咀嚼力の改善、

他歯に負担をかけないインプラント移植は賛成である。

 




 

しかし、このインプラントも、

何でもかんでもインプラントがいいとは思っていない。

 

じゃあ前振り長かったケド、

 

今日のお題であるシニア歯科治療について。

 

 

 

「私はまだ若いから関係ないわ!」

と思っている人も、

 

前述したように、

 

「老いは全ての生き物の定め」

 

誰もがいつかは老いるので、

ぜひ聞いていただきたい。

 

ちなみに、アメブロでは、日本が1989年から頑張っていた8020運動について、

その結果を、ちょっと触れてみました。

 

 




 

さて、本題に入りまして、

 

以前、知り合いの70代後半の方から相談があった。

 

「こりんごちゃん、貴方、歯医者で働いてるのよね?

 

実は、今行ってる歯医者が、

またインプラント入れるって言ってるのよ!

 

もうインプラント3本くらい入れてて、

あれやると、しばらくグッタリしちゃって、

 

しかも保険効かないじゃない?

もう何万ドル(数百万円)請求が来てたのよ。

 

その上、また他に3本入れるって言われて、

もう肉体的にも、精神的にも、

もちろん経済的にも、ちょっと厳しいんだけれど、

 

本当にインプラント入れる必要あるのかしら?

 

あの先生のこと好きだし腕もいいって言われてるから、

だからチャージが高くても仕方がないけど、

なんか、またインプラントって言われて、ちょっと躊躇してるのよ。」

 




 

出たぁぁぁ〜!!!

 

いかにもアグレッシブなアメリカのデンティスト!

 

いいですか?

まず、自分の信頼している先生でも、

何かしら、ちょっとこれは?って思ったら、

セカンドオピニオンを聞きに行こう!

 

この方も、信頼している先生とて、

アタシに相談して来たってことは、

そこに先生への疑いがあるわけで、

 




 

そもそも、チャージが高いから腕のいいドクターであるとは限らない!

 

マンハッタンは、土地が高いので、

デンティストの腕に限らずチャージが高い!

 

同じドクターで同じ処置でも、

マンハッタン以外のボーローや

郊外クリニックとかで値段が違うこともある。

 

これがマンハッタンプライスである。

 

これまで、マンハッタンにはいろんなビジネスオフィスが密集していたので、

マンハッタンで仕事のついでに治療する人も多く、

 

コンビニエンスな土地柄なので、

歯科治療費だけにかからわらず、

レストランの食事代や、エンタメチケット、

物品販売価格は、他の都市に比べて高くなっております。

 

(パンデミックっで、リモートワークになった人が、

マンハッタン離れしてしまい、

またデルタ新種の蔓延で、

オフィス再会が延期している会社もあり、

マンハッタンの歯科業界も大変だとは思いますが。)

 




 

もちろん、本当に腕の良い先生は、

値段を釣り上げても患者が来たがるので、

それでチャージが高いドクターも実際いますが、

それよっぽどのセレブドクターだよね。

 

おっと、また話しが逸れそうですが、

 




 

いいですか、70代半ば過ぎの患者様に、

インプラント移植をバンバン進めるドクターってどうなんでしょうか?

 

出前の「デンタルライフプラン」を考えましょう。

 

人生の寿命が90歳だとして、

現在、70代半ば過ぎで有れば、

あと10数年の間、

いかに健やかで楽しく暮らせるかを考えた時に、

 

人の寿命を図るような言い回しはしたくありませんが、

 

肉体的、精神的、経済的に、

苦痛な思いをさせてまでインプラントを入れることが、

果たしてその人のためになるのか?

 




 

40〜50代だったら、残りの人生40〜50年あると考えて、

インプラントを入れるメリットはありますが、

 

70〜80代で、どうでしょう?

 

アタシも、40代半で初のインプラントを1本入れましたが、

 

 

術後、多少の違和感は続きましたが、

個人的には大したことない処置でしたし、

入れてよかったとも思っています。

 

それが70代の彼女には肉体的に負担だと、

 

そりゃ40代と70代で、同じ処置をしても、

その体力やリカバリー力、骨の維持力だって違うし、

 

歳を取れば衰えて行くので、

心身ともに若い人に比べたら苦痛だと思う。

 

実際に苦痛で相談しに来てますからね。

 




 

40代で入れたから、

あと50年は使えると思いたいですが、

 

70代で入れたインプラントは、

そんなに苦痛な思いをして大金かけて、

あと十数年使って幕を閉じる。

 




 

もっと分かりやすい例えで言えば、

 

株投資の資産運用なんかも、

まだライフタイムが長い若い人には、

アグレッシブな運用を進めるけど、

 

ライフタイムが短くなって来ている中高年は、

モデラートな感じで勧めるよね?

 

不妊治療も、若くて卵の多い若い人には、

アグレッシブの高刺激法を勧めるけれど、

 

卵の数も減り薬に反応しづらくなっている高齢には、

低刺激法を勧めるよね?

 




 

もちろん、個人差もあるから、

全部がこのケースってことはないけれど、

 

若いとリカバリーが効くけれど、

歳をとれば、そのリカバリーも効きづらくなり、

体力も衰え、時間も短くなってくる、

 

若い時のような治療が、

必ずしも年取った時に通用するとは限らないのである。

 




 

そう言ったライフプランや、

個人の事情とか考えずに、

 

抜いた歯にはインプラント!

虫歯があれば、即治療!

 

とか、治療的に、間違ってはいないと思うけれど、

 

そう言ったトータル的なことを考えてくれるデンティストって、

あまりいない気がする。

 

いや、アタシが出会ってないだけかもしれないが、

 




 

治療すれば、治療した分はデンティストの儲けになるので、

ビジネスオーナーと言うデンティストが多い現状。

 

80歳のおばあちゃんに、

 

「レントゲンに黒い影があるから、

神経治療をした方がいい!」

 

と勧めていたデンティストがいたが、

 

「痛みも痒みもないので、治療はしません。

あと何年、生きられるか分からないから、

痛くなったら、また相談します。」

 

と言い切ったおばあちゃん。

 

アタシ、サイドチェアーで、

おばあちゃんの発言に心でガッチポーズしちゃったよ。

 

 

まさに寝た子を起こす治療はするな!

 

 

ってことである。

 




 

歳を取ると、体力も落ち、

骨も痩せ細るよう、

神経も痩せ細ったりするのよ。

 

10代、20代のレントゲンを見ると、

歯の中の神経が太く通っているけれど、

お年寄りの神経は細くなってること多い。

 

血管とかも歳を取ると細くなる。

だから細胞や皮膚が衰えて行くわけよ。

 

それで、感覚も鈍くなる。

変な話、痛みを感じづらくなる。

 

だから、これまた変な話で、

痛みなく機能するようであれば、

派手に無理のある処置はしなくていいのではないかと個人的に思う。

 

まさに、寝た子を起こさないってわけよ!

 




 

もちろん、早期発見、早期治療が大事なのは医科も歯科も同じである。

 

虫歯が小さいうちに治すれば、

神経にまで行かずに、神経治療をしなくて済むし、

最悪、炎症悪化で抜歯とかも免れる。

 

しかし寝た子を起こさない治療とは、

日々の管理がキチンと出来ていて当然を前提にしておりますので、

 

歯も磨かない、フロスもしない、

定期検診もしない場合は、話が別ね。

 

日本では痛くならないと歯医者に行かない人が多かったんだけれど、

痛みが出た時は、悪化してることの方が多いわけで、

 

これは、寝た子を起こさないために治療しなかったんじゃなくて、

単なるネグレクト、放置してただけね。

 




 

先日、やはり70過ぎたシニアが、

歯が痛いとやって来て、

虫歯が酷かったので、抜歯になったのだが、

 

そのあと、あれもこれも治した方がいいと、

お口全体の突貫工事が始まり、

何度も通院することになった。

 

新しい詰め物や被せ物、

そしてインプラントに神経治療、

 

歯科治療のフルコースである。

 




 

幸い、この方はお年の割には体力もあり、

経済的余裕もあるようなのでよかったが、

 

確かにレントゲンで黒い影があったり、

虫歯があれば治したい方がいいのではあるが、

 

虫歯があるからとブリッジを外したら、

古い治療だったのが、外したことでボロボロと崩れ、

逆に保存不可の可能性が出て来た。

 

ドクターの見解では、

こんなボロボロの歯を残しておくなんて、

 

外して正解!

 

って感じだろうが、

 

それをあえて今いじらなかったら、

症状は出ていなかったので、

もう数年、下手したら最後まで使えたかもしれないのにと、

 

もう、アタシの中では、

まさに、これ寝た子を起こす治療に映るんだよね。

 




 

中には、80代になってくると、

通院するのも大変になって来て、

治療途中で来れなくなってしまうこともあるので、

下手に大きな治療はしない方がいいのである。

 

そう言うことも、

もちろん歯科医師たちは把握しているのだけれど、

 

歯科医師もビジネスだから、

 

そしてその歯科医師たちから、給料をもらっているアシスタントは、

何か言える立場ではないのである。

 




 

だから、アタシは、患者さんにも、

もっとデンタルIQが高くなって欲しいと願っている。

 

これは歯科に限ったことじゃないけど、

 

そんなんで、歯科お悩み相談なんてのを始めたんだけれど、

読者様からご指摘頂きました。

 

「ライセンスもないのにメディカルアドバイスしてると、

法に触れる可能性がありますよ。」

 

あぁ、ガッカリだけど的を得てるよね。

 




 

自分的にはメディカルアドバイスなんて仰々しいものではなく、

何か困っている人がいれば助けになりたいなと、

これで一儲けしようとか思ってないし、

 

だけど無料でやってたら、

本当に人間、無料に弱いしエグい。

 

めちゃくちゃTake advantage を取られて、

相談者が殺到した。

 

そうか、無料情報はブログで発信して学んでもらえばいいけれど、

個人的な悩みは、有料でよろしくお願いします。

 

と思っていたのだが・・・

 




 

でも、読者様のありがたきご指摘!

 

そうですね、アメリカじゃライセンスもない

ただのアシスタントなので、

メディカルアドバイスなんて滅相もないんですが、

 

歯科お悩み相談は、

お悩みに応えて報酬を頂くのではなく、

 

デンタルチャットこりんごの部屋に変更で、

ワタクシ個人の時間への対価としての寄付と言う形で、

引き続き開催してゆきます。

 

NYこりんご歯科医院デンタルチャット。

  • アメリカでの歯の治療の悩み
  • アメリカので歯の保険の仕組み
  • 治療内容
  • 日米の歯科業界の違い

そんな世間話を、(←世間話( ̄∀ ̄))

歯科業界日米通算27年の経歴のワタクシが、

個人的にお聞きします。

 

こりんごへの寄付で$40よろしくお願いします。

メール$40 (1案件アンリミテッド)

電話チャット、30分$30、1時間$50

 

一般的なことは、

今後もブログで配信していきますので、

みんなでデンタルIQを高めよう!

 

お問い合わせはコチラ。

dentalhelpny@gmail.com

(寄付は、PayPalか、Zelleにて)

 




 

あ、今回の記事で、

じゃあ、老後は、歯科治療無理にするなってことではないのよ!

必要な処置やメインテナンスはしてくださいね。

 

年を取ってくると、手の動きが鈍ったりで、

口腔管理もままならなくなるので、

歯周病が心配よね。

 

歯がないと、食事が出来ない、

食事が出来ないと、栄養摂取が出来ないわけですから、

 

歯があって、噛めるということは、

健康に直結するからね。

これも、長生きの秘訣よ!

 




 

それでは、本日の動画は、

こちらは美容関連プロフェッショナル!

 

NYのヘアサロンで働くヘアスタイリストさんとの雑談で、

他業界の情報もGet!

 

皆様にもドドンとシェアしちゃうわよ!

 

 




 

そして、なんと遂にYouTubeのサブスクライバーが

760人に達成!㊗️

ありがとうございます!!!

 

1000人まで、あと240人!

コツコツ行くわよ!

 

応援よろしくお願いします!

 




 

NYこりんごラジオYouTubeチャンネルでは、

海外で頑張る人インタビュー以外にも、

今、コロナ禍のニューヨークの街の様子など、

毎日YouTubeでリポートしております。

サブスクライバー1000人目指しておりますので、

よかったら NYこりんごラジオYouTubeチャンネル登録してくださいっ!

 




 

それから、このブログにメアドを登録すると、

アタシがブログを更新するたびに届きます。

(ウザい?)

 

メアド登録して下さった皆様には将来的に、

何か面白いイベントやら、告知を日頃の感謝を込めて、

贈ることも検討中なので、

ぜひ、ブログの方もサブスクライブしてね。

 




 

    

 

 

-NYこりんご歯科医院

Copyright© NYこりんご , 2021 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.